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#商標】
こんにちは、ヒロです。
「MAGNA-TILES」というおもちゃで子供がよく遊んでいます。
四角形または三角形のプレートの各辺に磁石が設けられていて、辺同士をくっつけることで平面や立体の色々な形にすることができます。強すぎず弱すぎず、ちょうど良い強さの磁力のため、手の力が弱い子供でも簡単にくっつけたり外したりして遊ぶことができます。
パッケージの「MAGNA-TILES」の右肩に、登録商標を示すマーク(丸で囲ったR)があります。
「MAGNA-TILES」は米国の商品のため、USPTO(米国特許商標庁)のTESS(Trademark Electronic Search System)で調べてみたら、文字商標「MAGNA-TILES」についていくつか登録されていました(登録番号:2654320、5622354、6247284、6323690)。
そのうち登録番号が2654320のものは、指定商品・指定役務(Goods and Services)が「Manipulative toys, namely, blocks and puzzles(操作玩具、つまりブロックとパズル)」、出願日が「2002年2月6日」、登録日が「2002年11月26日」、現商標権者が「MVW HOLDINGS, INC.」となっています。
「MAGNA-TILES」について日本で商標登録されていないかJ-PlatPatで調べてみたところ、登録番号「第5816110号」で登録されていました。こちらは、指定商品又は指定役務が「知育玩具,ブロックおもちゃ,積み木(おもちゃ)」、出願日が「2015年7月2日」、登録日が「2015年12月25日」、商標権者が「ピープル株式会社」(東京都中央区)となっています。
さらに調べたところ、「MAGNA-TILES」は、ピープル株式会社が1992年に日本で販売開始した「ピタゴラス」という知育玩具の米国版(MVW社(前バルテック社)より1997年に販売開始)であるということがわかりました(ピープル株式会社:ピタゴラスとは?)。
なお、商標「ピタゴラス」については、ピープル株式会社により1991年12月25日に日本で出願され、1995年5月31日に登録されています(登録番号:第2707566号)。