「熊」とわたし

  • 2026年01月07日
#商標

12月12日に、2025年の「今年の漢字」が発表されました。
2025年は「熊」。
確かに、特に下半期は、熊に関するニュースを聞かない日はないほどでしたね。

「熊に関する思い出は何かあったかな?」と自分の一年を振り返ってみたところ、夏の終わりに「奥飛騨クマ牧場」に行ったことを思い出しました。

奥飛騨クマ牧場は、岐阜県の新平湯温泉にある、クマの動物園です。

奥飛騨クマ牧場

園内にはたくさんのツキノワグマがおり、エサをあげることができます。
「わたしにください」と手を挙げてアピールするクマ、
ただ口を開けて、口にエサが投げ入れられるのを待つクマ、
柵の真下で、おこぼれを待つクマ、
エサに興味が無く、足を掻いているクマなど、個性が溢れていました。

奥飛騨クマ牧場

奥飛騨クマ牧場

奥飛騨クマ牧場

こちらは、上のほのぼの姿とは一転、鋭い爪がよくわかる野性味を感じる姿です。

奥飛騨クマ牧場

2026年は、熊にとっても人間にとっても、不幸な事件・事故が少しでも減ることを願います。

「今年の漢字」は、第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授」等を指定役務として、2009年7月10日付で商標登録されています(権利者:公益財団法人日本漢字能力検定協会、登録第5247080号)。
(さくらもち)

エシカル引越

  • 2025年12月26日
#商標

 普段何気なく目にする商標について紹介します。今回紹介するのは「エシカル引越」です。

 近年、エシカル消費という言葉を耳にすることが増えてきました。これは、「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」(消費者庁)とされ、さまざまな団体や企業が取り組みを進めています。
 …と聞くと堅苦しいですが、簡単にいうと、エシカル消費とは、社会に配慮した製品やサービスを積極的に選んで購入・利用する消費行動のことです。例えば、フェアトレード商品や有機JASマーク付き野菜を購入すること、地産地消、食品ロス削減、省エネ・節水などはすべてエシカル消費になります。

 このエシカル消費の1つとして、最近「エシカル引越」というものに参加する機会がありましたので紹介します。
 これはサカイ引越センターが提供するサービスで、通常の引越料金に1,100円を追加することで、引越で排出される二酸化炭素をオフセット(相殺)できるというものです。これにより、同社の提携パートナーを通じて、三重県尾鷲市の森林整備や生物多様性の森づくりを持続的に推進していく活動を支援することができます。半年~1年後に届けられる森林整備の成果が楽しみです。

 この「エシカル引越」は商標登録出願されており、現在審査待ちとなっています。
(blink)

サンタクロースになりました🎅

  • 2025年12月25日
#商標】 【#実用新案】 【#意匠】 【#特許

 ブックサンタは、認定NPO法人チャリティーサンタが、様々な困難によって体験格差を抱える子ども達に本を送るために、書店と連携してスタートした社会貢献プロジェクトです。全国の1851の書店から参加することができます。合言葉は、「あなたも誰かのサンタクロース」です。
 対象の書店で、選んだ本にお支払いをすると、写真のようなリーフレットとステッカーをいただきました。

ブックサンタ

 書店での寄付は、クリスマスで終わってしまうようですが、運営費の寄付やクラウドファンディング、同じNPO法人チャリティーサンタが運営している「シェアケーキ」は、通年で参加できるようです。
 「ブックサンタ」と「シェアケーキ」は、特定非営利活動法人チャリティーサンタにて、商標登録されていました。
 また、ちょっと気になったので、「サンタクロース」をJ-PlatPatの簡易検索で検索してみると、特許・実用新案15件、意匠11件、商標31件がヒットしました。意外とあるものですね。
 来年も、#ブックサンタ で、私も誰かのサンタクロースになろうかな、と思います。(マロン)

