補助犬のイベント

  • 2023年07月28日

#商標

少し前、近所の商業施設で開催された、「補助犬について、知ろう!学ぼう」というイベントに行ってきました。
「人をサポートする犬」というと盲導犬のイメージが強いかと思いますが、身体の不自由な方をサポートする介助犬、耳の不自由な方をサポートする聴導犬も活躍しています。

イベントでは、広い商業施設内に、盲導犬、介助犬、聴導犬それぞれのブースが設けられ、それぞれの犬たちが、どのように人をサポートするかといった実演をしていました。

盲導犬のブースでは、盲導犬と歩く体験が可能で、私も参加してみました。
“アイマスクをして、まっすぐ歩き、Uターンして、イスに座る”という一連の動きをするのですが、盲導犬と適度な距離を保つのが難しく、離れすぎてしまったり、近づきすぎてしまったりしました。
街で見かける、盲導犬ユーザーさんと盲導犬との息の合った歩行は、たくさんの練習と、信頼関係によるものなのだなと、感心しました。

イベントでは、グッズ販売もしており、私は写真のクッキーを購入しました。

中部盲導犬協会

このオレンジ色のシールに描かれた“上を見上げた犬”は、「アイちゃん」というそうで、このアイちゃんのマークは、2011年3月18日付け、指定役務「盲導犬に関する知識の教授」等で商標登録されています(登録第5400234号)。
今後、アイちゃんマークが付されたグッズなどを、応援の気持ちでいろいろ集めてみたいと思います。(さくらもち)

社会福祉法人 中部盲導犬協会:http://www.chubu-moudouken.jp/
社会福祉法人 日本介助犬協会:https://s-dog.jp/
社会福祉法人 日本聴導犬協会:https://www.hearingdog.or.jp/
アイちゃんのマーク(登録第5400234号):https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2010-078746/C9BB55A100809B47EA22F1BDC970E6C8A68B5B124C45A7A56B0F96906AB73C5C/40/ja

尾張津島天王祭

  • 2023年07月25日

#商標

 先日、事務所行事で尾張津島天王祭の天王川公園で開催された宵祭を観覧しました。津島神社及び天王川公園は愛知県津島市にあります。天王祭はここ5年程、中止や規模を縮小して開催していましたが、今年は、観光桟敷が設けられ、通常開催となりました。事務所では11年ぶりに天王祭の観光桟敷にお客様、所員及び所員の家族が集まり、会話や食事にとても素晴らしい時間を過ごしました。

 天王祭は日本三大川祭りや日本三大提灯祭りの一つに称されています。規模の大きさや歴史、由緒があります。天王祭は津島神社の祭礼として600年近く続いており、斎竹立、船分け、稚児打廻し、宵祭、朝祭と行事があります。

 天王祭の起源は、室町時代に津島神社の神葭神事をもとにしたと言われていますが明らかではありません。当時、津島には5つの村(米之座、今市場、筏場、下溝、堤下)があり、豊かな経済力をもっていたため、これを基盤として盛大に行われてきました。天王祭は織田信長、豊臣秀吉、尾張藩主が観覧しています。

 天王祭は昭和55年(1980年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。さらに、天王祭は平成28年(2016年)にユネスコ無形文化遺産に登録されました。また、「尾張津島天王祭」は商標登録第6117611号に登録されています。

巻藁船(まきわら)

 宵祭には、500個以上の提灯を掲げ、5艘の巻藁船(まきわら)が天王川を漕ぎ渡ります。車河戸において巻藁船は、提灯の如意点火があり、御旅所に向け出船します。

巻藁船(まきわら)

 巻藁船はとても華麗であり壮大で、提灯や紋章、光が水面に揺らぐ光景は印象的でした。
尾張津島天王祭は趣があり日本の昔から現代までのいくつもの時代の歴史や風情を感じました。(ラズベリー)

