スイマーです。
近県に住む親戚の家を訪ねるのに何か手土産をと思い、地元の和菓子屋さんのサイトを閲覧してみました。美味しそうな品が並んでいる中そのお店の代表的な和菓子の名前には登録商標と明記してあり、商標の登録証の画像も並んでいました。
自社ブランドを守るその姿勢に改めて襟を正す出来事でした。
ハッと一息!
弁理士、特許技術者、商標実務者、図面作成者、業務管理者が書き込みます
アガサ・クリスティー
今年の2月に映画が公開された「ナイル殺人事件」の原作を書いたのはミステリー小説で有名なアガサ・クリスティーです。私は学生時代に「ABC殺人」を読んでからアガサ・クリスティーの小説が好きで「ナイルに死す(Death on the Nile)」「ABC殺人(The ABC Murder)」「オリエンタル急行殺人(Murder on the Oriental Express)」の3冊セットを以前購入しました。今回、映画のCMを見たときに思い出し「ナイルに死す(Death on the Nile)」を最近読み始めました。
J Plat-Patで「アガサ・クリスティー」と検索してみたところ「AGATHA CHRISTIE」(アガサクリスティー)で商標登録が3件ありました。全て1996年3月4日に出願されており、登録になっています。「ナイルに死す」はありませんでしたが、「DEATH ON THE NILE」(デスオンザナイル)は国際登録されています。
原作を読み終わったら映画を見に行きたいと思います。(うさぎ)
福缶と縁起物
定期的に立ち寄りたくなるお店の1つに無印良品があります。お気に入りの商品がいろいろあるなか、以前より気になっていた予約販売の「福缶」を昨年初めて買うことができました。今年は抽選販売でしたが当選し無事に買えました。
福缶は、購入額(今年は2022円)と同額のギフトカードと日本の縁起物が缶詰にされたものです。可愛らしかったり面白かったりする縁起物が入っていて、両面で紹介されている封入チラシを見ているだけでも楽しいです。地域に根付いた日本文化に親しむきっかけにもなります。
震災復興の東北を応援する想いも込められ、東北4県の縁起物14種類を缶詰にして2012年の正月に販売をスタートした福缶は、今年で10周年を迎え、先日、銀座の「ATELIER MUJI GINZA」で福缶10周年企画「CREATIVE IMAGINATION」展が開催されました。近い場所なら是非立ち寄ってみたかったです。
さて、J-PlatPatで検索してみると「無印良品」のキーワードでヒットする商標は94件ありました。全て登録済みです。会社名「良品計画」で検索すると、商標224件、意匠368件、特許・実用新案40件と幅広く知財を活用していることが窺えます。
写真は、昨年と今年の福缶に入っていた縁起物たちです。(2個ずつ購入)
左から京都市「京陶人形 小判 丑」、福島県いわき市「福太郎」、岡山県瀬戸内市「邑久張子 寅」、熊本県玉名郡「泥面子(4点)」です。
缶はペン立てにもなるし、毎年コレクションすることになりそうです♪(カカオ)
ハンドブレンダ
コロナ禍により家ですごす時間が増えました。室内で楽しくすごす時間にお菓子作りをよくしています。
泡立て器やゴムベラを用いて、多種類のお菓子を作ることができます。生クリームや卵白のホイップやメレンゲのお菓子を作るときには、ハンドミキサを用います。
今回買った電動泡立て器は、2021年製の記載があり、電動機本体と、これに付け替え式のハンドブレンダと泡立て器が付属しています。
この電動泡立て器を用いると、気軽に数分ほどでメレンゲを作ることができました。
この電動泡立て器には、登録商標「Abitelaxアビテラックス」が付されていて、商標の権利者は吉井電気株式会社、登録番号第4295194号、登録日は1999年7月16日、指定商品は電気ミキサーとなっています。
この電動泡立て器でレモンシフォンケーキを作ったところ、従来の方法より、ふわふわに出来あがりました。
次は、いちごの季節。この電動泡立て器を用いて、いちごのケーキを作りたいと思っています。(ラズベリー)
イヤホンを探して
先日、以前から使用していたイヤホンが壊れたため、新しいものを購入することにしました。前から気になっていたコードレスのものにしようと、はりきって家電量販店にいったところ、品数のあまりの多さと価格の幅に圧倒されてしまいました。あれこれ悩んだ末に、前とデザインが似ているものを購入したのですが、初期不良なのかBluetooth機能がうまく作動せず、電車内で音が漏れるという恥ずかしい思いをしました。それがトラウマとなり、結局コードが付いたものに買い換えたのですが、これが耳のサイズに合わず、何度も外れるので思い切ってまた新たにコードレスのものを購入しました。それが、こちら。
今回はあえて安価なものを選びましたが、大満足しています。音漏れもなく、耳にもフィットし、大変快適です。高価なものはもっと音が良いのかも知れませんが、慣れればそこまで気になりません。ワイヤレスの便利さに驚いています。
J-plat patで「ワイヤレス イヤホン」と検索したところ特許が194件と意匠が200件、商標が1件ありました。私が購入したものはありませんでしたが、こんな便利なものを発明した人に感謝して大事に使っていきたいと思います。(マリーゴールド)
ガルボ
