スイマーです。
名前の通り泳ぐ事が好きなのですが、ここのところ全く泳ぎに行けません。
無心で泳いだ後に浴びる温水シャワーは、染みるように優しかったなぁと思い出し、再びプールに通う機会を探っています。
さて、そのシャワーは19世紀後半にフランスで発明されたもののようです。
最初はパイプに穴を開けたものだったようですが、1920年代に今のシャワーヘッドが発明されると一気に普及していきました。便利で快適なものは広がるのも早いですね。
スイマーです。
名前の通り泳ぐ事が好きなのですが、ここのところ全く泳ぎに行けません。
無心で泳いだ後に浴びる温水シャワーは、染みるように優しかったなぁと思い出し、再びプールに通う機会を探っています。
さて、そのシャワーは19世紀後半にフランスで発明されたもののようです。
最初はパイプに穴を開けたものだったようですが、1920年代に今のシャワーヘッドが発明されると一気に普及していきました。便利で快適なものは広がるのも早いですね。
冬から春にかけて、スーパーなどで「デコポン」をよく見かけます。頭部がこぶのように出ている見た目が特徴的で、甘くて美味しいので買うことがあります。デコポンにそっくりな見た目で「不知火(しらぬひ、しらぬい)」という商品も見かけます。
「デコポン」と「不知火」は、どちらも「清見」と「ポンカン」を交配させて生まれた果実ですが、「デコポン」は、熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)の登録商標(登録2495156号)であるのに対し、「不知火」は普通名称です。
名前にとてもインパクトがあるので、頭部にこぶがある柑橘を見ると、つい見た目だけで「デコポン!」と言ってしまいがちですが、「デコポン」は、「不知火」の中でも糖度13度以上、クエン酸1.0%以下などの品質基準を満たさなければならず、さらに、許諾を受けた農業団体でなければ「デコポン」の商標を使用することはできません。
なお、1991年3月1日に熊本県から初めて「デコポン」が出荷されたことにちなみ、3月1日は「デコポンの日」として日本記念日協会に登録されています。「デコポン」は、愛知県や三重県でも生産されています。(シスぞう)
JA熊本果実連 – 商標について
JAグループ熊本 – 登録商標「デコポン」不正使用に注意
Wikipedia – デコポン
J-PlatPat – 商標登録2495156号
最近様々なところで目撃にするようになったキャラクターの「ちいかわ」を紹介します。「なんか小さくてかわいいやつ」の省略でイラストレーター・ナガノによる漫画作品です。漫画が投稿されているちいかわのTwitterアカウント(おそらくナガノの別垢)はフォロワーがなんと195.7万人!(2023年3月8日現在)フォロワー数から人気ぶりがわかりますね。主人公のクマのキャラクターが「ちいかわ」といいます。
*商標登録6462301の公報より
オリジナルグッズショップ「ちいかわらんど」(常設店)は全国に7店舗あり、「めざましテレビ」では毎週金曜日7時40分頃にはちいかわのアニメも放送されており、サンリオや少年ジャンプなど他のキャラクターや、サントリーやファミリーマートなど大手企業ともコラボレーションをするほど人気なちいかわならきっと商標登録されているのではないかと思いJ Plat-Patで検索したところ「ちいかわ」は2件ヒットしました。(登録6462303号、登録6649263号)
また、2件の商標権利者が同じだったので商標権利者名で検索したところ9件ヒットしました。(その内ちいかわに関係していたのは4件)
私もすっかり大ファンになっていて、今ではTwitterで漫画を読み、アニメをリアルタイムで視聴し、コラボレーショングッズなどを探し回っています。ちなみに私の推しはちいかわの友達のうさぎです。(うさぎ)
300人の高校生FWから299人を蹴散らして1人の世界的ストライカーを選ぶという大人気サッカーアニメ「ブルーロック」。商標を調べてみると、タイトルの「ブルーロック」だけでなく、五角形を5つ並べた「あのマーク(*)」も図形のみで商標登録されていました(登録6673890、色彩あり、登録日:2023/2/21)。確かに、これを見ると「ブルロだ!」と思いますので、納得です。
*写真の「LOCK」のロゴ中、「O」の部分。商標では単色の青。
この商標の出願経過を見ると、拒絶理由通知に対して手続補正をしており、指定商品・役務中、第14類「宝玉の原石」に係る記載を削除しています。奇しくも、作中で、ブルーロック(“青い監獄”)代表・絵心甚八が、集められた高校生ストライカー達のことを「才能の原石共」と呼んでいることに、因縁めいたものを感じずにはいられませんでした。(マロン)
最近、新聞で気になる記事をみかけましたので紹介します。『ガス中毒「特効薬」期待』(副題:同志社大学開発 COなど解毒化合物)という記事です。
火災ガス中毒「治療薬」開発 同大など(読売テレビニュース)
記事によると、一酸化炭素(CO)やシアン化水素によるガス中毒を解毒する化合物を、同志社大学の北岸宏亮教授(有機化学)らのチームが開発したとのこと。火災で死因の多くを占めるガス中毒に対する「特効薬」として、救急現場などでの実用化を目指すとしています。
北岸教授が所属する同志社大学のホームページにもプレスリリースが載っています。この研究成果は米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載予定で、オンラインでは日本時間2023年2月21日に公開されるようです。論文へのリンクも紹介されていますので、興味のある方は覗いてみて下さい。オープンアクセス論文なので無料で閲覧可能、ダウンロードもできます。
記者発表があったということはすでに特許出願された筈と思い、特許庁の公報検索システムJ-PlatPatで公報を検索してみました。するとその名も「シアン解毒剤」という登録公報がありました。意外なことに権利はすでに消滅し、パブリックドメインとなっています。
・「特許第5619500号」(2010年7月12日出願、2014年9月26日登録、2019年9月26日年金不納による抹消)
また、Googleで検索すると、2010年頃から北岸教授ら同志社大学のグループや川口章教授ら東海大学のグループが火災時に発生する有毒ガスに対する解毒剤の研究を進めてきた経緯があるようです。つまり、かなり前から研究が進められてきている化合物の最新版が発表され、今回の記事となったようです。
解毒剤というと地下鉄サリン事件で知られるようになったアトロピンを連想してしまいますが、一酸化炭素中毒にも解毒剤があり得るのか!と少し意外な感じがしました。
火事などで発生する一酸化炭素は無色無臭で、いつの間にか死んでしまうという恐ろしいイメージがあります。少しでも早く救急現場での解毒剤使用が実現し、一人でも多くの人命が助かるように願わずにはいられません。(blink)