 ブックサンタ公式ホームページ
 https://booksanta.charity-santa.com/

M-1グランプリ

  • 2025年12月19日
#商標】 【#特許

 「M-1グランプリ」とは、結成15年以内の若手漫才師を対象とした漫才コンクールです。2001年に創設され、途中4年間の中止をはさんで、今年2025年が21回目の開催になります。プロ・アマチュアを問わず出場可能。今年は過去最多の1万1千組以上がエントリーしました。私の知っている落語研究会の大学生コンビも挑戦したそうです。
 「M-1グランプリ」は標準文字で商標登録(第5757035号)されており、商標権者は朝日放送株式会社および吉本興業株式会社です。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2014-100187/40/ja

 「漫才」を明細書に含む特許文献を検索すると、特開2022-128994号公報には、漫才のネタ、創作落語等が含まれる着想の提供を仲介する着想仲介システム及び着想仲介方法の発明が開示されています。ネットワークに接続された管理サーバにて、ユーザの着想に関する要求と、記憶部に記憶された既存情報とを結びつけるシステム及び方法の発明です。この発明では、既存情報を有効活用した着想の支援が可能になります。

漫才

 私は、漫才の面白さはネタだけでなく、演じる技量による部分が大きいと思います。今年のM-1グランプリの決勝戦は12月21日(日)に行われる予定です。1万組の中から勝ち残ったコンビのネタと演技力を楽しみたいと思います。(コナン)

 (参考サイト)
 M-1グランプリ 公式サイト

クラフトビール ~味と商標で楽しむ~

  • 2025年12月04日
#商標

クラフトビールをいただきました。
クラフトビールはちょっと味が苦手という方から、ビール好きな私に回ってきました。なんてラッキー♪

「クラフトビール」という呼称は、時代の流れとともに「地ビール」という呼称から変化したものとぼんやりイメージしていましたが、調べてみると意味や背景に違いがあるようです。

1994年の酒税法改正をきっかけに「地ビール」ブームが起こり、観光・お土産として人気となりましたが、品質や味のばらつきで一時低迷。その後、必ずしも地域限定ではなく、小規模で職人のこだわりを持って造られる品質や独自性を重視した「クラフトビール」が登場。「地ビール」の進化版として世界的なトレンドへと広がりました。

缶のデザインはそれぞれ個性があり、まずは見た目から楽しませてくれます。
そして、ビールの香りを感じる前に、まず商標の香りがプンプン。調べてみると、やはり各ブランドがしっかり商標で守られていました。

クラフトビール

以下、画像を右から順に:

1.COEDO 毬花-Marihana-
埼玉県川越市のCOEDOブルワリーが手掛けるセッションIPA。
ホップの花を意味する「毬花/Marihana」に関する商標(登録第5749513号)や「COEDO/小江戸」に関する商標(登録第5525440号)などを取得済みです。

2.軽井沢 香りのクラフト 柚子
軽井沢ブルワリーによる、国産柚子を使用したビール。
ロゴ商標(登録第5530252号)や「軽井沢香りのクラフト」(登録第6162978号)など、商標登録済みです。

3.エチゴビール プレミアムレッドエール
新潟市にある日本発の地ビールメーカー、エチゴビールの赤色エール。
缶に「全国第一号地ビール」とあるとおり、その歴史自体がブランド価値。
ロゴ商標(登録第4449710号)や印象的なイラスト商標(登録第4529496号)も取得済みです。

4.黄桜 LUCKY CAT
日本酒メーカー・黄桜が造る、柚子や和山椒を加えたユニークなビール。
Kizakuraのロゴ商標(登録第6504679号)は登録済み。
LUCKY シリーズには 定番のLUCKY DOGLUCKY CHICKENのほか、干支シリーズとして2025年限定のLUCKY SNAKEも登場しています。
LUCKY CATの商標は未確認ですが、33類で別会社が「The Lucky Cat」を登録しているため、影響している可能性もありそうです。商標の世界は奥深いですね。

クラフトビールは「味」だけでなく「名前」も含めて守り育てる時代。
商標はブランドの信頼性を支える大切な仕組みですね。

ところで、皆さんはご馳走は最初に食べる派ですか?後にとっておく派ですか?
私はというと、すぐに飲みたい気持ちを抑えつつ、クラフトビールは特別感があるので「ここぞ」というときのご褒美にしたい派。でも、ビールは鮮度が命。理由をこじつけて早めに完飲したいと思います♪(カカオ)

