記憶力を補うヨーグルト

  • 2021年11月10日
#商標

各メーカー様々なタイプの商品が開発・販売されているヨーグルト。健康維持のため習慣化している人が多いせいか、効能にこだわる商品が目立つ場所に陳列されている印象があります。
先日、大量に陳列されていた新発売のヨーグルトを購入しました。
記憶力に特化したヨーグルトです。他社の商品でも記憶力に特化したヨーグルトが発売されているようなので、競争激しい分野のようです。(タイム)

メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト

●商品名:森永乳業「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト」発売日:2021年10月12日

●この商品に関連する登録商標:
標準文字商標:メモリービフィズス
商標登録番号:第6350567号
登録日   :令和3(2021)年 2月 9日

BIONTECH商標

  • 2021年11月02日
#商標

 こんにちは、ヒロです。
 1ヵ月ほど前、ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンを接種(2回目)しました。接種済証に貼り付けられたシールには、図案化されたアルファベットで「BIONTECH」との表示がありました。

BIONTECH

 J-PlatPatで「BIONTECH」を検索キーワードにして調べてみると、「T」の部分が少し違うものの、全体的には略同じ登録商標(国際商標1478253)を見つけました。

BIONTECH

 国際商標1478253の基礎出願(欧州連合知的財産庁)の出願日は2012年7月18日、国際登録日は2019年4月5日、日本での登録日は2021年4月16日、商標権者は「BioNTech SE」となっています。国際登録から約1年後に新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し始め、その約1年後に日本で商標登録されたようです。

 商標権者の「BioNTech SE」(以下、「バイオンテック」)は、トルコ系ドイツ人夫妻等によって2008年にドイツで設立されたバイオテクノロジー企業とのことです(Wikipedia「バイオンテック」)。バイオンテックは、2020年3月よりファイザー社とともに新型コロナウイルスワクチンの開発を進め、わずか1年足らずでワクチンを実用化しました。バイオンテックとファイザーが開発・実用化したのは、mRNAワクチンという種類のワクチンです。mRNAワクチンは、2020年12月に史上初めて承認された新しいワクチンで、従来のタンパク質系ワクチンと比べ、製造時に病原体の産生を必要とせず、より速く、より安価に、より標準化された方法で、製造工程において不良率が少なく製造できるという利点があるそうです(Wikipedia「RNAワクチン」)。

 日本ではワクチン接種者の増加が奏功しているのか、2021年10月末時点で新規感染者数が落ち着いてきています。しかし、まだまだ油断できません。感染拡大防止に努めながら、このパンデミックの一日も早い終息を願うばかりです。

チョコまみれ

  • 2021年10月27日
#商標

 私が最近気に入っているお菓子を紹介します。それは、株式会社不二家の「カントリーマアム チョコまみれ」です。このお菓子は、チョコレート生地(チョコチップ入り)のカントリーマアムを、ミルクチョコでコーティングした、まさに“チョコまみれ”のお菓子です。この説明を聞くと、「ものすごく甘そう」と思われるかもしれませんが、食べてみると思ったよりも甘すぎず、しっとりしていてとても食べやすいです。秋の夜長の読書のお供にいかがでしょうか?

カントリーマアム チョコまみれ

 「チョコまみれ」は、2021年6月2日付けで商標登録されています(登録第6397058号)。
(さくらもち)

ロジクールのトラックボールERGO M575

  • 2021年10月20日
#商標

自宅のPCでは、マウスではなくトラックボールを使っています。マウス派の方が大多数だと思いますが、私はトラックボール派です。
マウスの場合、画面上のカーソルを移動させるのに、マウス本体を机の上で滑らせるように使いますが、指でボールをコロコロするのがトラックボールです。最初は多少の慣れが必要です。
トラックボールのメリットは、移動させることなく置いたまま使えることで、場所を取らず省スペースで済むことと、腕を動かさずにカーソル移動できるので、手首や肩への負担が少なくマウス腱鞘炎を防げることにあると思います。

以前、運動中に手首を痛めたことがきっかけで使い始めたのですが、先日そのトラックボールが壊れたので交換しました。
新しいトラックボールは、ロジクールのERGO M575。その名の通りエルゴノミクス(人間工学)デザインを取り入れた製品です。手首を不自然な角度に捻ることなく使えるので、更に快適になりました。

ロジクール ERGO M575

株式会社ロジクール(Logicool)は、コンピュータ周辺機器でお馴染みのブランドで、スイスに本社を置くLogitech Internationalの日本法人です。世界的にはLogitechブランドで製品を展開していますが、日本でのみロジクールブランドを使用しているようです。それは、日本法人設立当時、すでにロジテック株式会社が存在していたためです。ロジテック株式会社もコンピュータ周辺機器を手がけている企業で、スイスLogitech社の創業より前の1974年に「ロジテック」の商標出願がされています。
どちらの会社の製品にも親しみがあり、以前からよく使っています。(シスぞう)

Wikipedia 株式会社ロジクール
ロジクール ERGO M575
マウス腱鞘炎とは?(サンワサプライ株式会社)
J-Plat Pat 商標照会「ロジテック」

柿の種

  • 2021年10月06日
#商標

 柿の種は小さい頃から馴染みのある米菓です。
亀田製菓株式会社の位置商標が商標登録されているため、柿の種を買いにいきました。
 柿の種は、数種類あり、どの包装にも、同じ商標がありました。

