夏は全国各地で様々なお祭りが開催されますが、中でも私が以前から興味を持っているのは、「青森ねぶた祭」です。今年初めて「青森ねぶた祭」に行き、ハネト(跳人)として参加することができました。
ねぶた祭は、特に青森県を中心に各所で行われていますが、今回参加した「青森ねぶた祭」は、毎年8月2日から7日にかけて青森市で開催されています。東北三大祭りの一つとされ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
この祭りは、「ねぶた」と呼ばれる巨大な灯籠が中心となり、太鼓と笛と手振り鉦の囃子方や、「ラッセラー、ラッセラー」という掛け声をかけながら場を盛り上げるハネトなどで構成され、多い日で20を超える団体が市内を練り歩きます。ハネトは正装すれば予約なしで誰でも参加でき、スケールの大きな祭をより一層楽しむことができます。今年は6日間でおよそ11万7000人が、ハネトとして参加したそうです。
昼間のねぶたも圧巻ですが、夜、火の入った巨大なねぶたが動き回るのを見ると、とても感動しますよ。
青森ねぶた祭の期間以外でも、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で今年のねぶたの一部を見ることができます。また、EXPO2025 大阪・関西万博では、今年ねぶた大賞を受賞した北村麻子さん作の『鬼子母神(きしぼじん)』が展示されるそうです。
さて、「青森ねぶた祭」に関してJ-PlatPatで調べてみたところ、「肉製品,加工水産物,加工野菜及び加工果実,豆乳,豆腐,凍り豆腐,油揚げ,こんにゃく,納豆」を指定商品として、1986年11月27日付で商標登録されていました(登録第1909292号)。権利者は、青森ではおなじみの「ねぶた漬」を製造するヤマモト食品です。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-1984-043580/40/ja
この「ねぶた漬」、愛知県では日進市に設置された自販機で購入することもできます。(シスぞう)