2月の初めに自宅の給湯器が故障したので、買い替えをしました。
2010年に初めて導入したエコキュートの買い替えです。
予兆もなく突然故障したので、メーカーや機種等を検討する時間もなく、業者に最短で設置可能なものを提案いただき、5日後には設置完了しました。
エコキュートといえば、環境にもお財布にも優しいというイメージがありますが、もう少し詳細を知りたくてこの機会に調べてみました。
Wikipediaによると、エコキュートの正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」で、「エコキュート」の名称は、日本の電力会社・給湯機メーカーが使用している愛称で関西電力の登録商標とのこと。デンソーなどの基本特許を基に、2001年4月、株式会社コロナ (CORONA CORPORATION)が世界で初めて発売し、弊所顧客のデンソー様が開発に関わっていることを知り俄然興味が湧いてきました。
さらに調べてみると、自然冷媒の二酸化炭素(CO2)を使ったカーエアコンの開発を目指す研究技術が、次世代給湯システムの研究をしていた電力中央研究所の研究者と、新たな製品開発を模索していた東京電力の調査チーム員の目に留まり、異業種3社による「自然冷媒によるヒートポンプ式給湯器の共同開発」が始まったそうです。(詳しくは以下サイト参照)
デンソーエコキュート開発物語|テクノロジー|自然冷媒給湯機エコキュート | デンソー (denso.com)
エコキュートのメリットの1つとして注目すべきなのは、非常用取水栓を備えているため、災害時などで断水した際、タンク内の水を生活用水として使用可能という点です。
ダイキンの公式サイトでは、370Lの貯湯タンクの場合、4人家族で約3日分の非常用水が使用可能と紹介されています。
エコキュートで災害に備える|エコキュート|ダイキン工業株式会社 (daikin.co.jp)
環境負荷を減らし、光熱費を抑え、減災にも役立つエコキュートはますます普及していくことでしょう。
ところで、エコキュートの「キュート」が「給湯」をもじっていることはご存じでしょうか。私は全く気づいていませんでした!とてもよいネーミングですよね♪(カカオ)