先日、秋田へ旅行した際、所員へのお土産を探していたところ「はたはたパイ」というお菓子を見つけました。
「うなぎパイなら知っているけど・・はたはた?」と思いましたが、どんな味だろうかと思いながら目立つパッケージに惹かれて買ってみました。
後で調べてみると「はたはたパイ」は1977年に誕生した秋田の銘菓で、男鹿工房の藻塩や、横手の「シバタ焼肉のたれ」を使用し、秋田の伝統的な発酵調味料であるハタハタの「しょっつる」を塗って、ハタハタをイメージした形に焼き上げたパイとのこと。ハタハタ(鰰)は秋田の県魚です。
「はたはたパイ」を看板商品のひとつとする木村屋の初代、山下九助氏は、あんぱんで有名な東京の木村屋で修業を積んで暖簾分けをしてもらい、羊羹を包んでいる内側がアルミ箔の包装材や、薬を包むオブラートを発明したそう。
「はたはたパイ」は、指定商品をパイ菓子として、2015年に商標登録されています(登録第5730530号)。
地域の特色を存分に生かした「はたはたパイ」は、かすかな塩味で香ばしく、とても美味しいお菓子でした。
愛知の県魚は「クルマエビ」ですが、えびせんべいなどのお菓子がたくさんありますので、愛知へ訪れた際は、お土産にどうぞ。(シスぞう)
木村屋について – 横手のスイーツなら木村屋
秋田ずらり│木村屋-しょっつるのほのかな風味とさくさくの食感がやみつきになる木村屋のはたはたパイ。