先日、チョコレート「ガルボ」(株式会社明治)を購入しました。
最初に発売(1996年発売)されたときの形は棒状で、チョコの染み込み具合が絶妙だったことを思い出しました。
時が過ぎ現代になると、かつては箱に並んで入っていたものが、パウチに入ったコロッとした形状に変身していました。
通勤通学で食べやすく、コロナ禍にあってはリモートワークのお供として気に入っています。コーティングで指が汚れない形状です。
チョコレートの含浸製法が核となるこの商品は、核は変わらず、まとう衣を変化させつつ長きにわたり人々に親しまれ続けています。(タイム)
●登録商標
商標(標準文字):ガルボ
登録番号 :第5431592号
登録日 :平成23(2011)年 8月 12日
讃岐うどん
こんにちは、ヒロです。
先日、義妹夫婦が帰省先の香川県で買ってきた讃岐うどんをお土産に貰いました。
職業柄、パッケージの商標は登録されているのかどうなのかが気になります。
裏面に記載されている製造者「石丸製麺株式会社」をキーワードに調べてみると、パッケージ上部の「石を丸で囲んだ図形」(第5064997号)と下部の「讃岐伝統の味/石丸」(第5061692号)が登録されていました。
2つの商標が商標権によって守られています。今後もこれらの商標に同社の信用が蓄積されていくことでしょう。
本場の讃岐うどんだけあって、もっちりとした強いコシのある食感でとてもおいしかったです。
いつか香川県に行ってうどん屋巡りをしてみたい、という思いが高まりました。
ポカヨケ ~ うっかりミスを防ぐ工夫
よく見るテレビ番組に、Eテレで放送されている「0655」と「2355」があります。
内容は日によって違うのですが、「ポカヨケ」について紹介されることがあります。「ポカヨケ」とは、工場などの製造ラインに設置される、作業ミスを防止する仕組みや装置のことです(Wikipediaより)。
うっかりミスをさす「ポカ」を防止するための、絶対に気付く仕組みである「ポカヨケ」は、トヨタ生産方式の基本概念のひとつとして有名かも知れません。日本国外でもそのまま「Poka-Yoke」と呼ばれることがあるそうです。
番組では、大きなタンクの中を掃除するために、デッキブラシを持って中に入る際、デッキブラシに紐をつなぎ、その紐をタンクの外に出しておくことで、デッキブラシの出し忘れを防ぐ「ポカヨケ」などが紹介されています。このようなちょっとした工夫で、大きなミスを防げるのです。
J-PlatPatで「ポカヨケ」を検索すると、34件の特許・実用新案と、10件の商標がヒットします。
工場の製造ラインに限らず、どんな仕事にもミスはつきものです。私も「ポカヨケ」で工夫しながら、日々の仕事をこなしたいと思います。(シスぞう)
ポカヨケ – Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%AB%E3%83%A8%E3%82%B1
Eテレ0655:https://www.nhk.jp/p/e0655/
Eテレ2355:https://www.nhk.jp/p/e2355/
商標登録へのアプローチ ~異端児の多様な考え方~
一般に、新しい商品あるいはサービスを開発したら、どんな名前にしようかと、いろんな商標の名前(ネーミング)を検討することになる。
ところが逆に、この名前(商標)を使いたいのだが、どんな商品あるいはサービスを提供する事業を行うかを考える変わった人がいる。
先日、京都旅行に行って神社仏閣を見て回ったとき、「金閣寺」という商標を使いたい、ついてはこの名前をどんな商品に使ったら儲かるか、嬉しいかを考えたいという人に出会った。「金閣寺味噌」、「金閣寺のお茶」、「金閣酒」などである。その名前のイメージにふさわしい商品を販売していきたいとのこと。商標+商品で稼げる事業を決めたいというわけだ。
このような商標へのアプローチもこれからの時代はありであろうと思う。まずは検索、調査から始めよう。(おにぎり)
アキレススティック
無添加良品「アキレススティック」は、私の家の犬が大好きな、鳥すじ肉を原材料とするスティック状のドッグフードです。商品の説明書きによると、(1)噛む力を鍛え、健康を守る、(2)天然タンパク質で健康を維持、(3)楽しく噛んでストレス発散、という効能があります。私は犬に、毎日、朝と夜、他の総合栄養食やジャーキー類と混ぜて与えるのですが、最初にアキレススティックをくわえて少し離れた場所に運び、自分のスペースを確保してから一生懸命に噛みます。天然素材のため大きさや形にばらつきがあります。大きいピースと小さいピースとでは数倍の差があり、特に大きいピースのときには時間をかけて楽しんでいます。
今年(2021年)の秋頃に商品がリニューアルされ、パッケージのロゴが従来の「無添加良品/アキレススティック」から「無添加良品/アキレススティック+(プラス)」に代わりました。それに先立ち、販売者であるドギーマンハヤシ株式会社は、従来の図形文字商標(商標登録第5147261号)に加えて、標準文字の「アキレススティック」(指定商品=ペットフード、飼料)を商標登録出願し、拒絶理由通知の応答を経て登録されました(商標登録第6285888号、令和2年8月28日登録)。「アキレススティック」が全体で一連一体の商標として需要者・取引者に知られていることが審査官に認められたようです。(コナン)










