ラグビーワールドカップ出場チームのエンブレムについて

  • 2019年10月30日

#商標

 ラグビーワールドカップ2019日本大会が大きな盛り上がりを見せています。
日本は残念ながら準々決勝で南アフリカに敗れましたが、ベスト8入りという大きな目標を達成しました。素晴らしいプレーで多くの感動をくれた選手に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 さて、皆さんは、ワールドカップに出場している各代表チームのエンブレムを見たことはありますか?日本代表は桜を、オーストラリア代表はワラビーをモチーフにしているなど、エンブレムにはそれぞれの国・地域の特徴が現れているため、調べてみると面白いですよ。

 写真は、私が所有するジャージで、胸元にはニュージーランド代表ALL BLACKSのロゴマークが刺繍されています。
この「ALL BLACKS」の文字のロゴは、1995年に区分第25類、指定商品 被服(但し、洋服・コート・和服を除く。)で日本特許庁に商標登録(第2711380号)されています。
また、シダのマークは、最も古いもので2002年に区分第25類、指定商品 被服等 で商標登録(第4534992号)されています。

 皆さんもお気に入りのチームのエンブレムが商標登録されているかどうか、J-PlatPatで検索してみてはいかがでしょうか。https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
(さくらもち)

暗くなるヘッドランプ

  • 2019年10月23日

#特許

 普段何気なく目にする特許製品について紹介します。今回紹介するのは、車用の「ヘッドランプ」です。夜間、交差点に近づくと暗くなるヘッドランプ、こんな発明が特許(特許第5770007号)になっています。
 通常、夜間走行時は事故防止のためヘッドランプが交差点を明るく照明します。ところが、夜間、カーナビの位置情報に基づいて交差点を検出すると、車両が交差点で停止するまで、このヘッドランプは交差点の内側を暗くします。怖いですよね、必ず停車しますよね。それが発明の狙いです。(チョビ)

東洋のエジソン

  • 2019年10月16日

#今日の発明

10月16日は、日本の発明家である田中久重の誕生日です。
江戸時代後期から明治にかけて活躍し、のちの東芝となる田中製造所を明治8年に設立したことで知られています。
「東洋のエジソン」との異名を持ち、折りたたみ式の懐中燭台や万年時計を考案したほか、当時流行していた「からくり人形」の新しい仕掛けを次々と考案したことから「からくり儀右衛門」とも呼ばれ、現存する「弓曳童子」と「文字書き人形」は、からくり人形の最高傑作といわれています。
2体ある「弓曳童子」のうち1体は、愛知県名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館によって所蔵されています。
アメリカにあった「文字書き人形」は、平成17年に開催された、「愛・地球博(愛知万博)」で展示されました。(シスぞう)

文字書き人形
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/田中久重

コーヒーフィルター

  • 2019年10月10日

#特許

スイマーです。
コーヒーが好きです。休日は自分で豆を引きドリップして飲んでいます。
その時に必ず使うのが紙のコーヒーフィルターです。
これはドイツのメリタ・ベンツさんが1908年に特許を認められたものが始まりで、その後、彼女はコーヒー関連の会社を興しました。
コーヒー好きならきっと誰もが知っている会社ですね。

Logo Melitta (Unternehmen)

図はメリタの登録商標です。

休日パテントセミナー2019in名古屋

  • 2019年10月04日

#弁理士】 【#知財イベント

 「休日パテントセミナー2019in名古屋」は日本弁理士会東海会主催の知的財産権制度に関する市民講座です。本年度は2019年9月から2020年1月まで5回開催されます(第1回は終了しました)。第4回(2019年12月14日(土))の「意匠権について~製品のデザインを知的財産権で保護する~」の回では、当事務所の岡田康一弁理士が講師(後半)を担当し、意匠法の改正、意匠審査基準の改訂、意匠権に関する裁判例等を紹介する予定です。日時や会場の詳細、参加申込みは日本弁理士会東海会の下記ホームページをご参照下さい。(コナン)

http://www.jpaa-tokai.jp/topics/detail_557_0_1.html