AR・MRによるシミュレーション技術

  • 2023年07月19日

#商標】 【#特許

 ヘッドマウントディスプレイを装着して周りを見ると、現実の空間上に仮想空間の物体が重なって見えます。これがAR(拡張現実)です。また、仮想空間の物体を自由に動かせるようにする技術がMR(複合現実)です。近年、ARやMRは、医療分野その他の各産業分野での作業支援や教習訓練に広く利用されています。VR(仮想現実)、AR、MRを合わせてXR(クロスリアリティ)とも呼ばれています。

 推進工法やシールド工法による地下トンネル工事を行うサン・シールド株式会社では、地下トンネル工事の作業計画や工事に用いられる掘進機の製造、保守などの工程において、AR、MRによるシミュレーション技術を積極的に活用しています。実際の活用例は、YouTubeのSunshieldチャンネル(下記リンク)にも紹介されています。

 知的財産の面からもサン・シールド株式会社は、「作業支援システム」(特許第6969807号公報)の特許権や「SUNーSHIELD MRシミュレータ」(商標登録第6379062号)などの商標権を取得しています。

SunShield_MRシミュレーター

 都市整備事業における地下開発の役割は今後ますます重要になってくると思われます。それを支える作業においてXRの最新技術がより有効に利用されることに期待します。(コナン)

サン・シールド株式会社ホームページ
https://www.sunshield.co.jp/

YouTube Sunshieldチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCvS6w4NRWGAZ7aOcw34CXmA

伊勢の「ういろ」

  • 2023年07月12日

#商標

定期的に食べたくなる和菓子「ういろ」。名古屋名物として有名ですが、弊所の古くからのお客様「虎屋ういろ株式会社」様は三重県伊勢市にある生ういろ専門店です。一般的に米粉を主原料としている名古屋ういろとは異なり、虎屋ういろは、小麦粉で作られているそうです。
名古屋の百貨店にも店舗があるので立ち寄りやすく、防腐剤を使っていない「生ういろ」は、ショーケースに綺麗に並べられて見るからに美味しそうです。
今回は夏限定の「七夕ういろ」を選びました。
夜空に見立てた黒ういろに栗を星のように散りばめてあり、黒糖ういろが一番好きな私にとってはたまりません。モチモチ食感でとても美味しかったです。

虎屋 七夕ういろ

縁あって弊所が権利化のお手伝いをさせていただいた登録商標は、包装に使われている虎のマーク(登録番号3058956)と手提げ袋に使われている「や」の添えられた虎のマーク(登録番号4149016)です。25年以上も前に登録された商標が店の看板となりお店を支え続けています。

虎屋ういろ 虎屋ういろ

今年3月に創業100周年を迎えられた虎屋ういろ様は、次の100年も美味しいういろを作り続けていかれることでしょう。

虎屋ういろ創業100周年

ちなみに・・・
ロゴを形取った虎虎焼もオススメです。可愛くて美味しいですよ♪(カカオ)

虎屋ういろ虎虎焼

伊勢名物ういろ 和菓子の製造販売|虎屋ういろ | (torayauiro.com)

フードロス対策「訳あり ムーンライト」

  • 2023年07月05日

#商標

森永製菓株式会社の「森永ビスケット」シリーズは、長年親しまれているビスケットです。
なかでも「ムーンライト」は、甘くて少ししっとりした食感で、自分としては特にお気に入りなのでたまに購入したくなる商品です。
紅茶や牛乳とよく合います。

森永ビスケット ムーンライト

J-PlatPatで調べてみると、今年(2023年)から40年を遡る1983年6月30日に登録されており歴史の長さを感じます。
この登録日からほぼ40年後である、2023年6月28日、「訳あり ムーンライト」という商品が発売されているようです。
食品ロスを減らすべく製造過程で割れたり欠けたりした「ムーンライト」を詰め、内容量は通常と比較して約3倍とのことです。
自分は、いつも食べる際割っていること、内容量が多いということで、こういった取り組みは大歓迎。
通販サイトで発売されるということですが、スーパーやコンビニでも購入可能になることを期待します。(タイム)

●登録商標「ムーンライト」
登録番号:第1596290号
登録日:昭和58(1983)年 6月 30日
URL: https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-1979-060552/F1A61BF7B3F991657F142A0E7BA6AD413BCEA8E2519E3C59BD7A88B734029160/40/ja