元祖青森のっけ丼(商標登録第6042537号)

  • 2022年06月01日
#商標

初めて飛行機で国内旅行をしたのが青森県でした。名古屋からは、とても遠いと思っていましたが実際は小牧空港から80分でビックリしました。東北は予想通り寒かったですが食事がとても美味しかったです。中でも海鮮は絶品でした。青森市にある青森魚菜センターではオリジナルの海鮮丼を作る体験をしました。

元祖青森のっけ丼

利用方法
1.「のっけ丼」食事券を購入(10枚:1,500円・5枚:750円)
2.丼ご飯を引き換えに行く(並盛り:券1枚・大盛り:券2枚)
3.館内の約30店舗から好きな具材に引き換え(お店や量によって枚数は異なる)
4.オリジナル海鮮丼の完成!

元祖青森のっけ丼

約30店舗もあるので、どのお店でどの具材と交換するかとても迷いました。各店の店員さんとのコミュニケーションがその場のアットホームな雰囲気を作っているように感じました。
また青森に行く機会があれば足を運びたいと思います。(うさぎ)

参考:のっけ丼とは|元祖 青森のっけ丼 (nokkedon.jp)

飛行機械

  • 2022年05月23日
#今日の発明

 今日5月23日と関連の深い発明について紹介します。今回紹介するのは、プロイセンに生まれたドイツの発明家であり、航空技術のパイオニアとして名高い”The flying man”オットー・リリエンタール(Otto Lilienthal, 1848.5.23~1896.8.10)が発明した「飛行機械」(Flugapparat, Flying machine)です。オットー・リリエンタールは174年前の今日、プロイセン王国ポメラニア地方アンクラム(現ドイツ連邦共和国メクレンブルク=フォアポンメルン州)で生まれました。
 設計技師となったオットーは、1867年、弟グスタフとともに有人飛行の研究をはじめます。普仏戦争に従軍した時期を除き、ハンググライダーの開発等を精力的に行いました。1891年の実験開始時点では飛行距離は25m程度でしたが、1893年には250mにまで飛行距離を延ばし、1894年には米国で特許も取得しています。合計2,000回以上もの飛行実験を行いましたが、1896年に墜落事故を起こし、頸椎損傷で亡くなりました。

 リリエンタールは飛行実験だけでなく、蒸気機関の開発等を行ったことでも知られています。その蒸気機関は当時の小型蒸気機関の中でも安全性が高く、得られた利益を飛行実験の資金に回すことができました。生涯で25件の特許を取得し、うち4件が飛行技術関連です。
 リリエンタールの飛行実験は母国ドイツだけでなく世界中で広く報道されたため、世間の注目を集めました。あのライト兄弟に刺激を与えるなどさまざまな影響を残し、現在の航空技術に繫がる礎を築いたといえそうです。

関連リンク
オットー・リリエンタール – Wikipedia

(blink)

絹とうふしっかり

  • 2022年05月18日

ちょっと珍しいお試し品をいただく機会がありました。
森永乳業の「絹とうふしっかり」という常温保存可能なお豆腐で、7.2カ月間(216日間)の長期保存が可能だそうです。
森永乳業で豆腐を製造していることを知らなかったのですが、ホームページによると歴史は思いのほか長く、1977年に保存料を使用せず長期保存可能な豆腐の開発に成功し、1989年に宅配限定商品として発売開始されていました。そして、2019年に「常温」保存可能な豆腐としてリニューアル発売されたようです。

絹とうふしっかり

保管しやすい形状なので、ローリングストックにも最適です。災害時にはとくに意識して摂取したいタンパク質を補給することができます。

常温で長持ちさせる技術は特許を取得しているのでは?と思いましたが、ホームページ上には表示がありませんでした。
J-PlatPatにて、「森永乳業」、「豆腐」のキーワードで検索してみたところ特許は26件がヒットしました。発明の名称「充填豆腐様食品およびその製造方法」などの特許出願は関連のある技術かもしれません。

さて、肝心のお味ですが、まだ食べていないので分かりません。せっかく常温長期保存が可能なので、ストックしておき賞味期限が近づいたら食べたいと思います。
2020年にこだわりの「挽き搾り製法」を導入し、より美味しくリニューアル!とありますので期待できそうです。美味しかったら備蓄品候補になりそうです♪(カカオ)

森永乳業 森永 絹とうふ(takuhaimilk.ne.jp)

マッチ箱 – レトロなイラスト

  • 2022年05月11日
#商標

先日、防災グッズとしてマッチを購入しました。
普段使う機会はあまりありませんが、改めて見てみるとマッチ箱のイラストが独特で素敵です。

マッチ箱

以前は、お店の広告としてマッチが持てはやされており、それぞれ趣向を凝らしたかわいらしいマッチ箱を目にすることが多かったです。広告のないメーカーオリジナルのデザインはレトロな雰囲気を醸し出しており、愛好家にとっては収集の対象のようです。
マニアの方が収集するのも納得できます。(タイム)

●登録商標
登録番号:第5965612号
登録日 :平成29(2017)年 7月 21日
権利者 :株式会社日東社

紅まどんな

  • 2022年05月02日
#商標

 こんにちは、ヒロです。
 ずいぶん前の話ですが、年始に、愛媛県出身の方から「紅まどんな」というみかんをいただきました。
 皮が薄くて剥きにくいとのことでしたので、おすすめの切り方で切って食べてみました。

紅まどんな

 ジューシーで甘くてとても美味しかったです。ゼリーのような舌触りの果肉が特徴という評判通り、とても滑らかな食感でした。こんなに美味しいみかんを食べたのは初めてでした。
 もし、次のシーズンにスーパー等で見かけたら、是非また食べてみたいと思っています。

