ヘッドマウントディスプレイを装着して周りを見ると、現実の空間上に仮想空間の物体が重なって見えます。これがAR(拡張現実)です。また、仮想空間の物体を自由に動かせるようにする技術がMR(複合現実)です。近年、ARやMRは、医療分野その他の各産業分野での作業支援や教習訓練に広く利用されています。VR(仮想現実)、AR、MRを合わせてXR(クロスリアリティ)とも呼ばれています。
推進工法やシールド工法による地下トンネル工事を行うサン・シールド株式会社では、地下トンネル工事の作業計画や工事に用いられる掘進機の製造、保守などの工程において、AR、MRによるシミュレーション技術を積極的に活用しています。実際の活用例は、YouTubeのSunshieldチャンネル(下記リンク)にも紹介されています。
知的財産の面からもサン・シールド株式会社は、「作業支援システム」(特許第6969807号公報)の特許権や「SUNーSHIELD MRシミュレータ」(商標登録第6379062号)などの商標権を取得しています。
都市整備事業における地下開発の役割は今後ますます重要になってくると思われます。それを支える作業においてXRの最新技術がより有効に利用されることに期待します。(コナン)
サン・シールド株式会社ホームページ
https://www.sunshield.co.jp/
YouTube Sunshieldチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCvS6w4NRWGAZ7aOcw34CXmA