名古屋豪雨

  • 2026年09月24日
【#特許】

 2026年9月8日の名古屋豪雨では、冠水により電車が止まり、多くの帰宅困難者が発生しました。私も、地下鉄が止まって一時的に帰れなくなりましたが、名古屋駅まで歩き、夜遅くになりましたが、無事帰ることができました。正直、事務所に泊まることも覚悟していたのですが、思ったより早く復旧した、という印象で、2000年の東海豪雨以降、愛知県での治水対策が進められてきたことを実感しました。

 都市部では、下水道だけで処理しきれなくなった雨水を地下などに一時的に貯めて、雨のピークが過ぎた後に徐々に排出する、という治水対策が取られています。
 雨水貯留浸透技術の一つとして、積水化学工業のクロスウェーブ工法があります。クロスウェーブ工法では、波形のプラスチック製ブロックを直角に交差させて積み上げて埋設することで、地下に高い空隙率(約95%)の空間を作り出しています。これにより、雨水を一時的に貯めることができます。この工法は全国で普及しており、国内累計390万㎥の貯水量があるそうです。

 J PlatPatで調べたところ、発明の名称に「雨水貯留」が含まれる積水化学工業の存続している特許は9件ありました。
 地元の児童公園でも、1年くらいかけて雨水貯留の治水工事が行われていたことを思い出し、改めてインフラ技術の大切さを感じました。(マロン)

 積水化学工業 クロスウェーブに関するサイト:https://sekisui-cw.co.jp/

旅行後の楽しみ

  • 2026年09月16日
【#商標】

最近、旅行先でドリップバッグタイプのコーヒーをよく購入しています。
各地のコーヒー店はもちろん、美術館などでもオリジナルブレンドのコーヒーが販売されていることがあり、旅先でコーヒーを購入する機会は意外と多くあります。

先日、島根県を訪れた際には、下記2種を購入しました。

島根 大社珈琲

こちらは、出雲大社近くに店舗を構える「大社珈琲」さんのものです。
パッケージが出雲大社らしいですね。
公式サイト:https://maruco.co.jp/taishacoffee/

島根 彩雲堂

こちらは、島根の老舗和菓子店「彩雲堂」さんのものです。
地元の珈琲店と共同開発したもので、和菓子の甘さや食感と相性の良い味わいのコーヒーとのことです。
公式サイト:https://www.saiundo.co.jp/

旅から帰った後も、パッケージを眺めたりコーヒーを飲んだりして、しばらく旅の余韻を楽しんでいます。

商標「彩雲堂」は、第30類「菓子」を指定商品として、2026年6月26日に商標登録されています(権利者:株式会社彩雲堂、登録第7058810号)。
(さくらもち)

結ばない靴紐

  • 2026年09月09日
【#特許】

 普段何気なく目にする特許製品について紹介します。
 今回紹介するのは、結ばない靴紐です。これは伸縮性の靴紐で、こぶがたくさん付いた、新しいタイプの靴紐です。

 みなさんは、ちょっと買い物に行って戻ってくるだけなのに、スニーカーの靴紐をいちいち結び直すのが面倒になったりしませんか?・・・とはいえサンダルみたいに足元不安定なものもちょっと、という方におすすめなのが、この結ばない靴紐です。

 検索してみると、日本製ではCOOLKNOT、CATERPYという二大ブランド?が目に付きます。私が買ったのはCOOLKNOTの方です。最近買ったスニーカーにさっそく取り付けてみました。穴の数が合っていませんが気にしないでください笑

結ばない靴紐COOLKNOT

 結び方もいろいろとあるようですが、好きにアレンジしてもよさそうです。

 この靴紐を取り付けておくと、ベロの部分を持って足を挿し込めば長さが伸びてスッと履けるようになります。靴ベラを一緒に使うとラクです。履いた後はもとの長さに戻るので、フィット感も問題ありません。スパンデックスという弾性繊維を使用しているとのことで、ランニングに使用しても全く問題なさそうです。スポーツ向けのものもあります。

 パッケージ裏側に特許番号が紹介されていたので、J-PlatPatで調べてみました(特許5079926)。すると意外な事実が判明!「COOLKNOT」も「CATERPY」も最初は同じ技術だったものが、その後にメーカー間?で特許権紛争が勃発、敗者側が特許権侵害にならない改良技術に移行するなどした経緯があったようです。
 …ちょっとみただけでは気づきにくいですが、現在の両社の製品群には細かな違いがあるようです。興味を持たれた方は、ここで紹介した特許・商標周辺を調べてみてはいかがでしょうか?
(blink)

ダブルダッチ

  • 2026年09月02日
【#商標】 【#実用新案】

 ダブルダッチは、向かい合った2人のターナー(回し手)が回す縄の中をジャンパー(跳び手)が色々な技を交えて跳ぶ競技です。2倍速で駆け足跳びする技、ターナーが横移動しながら縄を回す技、ジャンパーが跳びながらターナーとチェンジする技などがあります。最近では、多くの大学にもダブルダッチサークルがあるようです。

ダブルダッチ

 「ダブルダッチ」、「DOUBLEDUTCH」は、運動用具を指定商品として標準文字で商標登録(第3366188号、第3366189号)されています。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-1995-059878/40/ja
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-1995-059879/40/ja

 なお、商標権者である特定非営利活動法人日本ダブルダッチ協会は、2021年に一般財団法人日本ジャンプロープ連合に統合されました。

 また、実用新案登録第3149031号には、ダブルダッチの練習に好適な縄跳び練習具の考案が開示されています。この練習具を用いると、ターナーが初心者であっても、縄の中間部分が垂れ下がらずに綺麗な弧状を描くため、ジャンパーが縄の中に入るタイミングがつかみやすいという効果があるようです。道具の助けも借りながら、大事なのは、練習の繰り返しですね。(コナン)