参考:
【醸造家が語る定番ビールの魅力】「COEDO 毬花-Marihana-の魅力やこだわり」 – COEDO BREWERY 公式オンラインストア
軽井沢 香りのクラフト 柚子 – THE軽井沢ビール公式サイト | クラフトビール(地ビール)
商品一覧-エチゴビール株式会社
製品情報|地ビール|黄桜株式会社

かつお食堂 ~極上のかつお節体験~

  • 2025年11月26日
#商標

 先日の東京出張の際、渋谷にある「かつお食堂」で食事をしました。「かつお食堂」さんは、以前、当所で商標登録のお手伝いをさせていただいたご縁があり、一度ご挨拶も兼ねて伺ってみたいと思っていたお店です。

かつお食堂 かつお食堂

 予約の時間にお店へ入ると、「シュッ、シュッ、シュッ」という心地よい音とともに、店主の永松さんがかつお節を削っている姿が目に飛び込んできました。

かつお食堂 かつお食堂

 お店のカウンターでは、お客さんからの注文のたびに、永松さんがかつお節をその場で削って提供してくれます。
 注文を済ませてしばらくすると、削りたてでふわふわのかつお節をごはんの上に山盛りにのせた一杯、お味噌汁、卵などが並んだ「かつお食堂の定食」が運ばれてきました。
 ピンクがかった極薄のかつお節は香りが抜群で、口に入れるとすっと溶けてしまうほど。かつお節をここまで薄く、しかも均一に削る技術は、まさに職人技といえます。かつお節を削る様子を実際に見るのも、これほど美しく美味しい削りたてのかつお節を味わうのも初めての体験でした。かつおの出汁がしっかり効いたお味噌汁も絶品でした。

かつお食堂 かつお食堂

 鰹節伝道師「かつおちゃん」としても活動されている永松さんからは、かつお節の産地や、かつお節ができるまでの工程など、興味深いお話をたくさん聞くことができます。かつお節を削る鉋(かんな)は、その日の気温や湿度などによって使い分けているのだとか。テーブルに置かれていた途中まで削られたかつお節を手に取ってみると、想像以上にずっしりと重く、とても硬く、削り面はまるで木目のよう。実物を見て触れるのは初めてで、とても貴重な経験となりました。
 「かつお食堂」は「ミシュランガイド東京」で2022・2023・2024・2025年と4年連続で「ビブグルマン」に掲載されています(MICHELIN GUIDE:かつお食堂)。「価格以上の満足感が得られる料理」(ビブグルマン)に選ばれているのも納得のクオリティと体験です。

かつお食堂

 嬉しいことに、店内には、当所で出願代理し登録に至った商標(登録第6957190号)の登録証が飾られていました。この商標のかつおのイラストは、永松さんがこの仕事・お店を始めるきっかけをくれた御祖母様の作だそうです。「お店のアイデンティティーを象徴する大切なイラストなので、ぜひ商標登録したい」と出願のご依頼をいただいた際の言葉を思い出しました。永松さんの思いが込められたこのイラストはお店の看板・象徴として、これからもお店を支え続けてくれることでしょう。

 日本の伝統食材であるかつお節の魅力を未来に伝える「かつお食堂」が、ますます発展し、末永く続いていくことを願っています(ヒロ)。

かつお食堂HP:https://www.katsuoshokudo.jp/services
かつお食堂Instagram:https://www.instagram.com/katsuoshokudo/
かつお食堂予約ページ:https://www.tablecheck.com/ja/shops/katsuoshokudo/reserve
永松さん著「鰹節を手削りする 美味しい暮らし: 日本の味いただきます」:https://amzn.asia/d/5ghVozl

きのこの山

  • 2025年11月12日
#商標

スイマーです。
秋ですね。秋といえばキノコです。この季節の山の幸は美味しくてたくさん食べたいのですが、素人が気軽にキノコ狩りに出掛けるわけにはいきません。

そこで、どなたにも安心して街中で手に入れられるキノコといえば、「きのこの山」ですね。可愛らしいキノコの形をしたお菓子は大人になった今でも手に取るとワクワクします。

