ルルメディカルドロップ

  • 2018年03月26日

#商標

 こんにちは。ヒロです。
 先日、愛用しているのど飴(写真)の包装に「登録商標」と記載されていることに気づきました。

 調べてみると、「第一三共ヘルスケア株式会社」の登録商標として、指定商品「薬剤」等について商標「ルル」が登録(第590192号)されており、指定商品「ドロップ状の薬剤」について商標「ルルメディカルドロップ」が登録(第5538208号)されていました。
 商標「ルル」は、1960年9月12日に出願され、1962年6月20日に登録されています。一方、商標「ルルメディカルドロップ」は、2011年11月25日に出願され、2012年11月22日に登録されています。この商品「ルルメディカルドロップ」は2012年8月に販売開始されているので、時系列としては、商標「ルルメディカルドロップ」の出願 → 商品「ルルメディカルドロップ」の発売 → 商標「ルルメディカルドロップ」の登録、という流れになります。
 なお、「第一三共ヘルスケア株式会社」は登録商標「ルル」と同一の標章について防護標章登録(第590192号防護第01号等)を受けており、登録商標「ルル」が著名なものとして認められていることがわかります。

斜めに傾く~マイケルジャクソン特許

  • 2018年03月21日

#特許

 こんにちは、バレリーナです。
 最近、娘がヒップホップダンスにはまっています(バレエではなく…)。親子でも趣味や性格は随分違うものですね~。ダンスに関する特許と言えば、あのマイケルジャクソンが発明した「斜め立ち特許」についてご存知でしょうか?すでに特許料不納により取り消された権利ですが、時々、世間で話題になっているようです。靴底と床に仕掛けがあるのですが、この仕掛けをもってしても図のような45度前傾姿勢をキープするには、相当な筋力が必要なのではないでしょうか??少なくとも私には無理そうですが…(^_^;)

参考リンク先 https://patents.google.com/patent/US5255452

今日の発明~電卓

  • 2018年03月18日

#今日の発明

今日(3月18日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「電卓」です。
1964年の今日、早川電機(現シャープ)から、世界初となるオールトランジスタ式卓上計算機「CS-10A」が発表されました。
それまで机ほどの大きさであった計算機が卓上型になったことで、小型・軽量化の流れに弾みを付けるインパクトのある製品でしたが、重量は25kgもあり、価格は535,000円と自動車が買えるほど高額でした。現在の電卓と比較すると、想像しがたいかも知れません。
その後、トランジスタに替わってICやLSIが採用されるようになり、電卓は小型化・高付加価値化されていき、パソコンや携帯電話が電卓機能を備えるようになりました。
東京オリンピックが開催された年1964年(昭和39年)は、日本の電卓元年とも言われています。また、「CS-10A」は日本の情報処理技術の発展を示す歴史的文物として、2011年に情報処理技術遺産に認定されています。
・Wikipedia – 電卓:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%8D%93
・情報処理技術遺産 – CS-10A:http://museum.ipsj.or.jp/heritage/CS-10A.html
・Google – 電卓:https://goo.gl/xJ9bKM

60周年動画

  • 2018年03月09日

#特許

スイマーです。
レゴが好きなのでレゴジャパンのSNSアカウントをフォローしています。
今年は現在の形のレゴが発表されてから60年ということで、アカウントのトップページには当時の特許資料に基づいて作成されたレゴの特許申請図面の動画があります。
日本の特許図面とは随分赴きが違いますね。
ツイッターアカウントをお持ちの方は一度ご覧になってみて下さい。
レゴジャパン→
https://twitter.com/LEGO_Group_JP

Louboutin独占商標訴訟 in EU

  • 2018年03月07日

#商標

こんにちは。YAです。
クリスチャン・ルブタン(仏)がハイヒールに赤い底を使用する権利の独占を求めていた訴訟で、2018年2月6日、欧州司法裁判所(ECJ)の法務官が、類似の靴底の販売を阻止する権利は認められないとの見解を示したそうです。最終的には、オランダの裁判所が判断を下しますが、ECJは、「EUの商標法では、色と形を組み合わせた商標は無効と定義されるか、または認められない可能性がある」と指摘したそうです。
いつか颯爽とはきこなしてみたい憧れのヒールなので、2012年の米国訴訟での勝利に続いて、EUでも権利が認められるとうれしいです。