親しみやすいネーミング

  • 2023年12月26日

#商標

 今月、弊社顧客のサン・シールド株式会社様が、クレーン作業のシミュレーションアプリをリリースされました。
その名も「つったろう」。

 このアプリは、現実空間にクレーンをARで表示し、様々なシミュレーションを可能にするもので、「作業予定地にクレーンが配置可能か」、「障害物に当たらず作業可能か」等、実物のクレーンでの事前の検証が難しい場面での活用が想定されています。
 クレーン作業というと、関係者以外は少々とっつきにくい印象があると思いますが、「つったろう」というネーミングのおかげで、気軽に「ダウンロードしてみようかな」と思う人もいるのではないでしょうか。
アプリの内容を示しつつ、親しみやすく覚えやすい、大変すてきなネーミングだと思います。

 実際にアプリをダウンロードしてみたところ、ゲーム感覚でシミュレーションを楽しむことができました。自身のスマホで簡単にARを体験できるとは、驚きです。

サン・シールド

 アプリを操作する際、上記ロゴマークをARマーカーとして使用します。
アプリ名の「つったろう」と上記ロゴマークは、弊所が出願代理をさせていただきました。「つったろう」は現在出願中(商願2023-079991)で、ロゴマークは2023年12月11日付で登録(登録第6761123号)となっています。   (さくらもち)


御社も大事な商品・サービス名を商標登録しませんか?
商標登録に関するご相談、ご依頼は、こちらからお気軽にどうぞ。
もちろん個人のお客様も大歓迎です。

App Store「つったろう」:
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%A4%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8D%E3%81%86/id6473239438
※App Storeでのみ取り扱いがあります。

AIに関するセミナーと特許出願

  • 2023年12月22日

#特許

 日本弁理士会東海会では、2024年1月26日(金)に名古屋観光ホテルにて東海会開設日記念セミナーを開催します。今回のテーマは、最近注目されているAI(人工知能)です。
https://www.jpaa-tokai.jp/activities/seminar/chizaiDetail_2941.html

AI

 AIに関する発明には次の3タイプがあると言われています。
(1)AIアルゴリズム発明:AI技術のアルゴリズムそのものについての発明
(2)AI利用発明:完成したAIアルゴリズムを利用する発明
(3)AI出力発明:AI学習モデルにより出力された最適なパラメータを特定する発明

 この中でも(2)AI利用発明はあらゆる技術分野で多く出願されています。私も今年(2023年8月)、AI利用発明の特許出願を担当しました。クレームの記載にあたっては、AI関連技術等に関する「特許・実用新案審査ハンドブック」事例集を参考にしました。一般にAI発明のクレームでは、「機械学習」、「教師データ」、「学習済みモデル」等の用語を用いて発明が特定されます。AI技術により、従来技術には無い新しい着眼点で様々な工夫をすることで、AIに関する知的財産権の可能性は今後ますます広がると期待されます。(コナン)

ネーミングの重要性

  • 2023年12月13日

#商標

先日、「日本ネーミング大賞2023」の受賞結果が発表されました。
今年で第4回の開催を迎えた本アワード、今年の最優秀賞は歌声合成ソフト「初音ミク」でした。

応募対象は、対象期間の1年間に生み出されたネーミングに限らず、この期間に日本国内で販売または提供されている「商品名」「サービス名」「社名」等ということで、受賞ネーミングには馴染みのあるもの、懐かしさを感じるものもありました。
また、「商標登録」されていることが応募の必須条件です。

常設賞のなかに「地域ソウルブランド部門/賞」というものがあり、毎年戦略エリアを設定して地域経済の活性化を図るべく多数のエントリーを促しています。今年は福岡県で、昨年は沖縄県、一昨年は北海道でした。愛知県が戦略エリアとなった際には、地元企業の皆様で多数エントリーして地元を盛り上げていただきたいものです。

ペン

新しい商品やサービスを開発したら、想いをこめた「ネーミング」でドレスアップして世界へ発信していくことが重要です。
弊所では生み出した大事なネーミングを商標登録するお手伝いをします。そのネーミングと似たものが競合する企業で既に使用されていないか事前に調査しネーミングの見直しのための助言をすることもできます。
お気軽にお問い合わせください。

ちなみに、個人的な感想になりますが、審査委員特別賞を受賞した「レンタルなんもしない人」、ちゃんと商標登録されていることに驚きました♪(カカオ)
日本ネーミング大賞 (j-naming-award.jp)

名古屋・栄 中日ビル

  • 2023年12月06日

#商標

名古屋の繁華街というと名古屋駅と栄の2つが挙げられますが、現在栄は、目覚ましい再開発により活性化している名古屋駅に後れを取っています。
理由の一つは、栄は、老朽化したビルが多くその取り壊しと建て替えを行っている最中であり、商業施設/店舗が全体的に少なくなりそれに伴い集客も少なくなっているという事です。

その建て替え中のビルの一つに「中日ビル」があります。
1966年に建てられ長年名古屋のレトロ感あふれるビルとして親しまれていましたが、建て替えにより2024年春グランドオープンします。

名古屋栄 中日ビル 名古屋栄 中日ビル

複合ビルとして、地下1階から5階・7階にはショップとレストラン、その他ホテル、ホール、屋上広場、オフィスになります。
7階の屋上広場は憩いの場として、栄の街並みを見渡すことができ、人気スポットとなること必至でしょう。
(タイム)

●中日ビル公式サイト
https://chunichi-building.jp/

●関連商標(J-PlatPatより)
商標権者 :中部日本ビルディング株式会社
登録商標(標準文字):これからも、まちとサカエる。
登録番号 :商標登録第6698883号
登録日 :令和5年5月17日
(上記URL)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2022-135505/41DB6D48172104020DBBB54A428156D99454BB5AE423959C1508690DC2257226/40/ja