超極細毛で特許

  • 2019年03月18日

#特許

 こんにちは、まるしばです。

 歯ブラシが傷んできたので、買い置きの歯ブラシを手に取ると「特許技術」の文字が付されているのを見つけました。使い心地の良いライオンのシステマを愛用しているのですが、今までこの製品が特許に関係していることに気付いていませんでした。超極細毛で特許[第3943780号]を取得しています。
 調べてみると、この発明から得られる効果に「歯茎への当たり具合がソフトで使用感に優れた歯ブラシを得ること」が含まれていました。毎日実感していたので、とても納得させられました。ただ、今のパッケージからは特許に関しての表記はなくなっていました。
 調べたところ、特許権は存続していましたが、システマのホームページ上では、この特許についての記載は見当たりませんでした。
 日常使っている歯ブラシの「特許技術」の文字から、いろいろ気付かされた一日でした。

旭川の地酒

  • 2019年03月12日

#商標

休みを利用して2月上旬に北海道の札幌と旭川へ行ってきました。札幌の雪まつりや旭川の旭山動物園などの観光はもちろん、北海道ならではのグルメも楽しんできましたが、特に気に入ったのは旭川の地酒です。友人宅で男山や国士無双といった旭川の地酒を初めて飲んでみましたが、普段日本酒を飲まない私でも飲みやすくておいしく頂けるお酒でした。歴史のある地酒なので、商標登録されていないか調べてみると男山は商標第2558230号、国士無双は商標1967170号で登録されていました。

上の写真は旭川駅前の風景ですが、駅までも広大な風景が広がるこの旭川で造られた地酒が飲めたのは感慨深い体験でした(ポテト)

すぐ開きキャップ

  • 2019年03月06日

#特許

 チューブのからしとにんにくを買ったら、同じ特許番号が書かれていました。J-PlatPatで調べてみると、シロウマサイエンス株式会社という富山県の会社とヱスビー食品が特許権者でした。内容をみると、少ししか回さなくても閉まったことがわかりやすい構造のチューブのねじ部分についての特許でした。さっそく試してみると、確かに、「カチッ」と閉まったことがわかりやすかったです。

 食品に特許番号が書かれているのを見かけることがあります。調べると、この特許のように、食品そのものではなく容器や包材の特許であることもあります。中身だけでなく、外側も工夫されていて、私たちは手軽に美味しいものが食べられるのだな、と、日頃、あまり表に出ない包材メーカーさんにも感謝の気持ちです。(マロン)

“Made in TSUBAME”のカトラリー

  • 2019年03月01日

#商標

先日、買い物の途中、とてもスタイリッシュなカトラリーが並んでいるのが目に留まり、思わず手にとって見てみました。
まずスプーンを持ってみたところ、想像以上に薄くて軽く、持ちやすいものでした。
ひっくり返して裏を見てみると、そこには”Made in TSUBAME”の文字が。
“Made in Japan”ではないところが斬新で気になり、調べてみました。
すると、金属洋食器の生産やステンレス加工の高い技術で広く知られるものづくりの街、新潟県燕市の商工会議所が、燕市、またはその周辺地区で製造された優れた品質の商品に対して、”Made in TSUBAME”の認証を行っていることがわかりました。地域ブランドを前面に押し出したこの”Made in TSUBAME”のマークから、職人さんたちの高い技術で作られた商品としての誇りや自信を感じます。またこちらのロゴマークは平成23年に商標登録されており、”燕”の漢字がモチーフとなっているそうで、とても目を惹く素敵なデザインです。
この日はスプーンとフォークを購入して帰りましたが、今後も”Made in TSUBAME”の商品に注目していきたいと思います。(レモン)

商標登録第5400384号
登録日:平成23年3月25日

今日の発明~集積回路(キルビー特許)

  • 2019年02月06日

#特許

 今日(2月6日)と関連の深い発明について紹介します。今回紹介するのは、「ジャック・キルビーによる集積回路」、いわゆるキルビー特許です。

 2000年のノーベル物理学賞を受賞した米国人発明家、ジャック・セイント・クレール・キルビー(Jack St. Clair Kilby)は、今からちょうど60年前(1959年)の今日、アメリカ合衆国に世界初の集積回路に関する発明について特許出願しました。彼が、テキサス・インスツルメンツ(TI)に勤務していた時です。これが「キルビー特許」USP3,138,743号です。

 なお、キルビー特許出願の数か月後、同じく米国フェアチャイルドセミコンダクター社のロバート・ノイスは、独自に集積回路に関する発明について出願しました(「プレーナー特許」(半導体の平面上に回路を構成する技術に関する特許))。一般に、キルビーとノイスの両名が集積回路の発明者とされています。

 キルビー特許の関連特許は後々、日本をはじめ、多くの国の半導体メーカーと特許騒動を起こし、テキサス・インスツルメンツ社は莫大な特許料収入を得ることとなりました。キルビー特許に対しては、集積回路の前段階のアイデアに過ぎない、プレーナー特許こそが今日の集積回路技術の祖である、という見解もあります。このため、米国本国においても、キルビー特許は産業の活性化を阻害する悪性特許であるとの激しい論争があったとのことです。

