江戸時代の発明家 飯塚 伊賀七

  • 2020年12月28日

#今日の発明

 今日(12月24日)と関連の深い発明家について紹介します。今回紹介するのは、江戸後期の発明家、飯塚 伊賀七(いいづか・いがしち)です。1836年の今日は、伊賀七が亡くなった日です。

 同じ江戸時代の発明家としては、オランダ製の静電気発生装置 エレキテルを紹介した平賀 源内が有名ですが、発明家としての評価には異論もあります。

 一方、伊賀七は「からくり伊賀」との異名を取り、庄屋を務めるかたわら、建築・和算・蘭学などを学び、多くのからくりや和時計を製作したほか、なんと、エレキテルを自ら作ったという説まであるようです。

 常陸国筑波郡(現在の茨城県つくば市)で生涯を過ごしたことから、2009年に「ロボットの街つくば」が提唱された際、伊賀七はからくり=ロボットということで「ロボットの街つくば」の原点として紹介されました。筑波研究学園都市の原点といってもよさそうです。

 詳細は、以下のリンク先(Wikipedia)をご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E5%A1%9A%E4%BC%8A%E8%B3%80%E4%B8%83

(blink)

携帯おにぎり

  • 2020年12月21日

#実用新案

先日、保険代理店の方より、「携帯おにぎり」をいただきました。長期保存が可能なアルファ米のおにぎりです。通常の防災セットに入っている食糧だけではいざという時に全然足りませんよ、というアドバイスもいただきました。

裏面に「登録新案第3197867号」の表示がありましたので、J-PlatPatで調べてみたところ、実用新案登録されていました。考案の名称は「収容体」で、おにぎりに関する考案ではなく、容器に関する考案でした。
従来の「ごはん」の状態から「おにぎり」にすることで、箸やスプーンが不要となり歩きながらでも食べられるようになりますが、この考案により、手で直接触れることなく成形し食べることができるので手を清潔な状態に保つことが難しい状況でも安心して食べられます。
非常時用の保存食品のみならず、登山などのアウトドア活動や海外旅行での携行食品としても利用されているようです。
今回いただいたものは当所の備蓄品に追加しておこうと思いますが、本番で使用することなくローリングストックで消費できることを願っています。
以上、試食してみたい衝動にかられているカカオでした♪

Marmite

  • 2020年12月16日

#商標

イギリスに住んでいた頃に食べ物で衝撃を受けたものがあるので紹介します。
Marmiteという焦げ茶色のなめらかなペーストです。イギリス人が好んでトーストに付けて食べます。味はしょっぱいような苦いような、とにかく濃い味で、当初はなぜ好まれるのかさっぱり理解出来ませんでした。が、日本でいう納豆のような感覚があり、次第にイギリス人に対して親近感を覚えるようになりました。

この食品はパッケージデザインのインパクトが強くオンリーワンの存在感があります。実際の原料や製造方法を調べてみると、ビールの製造過程で発生する酵母から作られています。栄養があって、そこも納豆と通じるものがありますね。イギリスの伝統的なフィッシュアンドチップスにはビールで揚げられているものもありますが、イギリスでビールといえば、このMarmiteも欠かせない存在になっています。またいつかイギリスに行く機会があれば食してみたいと思います。
J-PlatPatで調べてみたところ、日本の登録商標で3件ヒットしました。最近のもので2019年9月に日本で商標登録されているとは驚きました。(Marigold)

Marmite公式サイト(英語):Marmite Spread Yeast Extract 250g | Marmite
ウィキペディア:マーマイト – Wikipedia

畳縁のかばん ~鬼滅の刃~

  • 2020年12月11日

書類を入れる手軽な鞄(かばん・トートバッグ)をもらいました。
A4サイズの大きさの書類が入って、そのほか筆記具、小物が入り、軽くて使いやすいです。この鞄の素材は畳縁(たたみべり)が使ってあります。

現代の日本では、住居はフローリングや椅子の文化になり、畳の部屋が少なくなっています。利用度が減ってきている畳縁(たたみべり)を使ったバッグです。

これが、なんと、鬼滅の刃の登場人物の着物の図柄です。畳縁と鬼滅の刃とのコラボレーションです。

畳文化応援のため。私たちは、このような会社を応援したい。全集中! (おにぎり)
髙田織物株式会社 (ohmiyaberi.co.jp)

逆転の発想! ~自動運転の世界~

  • 2020年12月07日

#特許】 【#発明

このような技術を活用しませんか?
ノイズとなる電磁波を遮断する表面加工技術は世の中に沢山あります。
反対に、ミリ波レーダーが照射するミリ波を透過する、そのうえ目隠しし(目視を遮断する)、外観は美しい!、という表面処理加工の技術は希少な価値をもっています。
このような希少な価値ある技術を提供する会社をご紹介します。
ご興味のある方は弊社(服部国際特許事務所)までお問い合わせください。
「ミリ波レーダー」は、ミリ波(電磁波の中で波長が1〜10ミリ)を照射し、対象物などから反射して戻ってくるまでの時間から障害物までの距離を測定する装置で、自動運転に広く採用されています。(おにぎり)

名古屋企業コラボ商品

  • 2020年12月04日

#発明

複数の企業などが共同で製作するコラボ商品ですが、先日名古屋の企業コラボ商品を見つけました。

コラボ商品というと、漫画やアニメ、映画などと文具やお菓子とのコラボ商品を目にすることが多いのですが、名古屋の企業同士で更に食品メーカー同士のコラボ商品ということで、目新しさを感じました。

それが、味噌・しょうゆなどの調味料メーカーの「イチビキ株式会社」と、豆のお菓子が有名な「春日井製菓株式会社」のコラボ商品、「ゆで旨ピーナッツ 鶏だし胡椒味」です。
この“鶏だし胡椒味”とゆでたピーナッツがまさに“発明”的な美味しさの組合せ。
中部地方の人にとっては、両社とも普段よく食しているメーカーなので、きっと味も馴染み深い懐かしい味なのだろうと思います。(タイム)