佳作

  • 2023年11月30日

#商標

先日、書店で「続窓ぎわのトットちゃん」の本を見かけ買いました。「続窓ぎわのトットちゃん」は、2023年10月に発行されています。私は、小学生のとき「窓ぎわのトットちゃん」の本の読書感想文を書き、読書感想文名古屋市コンクールの佳作で表彰されました。
この本を見かけたことで、表彰されたことを鮮明に思い出しました。

「続窓ぎわのトットちゃん」は、著者が黒柳徹子氏で、発行所が株式会社講談社です。
「窓ぎわのトットちゃん」は、新聞、雑誌等(商品区分第16類)について商標登録されています。「窓ぎわのトットちゃん」は、権利者が株式会社講談社、登録番号が第3253119号、登録日が1997年1月31日、です。

書店を訪れることは、さまざまな本との出会いがあり、また、時期による話題がありいいなと思いました。(ラズベリー)

書店

Baciチョコレート

  • 2023年11月22日

#商標

 こんにちは、ヒロです。
 先日、新婚旅行でイタリアに行っていた弟夫婦からチョコレートのお土産を貰いました。イタリアで1907年に創業されたペルジーナ(Perugina)社のチョコレートです。

Baciチョコレート Baciチョコレート

 商品名の「Baci」は、イタリア語でキス「Bacio」の複数形の意味だそうです。1922年の開発当初はその見た目から「Cazotto」(ゲンコツ)という名前だったのが、「Baci」に変えたところイタリアで大人気になったのだとか。
 ヘーゼルナッツ入りの一口サイズのチョコレートで、甘すぎず、チョコとナッツの香りが口の中にひろがります。1粒に1枚、4か国語で愛に関する格言が書かれた紙切れ(Cartiglio)が入っています。

Baciチョコレート Baciチョコレート

 パッケージの「PERUGINA」は昭和50(1975)年10月27日に商標登録(第1167253号)されており、「Baci」のロゴも昭和54(1979)年2月27日に商標登録(第1374902号)されています。会社・商品自体の歴史もとても長いですが、日本での商標登録の歴史も長いですね。

Baciチョコレート公式HP:https://www.baciperugina.com/intl/

会社名、商品名、サービス名を商標登録しませんか?
商標登録に関するご質問・ご相談は、「こちら」から服部国際特許事務所までお気軽にお寄せください。

においガラス

  • 2023年11月16日

#商標

スイマーです。
スーパーで買い物をしているとカプセルトイの器械が列をなして置かれているのをよく見ますね。眺めているとここ数年アクリル製のキーホルダーやスタンドのおもちゃが増えたなと感じます。ネットで話題になったキャラクター、地域限定品など様々な物が透明なアクリル樹脂にカラフルに印刷されていて、気になった物があると私も挑戦して回してしまいます。

においガラス

アクリル樹脂はいろいろな呼び名があり今回の私のブログのタイトルの「においガラス」の名前でも呼ばれています。そして商標名も数多くあるようで、ドイツエボニック社の「プレキシグラス」もそのひとつです。

Wikipedia アクリル樹脂

赤福朔日餅

  • 2023年11月10日

#商標

少し前のことになりますが、知り合いから「朔日餅(ついたちもち)」をいただきました。
「朔日餅」とは、元日を除く毎月1日に、伊勢神宮へお参りする「朔日参り(ついたちまいり)」をする人々をもてなすために販売されている、季節にちなんだ月替わりの餅菓子のことです。

赤福朔日餅 赤福朔日餅

伊勢神宮のおはらい町にある赤福本店では、朔日餅を目当てに朝早くから多くの人が並ぶそうです。持ち帰りの場合は前日に配布される整理券が必要ですが、オンラインでの予約も可能で、三重・愛知・大阪・京都・兵庫のデパートでも取り扱いがあります。

赤福は三重県の定番のお土産ですが、朔日餅は月に一度しか販売がないので、特別感がありますね。(シスぞう)
赤福朔日餅 https://tsuitachi.akafuku.co.jp/okuru

赤福朔日餅、朔日餅は、4件の商標が登録されています(第1949801号第2016873号第2300175号第2707540号)。

登録商標は身の回りにたくさんあります。何故なら、会社のロゴマークや、オリジナルの商品名、サービス名を商標登録して使い続けることで、大きなブランド力が備わるからです。知名度アップ、売り上げアップの効果が見込めるだけではありません。他人に商標登録されたり、粗悪品が販売されたりすることを防ぐ効果もあるので、どんなビジネスにおいても重要なものです。
御社の商標登録に関するご質問・ご相談は、「こちら」から服部国際特許事務所までお気軽にお寄せください。

キッズデザイン賞

  • 2023年11月01日

#商標】 【#意匠】 【#特許】 【#発明

先日、ネットサーフィンしていた時、「キッズデザイン賞」という言葉を目にしました。なんとなく「デザイン=意匠に関係していそう」と思い、記事「子供の近視を抑制『アイケアークリップ」キッズデザイン賞」を読んでみました。

キッズデザイン賞は子供たちが「安全に暮らす」「感性や創造性豊かに育つ」「子供を産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たすために、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選びます。広く社会に発信していくことを目的として、子供用デザインのほか、大人や一般向けに開発されたものでも、子供や子育てに配慮されたデザインであれば対象となるようです。

キッズデザイン賞

記事で紹介されていた「アイケアークリップ」は東京都のクリア電子株式会社が開発した商品です。特許や意匠も取得している会社かなと思いJ-Plat Patで検索した結果、予想通り特許2件、意匠4件、商標18件がありました。

また、「キッズデザイン賞\KIDS DESIGN AWARD」も商標登録されていました。(商標登録第5010693号、権利者:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)