 なお、「紅まどんな(紅マドンナ)」について、全農および愛媛県の複数の企業により、各分野で商標登録されています(下記参照)。
商標:登録番号:指定商品・役務:権利者
紅まどんな:第5041853号、第5549965号:みかん、フルーツゼリー等:全国農業協同組合連合会
紅マドンナ:第5363869号:果実飲料:みかめホールディング株式会社(愛媛県西予市)
紅まどんな:第5370793号:香料類、入浴剤等:三洋興産株式会社(愛媛県松山市)
紅まどんな:第5784681号:ビール等:水口酒造株式会社(愛媛県松山市)
紅マドンナ\紅まどんな:第5781933号、第6542494号:加工野菜、飲食物の提供等:全国農業協同組合連合会

参考:全農愛媛県本部-「紅まどんな」

鬼やみつき

  • 2022年04月27日
#商標

 私が最近よく食べているお菓子を紹介します。それは、ひざつき製菓株式会社の「鬼やみつき七味あられ」で、かりっと揚がった醤油味のあられに、七味唐辛子がまぶされています。

鬼やみつき七味あられ

 「鬼やみつき」という名前のとおり、七味の辛さがくせになり、一度食べ始めると、食べる手をなかなか止められません。七味の辛さが苦手ではない方は、ぜひ食べてみてください。

 「鬼やみつき」は、2021年11月5日付けで商標登録されています(登録第6467042号)。
(さくらもち)

マッサージガン「SIXPADパワーガン」

  • 2022年04月22日
#商標】 【#実用新案】 【#意匠】 【#特許

最近、マッサージガン(またはパワーガン)と呼ばれる器具を目にするようになってきました。マッサージガンは、その名の通り銃のような形状をしていて、先端部分が高速で振動する、マッサージ器具の一種です。
肩こりや腰痛の緩和のほか、筋肉のケアにも効果が期待できるそうで、少し気になっていたところ、お試しする機会があり、使用感がとてもよかったので購入しました。

SIXPADパワーガン

使い方は、体のほぐしたい部位にパワーガンの先端を軽く押し当てるだけ。購入した株式会社MTGの「SIXPADパワーガン」は、先端部分の振動速度を約1,800回転/分から約3,000回転/分までの5段階に調整できますが、はじめて使ったときは、振動の速さと力強さに驚きました。先端のアタッチメントはU字やボール状のものなど、使用する体の部位に合わせて交換でき、振動が筋肉の深部にまでよく届いていると感じます。動作音も静かで、ちょっとした時間にいつでもケアすることができるので、肩こりが酷いときや、運動後の筋肉疲労を感じたときに使用しています。同じように気になっている方にはおすすめです。

株式会社MTGは、愛知県名古屋市の会社です。J-PlatPatで「株式会社 MTG」を検索すると、多数の特許・実用新案・意匠・商標がヒットします。また、「SIXPAD」を検索すると21件の商標がヒットします。(シスぞう)

シックスパッド パワーガン(Power Gun)公式サイト
https://www.mtgec.jp/wellness/sixpad/products/powergun/

和菓子の商標

  • 2022年04月20日
#商標

スイマーです。
近県に住む親戚の家を訪ねるのに何か手土産をと思い、地元の和菓子屋さんのサイトを閲覧してみました。美味しそうな品が並んでいる中そのお店の代表的な和菓子の名前には登録商標と明記してあり、商標の登録証の画像も並んでいました。
自社ブランドを守るその姿勢に改めて襟を正す出来事でした。

かんぴょう

  • 2022年04月06日
#意匠

 かんぴょうは、お寿司や煮物で食べると美味しいです。
かんぴょうを買うと、包装用袋に意匠登録第476243号の表記がありました。かんぴょうの包装用袋が意匠登録されていました。意匠には存続期間がありますが、この意匠登録は、昭和53年1月23日に、小峯セロファン店が意匠登録を受けたものです。

かんぴょう

 この包装用袋の意匠登録は、透明の部分が説明され、色彩の印刷を原本の参照とし、図面が白黒で表されていました。
 包装用袋を意匠に係る物品とする意匠登録は、現時点で、4519件ほどあるようで、包装用袋について、特許や実用新案だけでなく意匠登録で権利を保護し、包装用袋の物品の意匠登録は多数あるのだなと思いました。(ラズベリー)

多色ペンライトの特許~その後

  • 2022年03月30日
#特許

 ロケ先で訪問した人の仕事や生活等を紹介するテレビ番組で、過去に取材した人の数年後を追って再訪問する企画があります。その手法に倣って今回は、6年前(2015年12月16日)のブログで紹介した「多色ペンライト」の特許(第5608827号公報、2014年9月5日登録)がその後どうなったかについてお知らせします。

 この特許は、登録から5年後の2019年3月19日に進歩性を理由として無効審判を請求されました。特許権者(ターンオン社)は請求項1、2を訂正しましたが、特許庁は、「本件発明は、甲1発明、甲2に記載された技術事項及び周知技術に基づいて、当業者が容易に想到することができた」として、2020年7月28日に無効審決をしました。それに対し特許権者は、知的財産高等裁判所に審決取消訴訟を起こしました。
 2021年10月6日、知的財産高等裁判所は、「特許庁がした審決には甲1発明の課題の認定の誤りがある」と判断し、審決を取り消す判決をしました。この判決が確定したため、特許庁は、2022年1月13日、本件特許は無効でないとの審決をしました。
 このように紆余曲折を経て、本件特許は存続しています。なお、この特許の対象製品である「多色ペンライト」は、ターンオン社のホームページにも掲載されています。(コナン)
https://turnon.co.jp/patent/