当事務所の取り組み

  • 2020年04月30日

~コロナ感染拡大防止に伴う緊急事態における活動について~

 当事務所とお客様との間の業務については、コロナ感染拡大防止策を明確にし、所員の在宅ワーク、ウェブ会議、当事務所本社活動を通じて、コロナ前と緊急事態期間でシームレスな業務活動を遂行しています。
 当事務所においては、在宅勤務、時差通勤、テレワークを取り入れ、早い段階で、手洗いの奨励、消毒用アルコールの設置及び希望者への配布、マスク着用、定期的な換気などを行っています。
 経済活動については、停滞を避けるべく、コロナ後の新たな社会構築に繋がる貢献活動に知恵の創出と努力は惜しみません。一例として、近隣の飲食店からのテイクアウト利用等で応援を行っています。
 これ以上の感染拡大はなんとしても防止しなければなりません。ここに人類の共生を持続するために最善を尽くして参りますことを表明いたします。
 不明な点、ご質問などございましたら当事務所までご連絡ください。
2020年4月30日
          服部国際特許事務所 所長 服部雅紀

必要は発明の母

  • 2020年04月30日

#発明

スイマーです。
新型コロナの影響で、世界中でマスクや医療品の不足が叫ばれている中、日本のいろいろな企業がそれらの製造に乗り出しています。
その中にはその企業独特のノウハウが生かされた製品もあるのではないでしょうか。
今まで思いもしなかった工夫が凝らされた物もあるかもしれません。
こんな時、思い出すのは「必要は発明の母」という言葉です。
何か出来ることは無いか?いつも頭に留めておきたいと思います。

イソジンのど飴

  • 2020年04月22日

#商標

のどをリフレッシュさせたい時に、よく「のど飴」を食べます。
先日、登録商標と書いてある「イソジンのど飴」を見つけました。

「イソジンのど飴」は、うがい薬「イソジン」を作っている、ムンディーファーマの登録商標になっていました。
J-Plat-Patで調べてみると、登録番号第6163023号、指定商品医薬用トローチ、トローチ(菓子)等で、商標登録されています。

この会社は、感染症の原因となるウィルスや細菌に対し殺ウィルス・殺菌効果のあるうがい薬や、きず薬、イソジンウォッシュなどのほか、「のど飴」を作っていることにびっくりしました。
詳しくは、以下ご覧ください。
https://www.isodine.jp/products
(ラズベリー)

NO! あおり運転

  • 2020年04月15日

#実用新案

 2019年8月、常磐自動車道で急な車線変更や減速を繰り返す「あおり運転」により後続車を停止させた容疑者が運転席の窓越しに被害者の運転者を殴打する事件が報道されました。あおり運転は、重大事故につながる危険行為として取り締まりが強化されています。全国の警察が2019年に道路交通法違反(車間距離不保持)で摘発した件数は、1万5千件に上っています。(下記リンク参照)

  https://diamond.jp/articles/-/233603

 実用新案登録第3224561号(2019年10月17日出願、12月4日登録)には、あおり運転被害に遭った場合に適切な対処を取ることができる「あおり運転者に対する情報伝達具」の考案が開示されています。この情報伝達具は、常磐自動車道の事件のような場面で、車内にいる運転者が外から歩み寄ってきたあおり運転者に見せるメッセージシートです。「ドア・窓は開けられません!」のようなメッセージがシートに書かれています。この情報伝達具を車内に常備しておけば、不意にあおり運転被害に遭った場合でも冷静に適切な対処を取ることができるというものです。理想的には、このような道具を使わなくても、常に安心して安全、快適に車を運転できる社会が実現されることを願います。(コナン)

弁理士の紹介

  • 2020年04月10日

#弁理士

 昨年弁理士試験に合格した当事務所の井上博之が、4月8日に弁理士登録されました。登録番号は第22147です。

 大学では人工知能を含む情報工学について学び、前職にて6年程度、システムエンジニアとしての業務経験があります。

 当事務所に入所してから10年以上、主に機械、制御分野の特許出願書類および中間対応書類に関する業務を担当しています。

 また、当事務所に在籍中、大手企業の知的財産部への出向経験があります。

井上弁理士は、特に機械、制御、情報分野を中心として幅広い分野に対応可能です。

 保有資格等:第二種情報処理技術者試験合格、情報セキュリティアドミニストレータ試験合格、TOEIC 815点。
(広報チームより)

チョコパウンドケーキ

  • 2020年04月08日

#特許

 私のお気に入りのチョコパウンドケーキのレシピを紹介します。

 材料:バター100g、チョコレート150g、砂糖75g、卵3個、小麦粉100g、刻みチョコレート30g、ベーキングパウダー3g

 バターとチョコレートを泡立て器で混ぜた後、さらに砂糖を加え、全卵液を2~3回に分けて混合します。次に小麦粉、ベーキングパウダー、刻みチョコレートをサクッと混ぜて生地を作ります。この生地をパウンド型に入れて、オーブンで温度180℃、45分間で焼き上げます。仕上げに、シュガーパウダーをお好みでどうぞ。なお、お菓子や料理のレシピは特許権取得可能です。

(↓上記レシピとは無関係ですが、お菓子の特許の一例を紹介します。)
特許第6449062号 【発明の名称】焼き菓子の製造方法 【特許権者】日清食品ホールディングス株式会社
(バレリーナ)

「のりたま」と「ごましお」

  • 2020年04月01日

#商標

 我が家のお弁当生活を支えているふりかけ、丸美屋食品の「のりたま」と「ごましお」。

 「のりたま」の袋の裏面に、初代のパッケージデザインが載っていたので、気になって商標を調べてみました。

 「のりたま」は、初代はないものの、いくつかのパッケージデザインやロゴが商標登録されています。一方、「ごましお」は、「ゴーゴーごましおくん 手のりごまピー」のみで、「ごましお」そのものでの商標登録はありませんし、丸美屋食品以外のメーカーからも「ごましお」の商品名で販売されています。「ごましお」については、「出願しても登録にならない商標(商標法第3条第1項)」にあたり、商標登録ができないと考えられます。

 ちなみに、「のりたま」か「ごましお」か。我が家では、私以外は「のりたま」派、私は「ごましお」派です。(マロン)