エシカル引越

  • 2025年12月26日
#商標

 普段何気なく目にする商標について紹介します。今回紹介するのは「エシカル引越」です。

 近年、エシカル消費という言葉を耳にすることが増えてきました。これは、「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」(消費者庁)とされ、さまざまな団体や企業が取り組みを進めています。
 …と聞くと堅苦しいですが、簡単にいうと、エシカル消費とは、社会に配慮した製品やサービスを積極的に選んで購入・利用する消費行動のことです。例えば、フェアトレード商品や有機JASマーク付き野菜を購入すること、地産地消、食品ロス削減、省エネ・節水などはすべてエシカル消費になります。

 このエシカル消費の1つとして、最近「エシカル引越」というものに参加する機会がありましたので紹介します。
 これはサカイ引越センターが提供するサービスで、通常の引越料金に1,100円を追加することで、引越で排出される二酸化炭素をオフセット(相殺)できるというものです。これにより、同社の提携パートナーを通じて、三重県尾鷲市の森林整備や生物多様性の森づくりを持続的に推進していく活動を支援することができます。半年~1年後に届けられる森林整備の成果が楽しみです。

 この「エシカル引越」は商標登録出願されており、現在審査待ちとなっています。
(blink)

サンタクロースになりました🎅

  • 2025年12月25日
#商標】 【#実用新案】 【#意匠】 【#特許

 ブックサンタは、認定NPO法人チャリティーサンタが、様々な困難によって体験格差を抱える子ども達に本を送るために、書店と連携してスタートした社会貢献プロジェクトです。全国の1851の書店から参加することができます。合言葉は、「あなたも誰かのサンタクロース」です。
 対象の書店で、選んだ本にお支払いをすると、写真のようなリーフレットとステッカーをいただきました。

ブックサンタ

 書店での寄付は、クリスマスで終わってしまうようですが、運営費の寄付やクラウドファンディング、同じNPO法人チャリティーサンタが運営している「シェアケーキ」は、通年で参加できるようです。
 「ブックサンタ」と「シェアケーキ」は、特定非営利活動法人チャリティーサンタにて、商標登録されていました。
 また、ちょっと気になったので、「サンタクロース」をJ-PlatPatの簡易検索で検索してみると、特許・実用新案15件、意匠11件、商標31件がヒットしました。意外とあるものですね。
 来年も、#ブックサンタ で、私も誰かのサンタクロースになろうかな、と思います。(マロン)

 ブックサンタ公式ホームページ
 https://booksanta.charity-santa.com/

M-1グランプリ

  • 2025年12月19日
#商標】 【#特許

 「M-1グランプリ」とは、結成15年以内の若手漫才師を対象とした漫才コンクールです。2001年に創設され、途中4年間の中止をはさんで、今年2025年が21回目の開催になります。プロ・アマチュアを問わず出場可能。今年は過去最多の1万1千組以上がエントリーしました。私の知っている落語研究会の大学生コンビも挑戦したそうです。
 「M-1グランプリ」は標準文字で商標登録(第5757035号)されており、商標権者は朝日放送株式会社および吉本興業株式会社です。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2014-100187/40/ja

 「漫才」を明細書に含む特許文献を検索すると、特開2022-128994号公報には、漫才のネタ、創作落語等が含まれる着想の提供を仲介する着想仲介システム及び着想仲介方法の発明が開示されています。ネットワークに接続された管理サーバにて、ユーザの着想に関する要求と、記憶部に記憶された既存情報とを結びつけるシステム及び方法の発明です。この発明では、既存情報を有効活用した着想の支援が可能になります。

漫才

 私は、漫才の面白さはネタだけでなく、演じる技量による部分が大きいと思います。今年のM-1グランプリの決勝戦は12月21日(日)に行われる予定です。1万組の中から勝ち残ったコンビのネタと演技力を楽しみたいと思います。(コナン)

 (参考サイト)
 M-1グランプリ 公式サイト

クラフトビール ~味と商標で楽しむ~

  • 2025年12月04日
#商標

クラフトビールをいただきました。
クラフトビールはちょっと味が苦手という方から、ビール好きな私に回ってきました。なんてラッキー♪

「クラフトビール」という呼称は、時代の流れとともに「地ビール」という呼称から変化したものとぼんやりイメージしていましたが、調べてみると意味や背景に違いがあるようです。

1994年の酒税法改正をきっかけに「地ビール」ブームが起こり、観光・お土産として人気となりましたが、品質や味のばらつきで一時低迷。その後、必ずしも地域限定ではなく、小規模で職人のこだわりを持って造られる品質や独自性を重視した「クラフトビール」が登場。「地ビール」の進化版として世界的なトレンドへと広がりました。

缶のデザインはそれぞれ個性があり、まずは見た目から楽しませてくれます。
そして、ビールの香りを感じる前に、まず商標の香りがプンプン。調べてみると、やはり各ブランドがしっかり商標で守られていました。

クラフトビール

以下、画像を右から順に:

1.COEDO 毬花-Marihana-
埼玉県川越市のCOEDOブルワリーが手掛けるセッションIPA。
ホップの花を意味する「毬花/Marihana」に関する商標(登録第5749513号)や「COEDO/小江戸」に関する商標(登録第5525440号)などを取得済みです。

2.軽井沢 香りのクラフト 柚子
軽井沢ブルワリーによる、国産柚子を使用したビール。
ロゴ商標(登録第5530252号)や「軽井沢香りのクラフト」(登録第6162978号)など、商標登録済みです。

3.エチゴビール プレミアムレッドエール
新潟市にある日本発の地ビールメーカー、エチゴビールの赤色エール。
缶に「全国第一号地ビール」とあるとおり、その歴史自体がブランド価値。
ロゴ商標(登録第4449710号)や印象的なイラスト商標(登録第4529496号)も取得済みです。

4.黄桜 LUCKY CAT
日本酒メーカー・黄桜が造る、柚子や和山椒を加えたユニークなビール。
Kizakuraのロゴ商標(登録第6504679号)は登録済み。
LUCKY シリーズには 定番のLUCKY DOGLUCKY CHICKENのほか、干支シリーズとして2025年限定のLUCKY SNAKEも登場しています。
LUCKY CATの商標は未確認ですが、33類で別会社が「The Lucky Cat」を登録しているため、影響している可能性もありそうです。商標の世界は奥深いですね。

クラフトビールは「味」だけでなく「名前」も含めて守り育てる時代。
商標はブランドの信頼性を支える大切な仕組みですね。

ところで、皆さんはご馳走は最初に食べる派ですか?後にとっておく派ですか?
私はというと、すぐに飲みたい気持ちを抑えつつ、クラフトビールは特別感があるので「ここぞ」というときのご褒美にしたい派。でも、ビールは鮮度が命。理由をこじつけて早めに完飲したいと思います♪(カカオ)

参考:
【醸造家が語る定番ビールの魅力】「COEDO 毬花-Marihana-の魅力やこだわり」 – COEDO BREWERY 公式オンラインストア
軽井沢 香りのクラフト 柚子 – THE軽井沢ビール公式サイト | クラフトビール(地ビール)
商品一覧-エチゴビール株式会社
製品情報|地ビール|黄桜株式会社