 とはいえ、キルビーは集積回路以外にも電卓やサーマルプリンタなど約60の特許を取得した著名な発明家であり、テキサスA&M大学で教鞭をとった学者でもあります。詳細は以下のリンク先をご覧ください。
ジャック・キルビー(Wikipedia)
キルビー特許(Wikipedia)

ドラマの中の知的財産

  • 2019年01月30日

#特許

通勤電車内の過ごし方の1つとして、見逃し配信サービスでテレビドラマの視聴を楽しんでいます。
昨年10月から放送された「下町ロケット:続編」では、中小企業の佃製作所が幾つかの困難を乗り越えて夢を叶えていく姿に毎回ドキドキワクワクしながら見ていました。

知的財産に関する内容がちらほらと出てきて面白く、なかなかリアリティもあったと思います。例えば、佃製作所が協力関係を結ぼうとしている会社(B社)が他の会社(C社)から特許侵害を指摘されてしまう場面があります。その会社(B社)が特許調査していたにもかかわらず開発した時期と同時期にC社が出願していたため特許公開される18ヶ月を経過しておらずB社が気づけなかったということです。
この会社(B社)を救うために佃製作所が尽力する中で、顧問弁護士が対抗策として「クロスライセンス」を提案したことなど。(←失敗)
他の会社C社)から会社(B社)が特許侵害を指摘された技術は、実はある論文で発表された構造に独自の開発で作られたものであり(既に公開されている技術を使用していたので)、訴えた会社(C社)の特許はそもそも特許要件を満たしていなかった、すなわちB社の実施は特許侵害に当たらなかったのです。

最終回のラストシーンで佃社長が「みんな、一つ提案があるんだが、(中略)、特許申請しないか?」と社員に問いかけます。この行方は「新春ドラマ特別編」で明らかになりました。不具合を改善する過程で変更した技術を特許申請し、最後はライバル会社のライセンス契約を受け入れます!
ドラマはハッピーエンドが気持ちいいですね♪(すーママ改め、カカオ)

年始のご挨拶

  • 2019年01月23日

新年あけましておめでとうございます。
平成31年、己亥年(つちのといどし)。
己の年は、自己を確立し、規律正しく歩む年。
亥の年は、次世代に向けて大きなエネルギーを秘めた種をつくる年。

先行き不透明な時代の中、創造された知的財産を明確にします。
その活用方法を試行錯誤しているクライアント(顧客)に対し、これまで築きあげた総力をもって事業の成長に役立つよう貢献してまいります。

当事務所は、大きな変革の中、若い力で乗り越えていく年としたいと思います。
当事務所公式ウェブサイトの求人情報に私たち(所員)の年齢比と男女比を掲載いたしましたのでご覧ください。 (おにぎり)

さつまいもキャラメル

  • 2019年01月21日

#商標

昨年、大河ドラマ“西郷どん”のご当地、鹿児島へ行ってきました。
さすがに、薩摩というだけあり、薩摩芋関係のお土産が数多く並んでいました.
その中で一番気になったものは、“さつまいもキャラメル”です。
皆さんご存知“ボンタンアメ”のメーカー「セイカ食品株式会社」の製品で、“ボンタンアメ”同様もっちりとしたあの何とも言えない食感で、やさしいおいしさと素朴さに満ち溢れたキャラメルでした。
全国的に知られているのは“ボンタンアメ”ですが、“さつまいもキャラメル”は、箱に「第二十二回(1998年)全国菓子大博覧会 名誉総裁賞 受賞」と明記もされており、そういう意味でもお勧めです。(タイム)

●セイカ食品株式会社のロゴ(キャラメルの箱の右上に明記)
商標登録第1681254号
登録日:1984年4月20日

湯たんぽ

  • 2019年01月18日

#特許

 年末から年明けにかけて寒い日が続いていますね。この季節は、寝るときに湯たんぽを使用しています。

 熱湯を入れておけば、快適な温かさが朝まで続きます。この湯たんぽでは、本体との間に環状の空気層を形成するカバーが設けられているため、低温火傷の心配が軽減されます。

 先日、ふとキャップを見ると、「PAT.」の表示があることに気づきました。

 特許番号の表示はありませんでしたが、J-PlatPatで検索項目「発明の名称」を「湯たんぽ」にして調べてみると、対応していると思われる特許が見つかりました(特許第3295405号:カバー付き湯たんぽ)。


特許第3295405号 図1

 この特許発明では、「本体」、「カバー」、「キャップ」の構成を工夫することにより、本体の構造を強化し、熱変形を防止するとともに、湯量の多少に拘らず本体の変形と復原が正常、確実に行われるようにすることができるとのことです。
 暖かくなる春まで、この湯たんぽのお世話になります。(ヒロ)