暗くなるヘッドランプ

  • 2019年10月23日
#特許

 普段何気なく目にする特許製品について紹介します。今回紹介するのは、車用の「ヘッドランプ」です。夜間、交差点に近づくと暗くなるヘッドランプ、こんな発明が特許(特許第5770007号)になっています。
 通常、夜間走行時は事故防止のためヘッドランプが交差点を明るく照明します。ところが、夜間、カーナビの位置情報に基づいて交差点を検出すると、車両が交差点で停止するまで、このヘッドランプは交差点の内側を暗くします。怖いですよね、必ず停車しますよね。それが発明の狙いです。(チョビ)

東洋のエジソン

  • 2019年10月16日
#今日の発明

10月16日は、日本の発明家である田中久重の誕生日です。
江戸時代後期から明治にかけて活躍し、のちの東芝となる田中製造所を明治8年に設立したことで知られています。
「東洋のエジソン」との異名を持ち、折りたたみ式の懐中燭台や万年時計を考案したほか、当時流行していた「からくり人形」の新しい仕掛けを次々と考案したことから「からくり儀右衛門」とも呼ばれ、現存する「弓曳童子」と「文字書き人形」は、からくり人形の最高傑作といわれています。
2体ある「弓曳童子」のうち1体は、愛知県名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館によって所蔵されています。
アメリカにあった「文字書き人形」は、平成17年に開催された、「愛・地球博(愛知万博)」で展示されました。(シスぞう)

文字書き人形
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/田中久重

コーヒーフィルター

  • 2019年10月10日
#特許

スイマーです。
コーヒーが好きです。休日は自分で豆を引きドリップして飲んでいます。
その時に必ず使うのが紙のコーヒーフィルターです。
これはドイツのメリタ・ベンツさんが1908年に特許を認められたものが始まりで、その後、彼女はコーヒー関連の会社を興しました。
コーヒー好きならきっと誰もが知っている会社ですね。

Logo Melitta (Unternehmen)

図はメリタの登録商標です。

休日パテントセミナー2019in名古屋

  • 2019年10月04日
#弁理士】 【#知財イベント

 「休日パテントセミナー2019in名古屋」は日本弁理士会東海会主催の知的財産権制度に関する市民講座です。本年度は2019年9月から2020年1月まで5回開催されます(第1回は終了しました)。第4回(2019年12月14日(土))の「意匠権について~製品のデザインを知的財産権で保護する~」の回では、当事務所の岡田康一弁理士が講師(後半)を担当し、意匠法の改正、意匠審査基準の改訂、意匠権に関する裁判例等を紹介する予定です。日時や会場の詳細、参加申込みは日本弁理士会東海会の下記ホームページをご参照下さい。(コナン)

http://www.jpaa-tokai.jp/topics/detail_557_0_1.html

チップスターの筒状ケース

  • 2019年09月27日
#意匠】 【#特許

こんにちは、まるしばです。
チップスターといえば、筒状のパッケージがおなじみですよね。ある休日、このパッケージの底面に、賞味期限以外の印字があることに気づきました。そこには、「特許出願中(特願2016-8833)」「意匠登録出願中」(意願2016-964)と印字されていました。何の特許と意匠なのかな~と調べてみました。その内容は「パッケージの底面を破壊して容易に平面的に押し潰すことができつつ、意図せず底面の破壊が開始されてしまうことのない包装容器」についてでした。改めてパッケージを確認すると、底面には、「★マークを押しやぶると つぶしやすくなります」との印字があり、側面には「つぶしやすいパッケージ」とありました。つぶしやすいけど、破壊されにくいパッケージ・・・これを実現したのは、企業努力だなーと感心しました。割れていないポテトチップを食べられて、パッケージを簡単につぶすことができるってありがたいことです。

手軽に食べられる乳酸菌 その2

  • 2019年09月20日
#特許

 2017年10月23日に紹介した「乳酸菌ショコラ」。
 https://www.hattori.co.jp/blog/2017/10/
 このとき、パッケージにはPCT出願の国内移行番号と、「特許出願中」と書かれていました。あれからおよそ2年。最近買ったものには、「特許6181254号」と特許番号が記載されていました。特許公報を見てみると、出願が2016年の8月。早期審査対象出願となっており、2017年7月には特許となっています。

