「IPランドスケープ」という言葉をご存じでしょうか? 簡単に言うと、「知財(IP)情報を分析し、企業の経営や事業の次の一手を決めるための手法」のことです。
実は日本企業の特許出願数は、今でも世界トップクラスを誇ります。しかし残念ながら、AIや半導体、量子技術といった「政府が指定する戦略17分野(今後高い成長が見込める重点分野)」においては、中国や米国などの諸外国に一歩遅れをとっているのが現状です。
そこで今、国を挙げても推進されているのが「IPランドスケープ」です。
これまでの知財活動は、自社の技術を守るための「守りの知財」が主流でした。しかしこれからは、競合の動きや市場の隙間(空白領域)を分析し、自らビジネスを仕掛けていく「攻めの知財」へと変革していく必要があります。
とはいえ、「自社だけで取り組むのはハードルが高い……」と感じる方も多いかもしれません。 実は、公的機関であるINPIT(工業所有権情報・研修館)では、公募型の「IPランドスケープ支援事業」を行っています。専門家の力を借りながら実践できる心強い制度ですので、まずはこうした支援策の活用から検討してみてはいかがでしょうか。(カモミール)
※「IPランドスケープ」は登録商標です。
「経営戦略に資するIPランドスケープ実践ガイドブック」について | 経済産業省 特許庁
[INPIT]IPランドスケープ支援事業 | 独立行政法人 工業所有権情報・研修館