今日の発明~ATM

  • 2018年06月23日
#今日の発明

今日(6月23日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「ATM」(automatic teller machine=現金自動預け払い機)です。

ATMを発明したスコットランド人発明家のジョン・エイドリアン・シェパード=バロン(John Adrian Shepherd-Barron)は、1925年の今日、インドで生まれました。
彼は、チョコレートの自動販売機を見て、いつでも紙幣をおろせるセルフサービスの機械を思いついたそうです。
ATMの1号機が設置されたのは1967年6月27日だそうで、今から50年以上も前だということに驚きます。

その後、ATMには預け入れや引き出し以外にも様々な機能が付加され、利用者認証で4桁の暗証番号と共に利用する磁気カードが、ICカードになりつつあるだけでなく、手のひらや指の静脈による生体認証を用いるものが登場するなど、進化を遂げています。

買い物で現金を扱う機会は減る方向にありますが、ATMは銀行だけでなく、駅やコンビニなどにも設置されていることもあり、便利なATMにはまだまだお世話になりそうです。(シスぞう)

・ジョン・シェパード=バロン:http://bit.ly/2JmH7Ge

今日の発明~電卓

  • 2018年03月18日
#今日の発明

今日(3月18日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「電卓」です。
1964年の今日、早川電機(現シャープ)から、世界初となるオールトランジスタ式卓上計算機「CS-10A」が発表されました。
それまで机ほどの大きさであった計算機が卓上型になったことで、小型・軽量化の流れに弾みを付けるインパクトのある製品でしたが、重量は25kgもあり、価格は535,000円と自動車が買えるほど高額でした。現在の電卓と比較すると、想像しがたいかも知れません。
その後、トランジスタに替わってICやLSIが採用されるようになり、電卓は小型化・高付加価値化されていき、パソコンや携帯電話が電卓機能を備えるようになりました。
東京オリンピックが開催された年1964年(昭和39年)は、日本の電卓元年とも言われています。また、「CS-10A」は日本の情報処理技術の発展を示す歴史的文物として、2011年に情報処理技術遺産に認定されています。
・Wikipedia – 電卓:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%8D%93
・情報処理技術遺産 – CS-10A:http://museum.ipsj.or.jp/heritage/CS-10A.html
・Google – 電卓:https://goo.gl/xJ9bKM

蓄音機

  • 2017年12月06日
#今日の発明

今日(12月6日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「蓄音機」です。
1877年の今日、アメリカの発明家として知られるトーマス・エジソンは、自身が発明した蓄音機「フォノグラフ」で録音・再生することに成功しました。つまり、今日はオーディオの誕生日と言えます。

リンク先(Wikipedia)では、初めて録音された「メリーさんのひつじ」を聞くことができます。トーマス・エジソン:https://goo.gl/jZIWDc
日本では、これを記念して「音の日」として制定されています。(シスぞう)