ほたリウム

  • 2021年05月28日

#商標

夜が短くなり随分日が長くなり、徐々に夏に近づいています。名古屋は梅雨に入り、空を見上げるとどんよりとした曇り空。まばゆい陽光は影をひそめ、街の樹木は雨に濡れそぼち、雨粒を通し多彩な緑を我々に見せてくれます。
虫たちも、季節に寄り添うように新たなメンバーが登場し、四季の移ろいを感じます。

ところで、皆さんは蛍の鑑賞シーズンが梅雨の時期であることはご存知ですか?
どのような場所に蛍が生息できるのか、よく知られているのは水がきれいであること、水流が穏やかであること、暗く静かであること、など昔の自然の原風景のまま時が流れているような場所のようです。
ですが、東武動物園では1年を通して蛍を鑑賞できる世界初の「ほたリウム」という施設があるようです。(タイム)

●商標:ほたリウム
商標登録番号 :第4870447号
登録日    :平成17(2005)年 6月 10日
権利者    :東武鉄道株式会社

●東武動物園 ほたリウム
https://www.tobuzoo.com/zoo/feature/hotariumu/

昔の薬

  • 2021年05月19日

#商標

 こんにちは、ヒロです。
 先日実家に帰ったとき、古い箪笥の奥から出てきた昔の薬を見せてもらいました。袋を振ると、カラカラと薬の粒が袋に当たる音がしました。

 袋の表面に記載されている「BAOF」、「バオーフ」、「Ristoma」、「リストマ」でインターネット検索してみましたが、該当する薬の情報は見つかりませんでした。
 「BAOF」の袋に記載されている「Gastritis」、「Magendarmkatarrk」をGoogle翻訳してみたところ、ドイツ語で「胃炎」、「胃腸障害」と訳されました。「Ristoma」の袋の「Anamie」、「Herzklopfen」は、「貧血」、「動悸」と訳されました。これらの症状を緩和または治療するための薬のようです。

 袋の中に入っていた紙に「昭和15年」(1940年)と書かれていたので、80年ほど前の薬ということがわかりました。祖父母か曽祖父母の代で使用されていたのでしょう。

 袋の裏面には「薬價金五圓」(薬価金五円)と記載されています。日本銀行の下記ページを参考に当時の五円を今のお金に換算すると約二千円になりました。
「昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?」(日本銀行)
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/j12.htm/

 「九州理化学製剤所」についてもインターネット検索してみましたが、該当の製剤所はヒットしませんでした。この製剤所は、今はもう存在しないようです。

 袋の表面に「TRADEMARK」の文字とともに表示されている龍の図形について商標登録されていないか、J-Platpatで商標検索してみました。
 「図形等分類」の欄に「24.11.17」(龍)と「4.3.3」(ドラゴン)を入力し検索したところ、龍(ドラゴン)の図形を含む商標が1201件ヒットしました(2021/5/12時点)。さらに、「類似群コード」の欄に「01B01」(薬剤等)を入力し条件を追加して検索したところ、62件に絞り込まれました。しかし、この62件の中に、袋の龍の図形と同一または類似の登録商標はありませんでした。当時は商標登録されていたのかもしれませんが、今は登録されていないようです。

 薬剤師をしている義妹がこの薬に興味をもち、「調べてみたい」とのことで、この薬は今、義妹の手元にあります。
 この薬について何か知っている方は、コメント欄からご連絡いただけると嬉しいです。

ご報告

  • 2021年05月14日

 元従業員アレクシッチ裕子氏が外部労働組合の支援を受けて弊社に対し行った争議は2021年3月に和解により解決しましたのでご報告します。

 ご相談ご支援いただいたすべての関係者の皆様には、感謝を申し上げます。

以 上 

ペコちゃん人形焼

  • 2021年05月12日

#商標

 先日、株式会社不二家の「ペコちゃん人形焼」という、とてもかわいいお菓子に出会いました。その名のとおり「ペコちゃん」の顔を象った人形焼で、つぶあん、こしあん、カスタードクリームなど数種類のフレーバーがあります。私は、期間限定の「宇治抹茶」を選んだのですが、ふんわりした生地に抹茶のクリームがマッチしていて、とてもおいしかったです。今度、他のフレーバーも買ってみようと思います。

 この商品に関連した商標があるかJ-PlatPatで検索すると、「GINZA FUJIYA ペコちゃん 人形焼」という商標が、指定商品「人形焼」で、登録されていました(登録第6368159号)。下記写真の、商品パッケージ上部に使用されていますね。(さくらもち)

永遠に留める

  • 2021年05月07日

#発明

国立国会図書館ホームページ内電子展示会のページに「写真の中の明治・大正」というコーナーがあります。

よく知っている街の古い姿や道を行く人々がたくさん写っていて、この時代まだ珍しい写真機を使って目に映るものを永遠に留めようとした情熱が伝わってきます。

ウィキペディアによると写真の発明は1827年にフランス人ジョゼフ・ニセフォール・ニエプスによるものとあります。それまでも投影機として写真に似たものはありましたが、映像を留める事は出来ませんでした。
(スイマー)

写真史 – Wikipedia
電子展示会 | 国立国会図書館-National Diet Library (ndl.go.jp)

コロコロ

  • 2021年05月06日

#商標

5月6日は、「コ(5)ロ(6)コ(5)ロ(6)」の語呂合わせから、日本記念日協会に「コロコロの日」として登録されています。
これは、株式会社ニトムズが開発した、粘着カーペットクリーナー「コロコロ」の商標出願から25周年を記念して、2010年に制定されたものです。

とても単純なネーミングですが、発売当初は別の商品名だったそうです。しかし、手軽にお掃除できるアイテムとして、「コロコロ」といえば誰もが粘着カーペットクリーナーのことと認識するのが面白いですね。(シスぞう)

「コロコロ」の商標は、1985年2月20日に出願され、1987年5月29日に登録されています。
J-PlatPat 商標照会 コロコロ

※「コロコロ」は、株式会社ニトムズの登録商標です。