この誰もが知る有名な形状のお菓子は1978年に文字商標(登録番号1330075号)、2018年には立体商標に登録されています(登録番号第6031305号)。
個性的で魅力的な形状だからこそ企業側もしっかりと権利を守っています。

きのこの山

知的財産権によってブランドを守る取り組み きのこの山に関する模倣品対策のご紹介
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2024/0924_01/index.html

以前当所ブログで取り上げた、「たけのこの里」は2021年に立体商標が登録されています(登録番号6419263号)。
たけのこの里

「ディスペンパック」が「パキッテ」に

  • 2025年10月29日
#商標

もう10年以上も前になりますが、弊所のブログで「ディスペンパック」について掲載したことがあります。
便利な容器 ディスペンパック(ヒロ)

「ディスペンパック」は調味料などが入った小さな容器で、片手でパキッと2つに折ることで、中身が出てくる構造です。(詳しくは以前の記事をご覧ください。)
その後もこの記事に時々アクセスがあるので、この商品に興味をお持ちの方が多いと推測します。

パキッテ

パキッテ

この「ディスペンパック」は、2019年に「パキッテ」という名称に改められています。「パキッテ」は、キユーピー株式会社のグループ会社である、株式会社ディスペンパックジャパンの商品です。小さな文字ですが、商品に「パキッテTM」と記載があるのがわかります。

パキッテ

名前の由来が容易に想像できて、覚えやすく親しみやすいネーミングですね。この容器を見たことはあっても「ディスペンパック」という名前を憶えている人はあまりいなかったそうですが、知名度が上がりそうな「パキッテ」という名前には、ネーミングの重要性を感じます。もちろん「パキッテ」は商標登録され、ブランドが保護されています。
パキッテ:登録6334755
PAKITTE:登録6268828

ちなみに、「パキッテ」はカプセルトイにもなっています(2025年9月より順次販売)。これなら思う存分、何度でも“パキ”ってできますよ♪
https://x.com/kewpie_official/status/1967786792461144565
私も“パキ”ってしたいです。(シスぞう)

ブランド力のある商品・サービス名の商標登録は、ビジネスにおける重要なプロセスです。
御社の大切な商品名やサービス名も商標登録して保護しませんか?
商標登録に関するご相談・ご依頼がございましたら、こちらからぜひ弊所までお問い合わせください。

推しが商標登録されていました♪

  • 2025年10月22日
#商標

2023年3月に投稿したブログ「ちいかわ」で私の推しはちいかわの友達のうさぎとお伝えしました。
そして、なんと!その推しが商標登録されていました!

ちいかわ
*商標登録6890391の公報より

商標権利者は「株式会社ナガノ」となっており、前回の記事で紹介したちいかわ(商標登録第6462301号)も商標権者が「株式会社ナガノ」に商標権移転登録されていました。

自分の好きなものが権利保護されているのを見つけて安心しました。
(うさぎ)

マステの小さな商標

  • 2025年10月15日
#商標

 ちょっとしたものを貼ったり、封をしたりするのに、何かと便利なマスキングテープ。可愛い物が売っていると、つい買ってしまいます。

マスキングテープ

 先日購入したマスキングテープには、とっても小さく「商標」の記載がありました。J PlatPatで調べてみたところ、ニチバン株式会社が「Petit joie/プチジョア」で権利化していました。(第5746465号)
 もちろん、記載サイズが小さくでも権利が小さいわけではありません!

マスキングテープ

 愛知県安城市に工場があるニチバンは、「セロテープ」で有名です。あまりにも有名で、一般名称と間違えられがちですが、「セロテープ」もニチバンの商標、一般名称は「セロハンテープ」です。セロテープの商標はいくつかありますが、一番古いものは昭和34年に登録されています(第546229号)。

 セロテープは必須アイテムですし、プチジョアのマステも、また見つけたら購入したいと思います。(マロン)

プチジョアシリーズ
https://www.nichiban.co.jp/general/stationery/product_name/brand_series/petitjoie/

セロテープ
https://www.nichiban-cellotape.com/