名古屋豪雨

  • 2026年09月24日
#特許

 2026年9月8日の名古屋豪雨では、冠水により電車が止まり、多くの帰宅困難者が発生しました。私も、地下鉄が止まって一時的に帰れなくなりましたが、名古屋駅まで歩き、夜遅くになりましたが、無事帰ることができました。正直、事務所に泊まることも覚悟していたのですが、思ったより早く復旧した、という印象で、2000年の東海豪雨以降、愛知県での治水対策が進められてきたことを実感しました。

 都市部では、下水道だけで処理しきれなくなった雨水を地下などに一時的に貯めて、雨のピークが過ぎた後に徐々に排出する、という治水対策が取られています。
 雨水貯留浸透技術の一つとして、積水化学工業のクロスウェーブ工法があります。クロスウェーブ工法では、波形のプラスチック製ブロックを直角に交差させて積み上げて埋設することで、地下に高い空隙率(約95%)の空間を作り出しています。これにより、雨水を一時的に貯めることができます。この工法は全国で普及しており、国内累計390万㎥の貯水量があるそうです。

 J PlatPatで調べたところ、発明の名称に「雨水貯留」が含まれる積水化学工業の存続している特許は9件ありました。
 地元の児童公園でも、1年くらいかけて雨水貯留の治水工事が行われていたことを思い出し、改めてインフラ技術の大切さを感じました。(マロン)

 積水化学工業 クロスウェーブに関するサイト:https://sekisui-cw.co.jp/