柿の種

 今回買った包装に記載されている文字商標は、亀田製菓株式会社の「亀田製菓 亀田の柿の種」が商標登録第4991187号、2006年9月29日に登録されています。

 亀田製菓株式会社に関する位置商標は、商標登録第5873740号、2016年8月12日に登録されています。
今回買った包装と、現在登録されている位置商標の内容を比較すると、米菓又は豆菓子の包装用容器の左上部分に付された図形からなる、という箇所と、赤い太線の横長六角形、の箇所は、登録されている位置商標と同じでしたが、青色の縦長略リボン形状及びその左右両辺に接する部分を白色、の箇所が異なりました。
今回買った包装の左上部分の図形は、リボン形状ではなく、台形形状でした。

 位置商標は、形や色が記載され、印象につきやすいなと思いました。
 次に柿の種を買うときも包装の商標を見たいと思います。(ラズベリー)

美味しさの技術

  • 2021年09月24日
#商標】 【#特許

 一正蒲鉾の「カリッこ」シリーズのお菓子が好きで、スーパーで売っていると、つい買ってしまいます。噛み応えのある堅めの食感で、ポリポリとついつい食べ進んでしまいます。いわし、えび、わかめ&ひじきの3種類がありますが、私はいわしがお気に入りです。

カリッこいわし

 裏面を見ると製法特許の特許番号が記載されていました。(特許第3816037号)

カリッこいわし

 魚の風味を生かしたカリカリ感のあるお菓子は、こうした技術によって支えられているのだと感じました。
 また、「カリッこいわし」や「カリッこ」は商標登録されています。

 この商品は、スーパーではお菓子コーナーではなく、かまぼこや魚肉ソーセージが売っているコーナーにあることも多いので、気になった方は探してみてください。(マロン)

KAKUSAN

  • 2021年09月17日
#商標

以前、友人から誕生日プレゼントでKAKUSANのフェイスローラー(美容用マッサージ器)をいただきました。

KAKUSANフェイスローラー美容用マッサージ器

早速使ってみたところ、第一印象は痛かったです。つねられながら引っ張られる感覚でした。
しかし、使い続けていると慣れてきて痛みはなくなりました。
最近は毎晩使っているので最初ほどの痛みはなく、手軽にテレビを見ながらコロコロしています。
「KAKUSAN」は2016年2月26日に商標登録されており(商標登録第5829303号)、権利者は中国の「深▲セン▼市カクサン有限会社」でした。

今はマスク生活のため顔を見せることは少ないですが、こつこつ続けたいと思います。
(うさぎ)

四谷千枚田の五平餅

  • 2021年09月08日
#商標

先日、車のお祓いのため豊川市の砥鹿神社へ行きました。
祈祷後のお下がりに五平餅セットをいただきました。真空パックになった五平餅と八丁味噌だれのセットです。
四谷の千枚田で作られたミネアサヒという米が使われていて、串は鳳来寺山近くの杉の辺材が使われています。食べ方のリーフレットの他に3つのパンフレットが同封されていて、生産者のたくさんのこだわりや想いが伝わってきます。

四谷千枚田の五平餅

J-PlatPatによると、串に焼き印された商品名「四谷千枚田」が商標登録出願されています。審査中ということで拒絶理由通知書に対する意見書を読んでみたところ、地域資源、観光資源である「四谷の千枚田」を通して地域おこしに貢献する出願人の姿を垣間見ることができました。
まだ訪れたことのない四谷の千枚田へ想いを馳せながら五平餅をいただきたいと思います。(カカオ)

商標登録出願:商願2019-167340(J-PlatPat)

お米の商標

  • 2021年08月25日
#商標

 お米の商標について調べました。「こしひかり」の包装に登録商標を見つけました。
新潟米のこしひかりを愛知県で精米しているようです。

こしひかりパールライス パールライスMOG

 「パールライス」の文字商標は、全国農業協同組合連合会の商標登録第1204268号として、1976年6月10日に登録されています。
「パールライス」の文字と図形の結合商標は、全国農業協同組合連合会の商標登録第6278960号として、2020年8月11日に登録されています。
「MOG」の商標は、愛知県経済農業協同組合連合会の商標登録第5231789号として、2009年5月22日に登録されています。
「日本全国よりすぐり。\お米の国から」の商標は、愛知県経済農業協同組合連合会の商標登録6229072号として、2020年2年25日に登録されています。
 パッケージデザインには登録商標と記載がなくても、多数のブランドや、グラフィック、キャッチフレーズが商標登録されているように思いました。
(ラズベリー)

地元のお酒 半田郷

  • 2021年08月18日
#商標】 【#実用新案】 【#意匠】 【#特許

先日、気になる広告を発見しました。「おかげさまで、全米第一位」の大きな文字に引き付けられ、よく見ると、アメリカの日本酒コンクールでグランプリを受賞したお酒ということでアピールされていました。

中埜酒造國盛半田郷

近所のスーパーに置いてあるか確認したところ、運良く購入出来ました。

中埜酒造國盛半田郷

暑い日によく冷えた日本酒を飲むのは最高です。さっぱりしたそうめんと一緒に食べて、夏を感じました。重すぎず軽すぎず、バランスの取れた美味しいお酒でした。この半田郷を製造した中埜酒造株式会社をJ-Plat Patで検索したところ、特許と実用新案が合計で6件、意匠1件、また半田郷を含め商標が207件出願されていました。商標件数が圧倒的に多く、ブランド力を高めていく戦略で事業展開をされているのかな、と思いました。

中埜酒造株式会社HP内 半田郷ページ:
旬を肴に、酒を酌む『半田郷』|中埜酒造株式会社 (nakanoshuzou.jp)

地元にはまだ知られていない美味しい物がたくさんあるのだなぁ、と少しわくわくした気分になりました。(マリーゴールド)