 ここで疑問が浮かびます。なぜ2017年7月に特許が成立しているのに、2017年10月の時点でパッケージに記載されていた番号で、特許公報が出てこなかったのでしょうか。
 調べてみました。
 2017年10月のときに書かれていた特許出願番号は「特願2016-543748号」(出願A)
 今、パッケージに記載されている「特許6181254号」に対応する特許出願番号は「特願2016-158335」(出願B)
 つまり、パッケージに書かれている特許番号が出願Aから出願Bに変わっていることがわかります。
 紐解いてみると、出願Aの出願人はロッテ、出願Bの出願人は日東薬品工業です。そして、出願Bの登録情報を見てみると、権利者は日東薬品工業とロッテになっていました。ちなみに、乳酸菌ショコラのパッケージには、ロッテと日東薬品工業の共同開発商品であることが書かれています。
 これらの情報は、J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/)で調べることができます。トップページの簡易検索欄に番号を打ち込めば、誰でも調べられますので、パッケージなどに特許番号を見つけたときには、調べてみると、面白いですよ。(マロン)

 

 

フライステーション

  • 2019年09月13日
#商標

皆さんはスカイダイビングをしたいと思ったことはありますか?料金や精神的不安といった面で、体験するには敷居が高いアクティビティだと思いますが、そんなスカイダイビングの疑似体験が出来る場所があります。
それが埼玉県越谷市にある「FlyStation(フライステーション)」です。FlyStationは、ロシア発祥のアトラクションで、日本ではロシアに次ぎ世界で2番目に誕生しました。FlyStationでは、インストラクターと共に屋内に設置された円筒状の空間の中で、下から吹く最大時速360kmの風に身をまかせ宙に浮くことができます!最初に地上1mくらいの高さで身体を慣らしたあと、インストラクターの方とともに高さ20m程ある円筒状の中を飛び回ることができます。実際に体験する前に、インストラクターの方から宙に浮く際の姿勢や注意点などのレクチャーを受けることができますので、初心者の方でも安心です。非日常を楽しみたい方はぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

こちらのFlyStationは、ホームページにも載っているロゴが2015年12月18日に商標登録されています。
FlyStation: https://flystation.jp/

(ポテト)

ベルトシール

  • 2019年09月06日
#実用新案

外出時によく持ち歩いているノートがあるのですが、以前からカバンの中で開いてしまい、間に物が挟まったりするのが気になっていました。そこで、先日ベルトシール(株式会社デザインフィルより発売、実用新案登録済)を購入し、貼り付けてみました。
このベルトシールですが、手帳やノート、ファイルなどに貼り付けるだけで開くのを防ぐだけでなく、ペンホルダーの機能も兼ね備えているとても便利なシールです。また、止める部分はマグネットになっているため、スムーズに止めることができます。これで快適にノートを持ち歩くことができるので、お気に入りのアイテムになりそうです。(レモン)

実用新案登録番号:第3161147号
登録日:平成22年6月30日

コインロッカーに扉の親子?

  • 2019年08月30日
#実用新案

先日利用した有料コインロッカーが素晴らしすぎました! 通常の扉(親扉)に鍵穴付きの小さな扉(子扉)が設けられており、改めてお金を払うことなく財布やスマホを出し入れできるではありませんか。やはりというべきか、このグッドアイデアは実用新案登録(第3185319号)されていました。(ランナー)

 

今日の発明 ~圧力釜~

  • 2019年08月22日
#今日の発明

 今日(8月22日)と関連の深い発明について紹介します。今回紹介するのは、圧力釜(圧力鍋、Pressure cooker)です。

 圧力釜というと、私が子供の頃、母がよく、玄米を炊くのに使っていたことを思い出します。この圧力鍋を発明したのが、フランスの物理学者であり発明家のドニ・パパンです。パパンは圧力調理器の発明者ですが、蒸気機関の先駆者としても知られています。

 ドニ・パパン(Denis Papin)は1647年の今日(8月22日)、フランス中部の都市ブロワで生まれました。いったんは医者になったものの、数学や力学への興味が捨てきれず研究生活に入ります。その後はイギリスにわたり、1679年(今から340年前)、蒸気圧を利用した調理器を発明しました。

 もっともこれは、調理器というよりも調理設備というべき大きなものだったようです。以後250年間、圧力調理器は、このような業務用サイズのままだったのです。
 その後、1938年になって、アメリカのアルフレッド・ビッシャー(Alfred Vischer)が家庭用の圧力釜を特許出願し、大戦後はアメリカのライフスタイルとともに全世界に普及しました。
 一方、日本では、これとは全く別の流れで圧力釜が普及したようです。というのも、日本では戦前から玄米食が推奨され、玄米を柔らかく炊ける圧力釜が国産化されていたからです。

 大戦時は戦火を交えた両国ですが、経緯は異なっても、同じように圧力釜が普及したというのが興味深いところです。(blink)

詳しくは、以下のリンク等を参照して下さい。
1)ドニ・パパン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%91%E3%83%B3
2)圧力鍋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A7%E5%8A%9B%E9%8D%8B