私たち事務所の所員が受けている定期健康診断で、今年からがんリスク検査「マイシグナル」(商標登録第6548820号)がオプション検査として新たに加わりました。
この検査は、尿に含まれるマイクロRNAを解析して検査するもので、男性では肺がん、胃がん、大腸がん、食道がん、膵臓がんの5種、女性ではさらに卵巣がん、乳がんを加えた7種のがんリスクを早期発見できるというものです。私が初めて受検してみたところ、下の写真のページに続き20ページもの検査結果報告書が送られてきました。
検査を運営しているCraif株式会社は、国立大学法人東海国立大学機構(名古屋大学)発ベンチャー企業です。酸化亜鉛ナノワイヤを用いたエクソソーム抽出デバイスを用いることで、少量の尿から多種類のマイクロRNAを検出することが可能になりました。特開2020-92688号公報及び特開2023-123592号公報(分割出願)に開示された「マイクロRNAを含む体液抽出物」の発明がこの技術に関するものと推測されます。
マイシグナル検査が広く普及し、多くの人ががんリスクを早期発見することにより健康寿命の延伸につながることを期待します。(コナン)
(参考サイト)
https://misignal.jp
https://craif.com