キッズデザイン賞と知的財産が少し似ているように感じ、関心を持ちました。
子供たち、そして子育てをする家族のために役立つ発明で生活が豊かになるといいですよね。(うさぎ)

キッズデザイン賞(ホームページ)https://kidsdesignaward.jp/

黒七味

  • 2023年10月25日

#商標

 七味といえば、赤ベースの色味のイメージがありますが、「黒七味」は、原料を煎って作られているものだそうで、本当に真っ黒に見えました。

原 了郭 黒七味

 木製の容器に「登録商標」の印刷があったので調べてみると、全体デザインだけでなく(第4224606号)、毛筆縦書き文字での「黒七味」も登録されていました(第5157375号)。第5157375号の登録情報を見てみると、「全体として『黒色をした七味唐辛子』の意味合いを容易に認識させるので、(中略)単に商品の品質を表示したものとして把握、認識されるにすぎないものとして認める」として、一度、拒絶査定となっていますが、その後の拒絶査定不服審判にて、「その全体をもって一種の造語として認識、把握されるとみるのが相当であり(中略)、自他商品識別標識としての機能を十分に果たし得る」とされ、登録審決となっていました。

 色+一般的な調味料としての七味、では、標準文字での登録は難しいと考えられますが、七味といえば通常赤なのに黒であり、かつ、縦書き毛筆文字という、いわば合わせ技で登録になったようです。

 お味は、香ばしく、一般的な七味よりも優しい辛さに感じられ、牛すじ煮にかけて美味しくいただきました。(マロン)

株式会社 原 了郭 「黒七味」
http://www.hararyoukaku.co.jp/lineup/yakumi.html

采女納言(うねめなごん)

  • 2023年10月11日

#商標

先日三重県に行った際、四日市の銘菓「采女納言」を購入しました。

采女納言(うねめなごん)

「采女納言」は、「なが餅」で有名な、三重県の「株式会社なが餅 笹井屋」さんが製造販売している商品で、水車小屋を象った最中の中に、粒あんと求肥が入っています。

采女納言(うねめなごん) 采女納言(うねめなごん)

食べるとほろほろっと崩れるほど繊細な最中、たっぷりの粒あん、やわらかい求肥の組み合わせが最高です。
あんがたっぷりで、1個で満足感を得られるのですが、しばらくするとまた食べたくなる、とても魅力的なお菓子です。

「采女納言」は、2009年3月6日付け、指定商品「菓子及びパン」で商標登録されています(登録第5211846号)。(さくらもち)

お月見

  • 2023年09月25日

#商標

もうすぐ「お月見」ですね。
「お月見」は一年で月が最も美しい日に行われる行事で、行われる日にちは暦に基づき毎年違い、今年(2023年)は9月29日(金)です。
秋の月が一年で最も美しいのは、空気中の水蒸気が少なく月がよりクリアに見え、月の見える高さがちょうどいい等の理由があるそうで、その月を「中秋の名月」といいます。
「お月見」は、「中秋の名月」を鑑賞しながら農作物の収穫に感謝し、豊作を祈ります。

先日、「お月見」にちなんだかわいらしい絵柄の箱の和菓子を見つけました。名古屋の老舗和菓子店「両口屋是清」の新商品『ささらがた 月見』です。

両口屋是清ささらがた月見

5本1セットの箱には、満月・うさぎ・すすきがあしらわれ、夜空に浮かぶ大きな満月を見上げ「お月見」をしているうさぎ達の様子が表現されています。(タイム)

両口屋是清ささらがた月見

●登録商標:
標準文字商標:ささらがた
登録番号  :第5528598号
登録日   :平成24(2012)年 10月 19日
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2012-028325/E50EC86B647DBB4719B95C4B948BABA589C69DE91E8C4FFF3A247D049AC633B5/40/ja

登録商標の主張

  • 2023年08月30日

#商標

スイマーです。今回も北陸の話です。
富山県に行った際に、お土産にこんなお菓子を購入しました。

反魂旦

包み紙のデザインに商標登録番号が可愛らしく融け込んで表示され、とても興味を持ち手に取りました。
さりげなく目に触れる形で権利の主張が出来てますね。

株式会社美都家 反魂旦
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-1960-026872/2F99BCDA77B870542CFA25CF779804849C728A7FB45D45655A43ACE3F2231CB0/40/ja
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-1958-021282/03561336DC7912C5C68F75FDC5A5F719F399260CA7D1FBB31DF6AB69CADABD0D/40/ja

きよめぱん

  • 2023年08月23日

#商標

先日、「きよめぱん」という商品を見かけたので買ってみました。
「きよめぱん」は、名古屋市の熱田神宮の東門近くにある老舗「きよめ餅総本家」の商品です。

「きよめ餅総本家」の看板商品といえば、こし餡をやわらかい羽二重餅でくるんだ銘菓「きよめ餅」で、熱田詣りの土産として古くから愛されていますが、「きよめぱん」は、「きよめ餅」が丸ごと入ったパン・・ではなく、餅粉をブレンドしたパンで餡をくるんだ商品です。

きよめぱん

商品パッケージの中にあるリーフレットによると、戦後の混乱期に配給用のパンを製造していたことがあるそうで、当時の「きよめパン」を生まれ変わらせた、“パンのようなおまんじゅう”とのこと。
確かに、しっとりとしてモチモチ食感の生地は、パンとは少し違う不思議な感じで、とても美味しかったです。

先日ご紹介した「なごにゃん」と同様、認知度の高い商品の派生商品は注目度も高く、「きよめ餅」と一緒に買いたくなりますね。(シスぞう)

きよめ餅総本家の「きよめ」は、昭和29(1954)年に商標登録されています。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-1952-003921/8B5623A71A4A77B0B352B1E399F4D4C8D5662B52E2EFE0D13AC831629BE22C42/40/ja