飛騨のさるぼぼ

  • 2025年03月26日
#商標】 【#地域団体商標

先月、友人数名と岐阜県高山市へ行ってきました。
名古屋からJRひだに乗り2時間20分ほどで着きました。

写真を撮ったり、食べ歩きや観光などを楽しみました。
高山の街中でよく見かけたのが「飛騨のさるぼぼ」でした。猿の赤ちゃんに似ていることから「さるぼぼ」と呼ばれる人形で、縁起物として親しまれているようです。
「飛騨のさるぼぼ」は地域団体商標(商標登録第5087585号)にも登録されています。

飛騨のさるぼぼ

今回の思い出にさるぼぼ作りの体験で、さるぼぼのお手玉を作りました。時間は30分ほどで布を縫ったり、のりでさるぼぼの頭をつけたりなど簡単で大人から子供まで楽しめる体験でした。

弊所は愛知県、岐阜県、三重県など東海地方の知的財産の支援実績があります。東海地方以外のお客様でも対応可能ですのでお気軽にお問い合わせください。(うさぎ)

変わらぬおいしさ 変わらぬ名前

  • 2025年03月19日
#商標

 お店で「ヨーグレット」が売っていたので、懐かしく思い、購入しました。かつての箱入りのタブレットタイプではなく、パウチ袋入りの糖衣タイプのもので、ヨーグレットも進化していました! たまたま私が行ったお店では糖衣タイプしか売っていませんでしたが、ホームページを見ると、昔ながらの箱入りのヨーグレット、ハイレモンも今でも健在のようです。

ヨーグレット

 食べようと思ってパッケージを見ていて、ふと、「ヨーグレットって明治じゃなかったかな?」と気になって調べてみたところ、ヨーグレットやハイレモンを製造している明治産業は、2023年に丸紅の子会社となり、社名が「アトリオン製菓」に変わったようです。
 元々のヨーグレットの商標権は明治製菓で、現在の商標権の権利者はアトリオン製菓になっています。経過情報を見ると、2023年に権利譲渡されているようです。ハイレモンも同様、現在の商標権の権利者はアトリオン製菓です。

 仮に、同じ品質のものが売っていたとしても、名前やパッケージが変わっていたら、手に取れなかっただろうな、と思います。時代の流れで会社が変わっても、変わらない味を楽しめることが、商標権で守られていることに改めて気づいた出来事でした。箱入りタイプも売っているのを見つけたら、買ってみようと思います。(マロン)

猫の日

  • 2025年03月12日
#商標

先日2月22日は猫の日でした。
猫好きの私にとって、猫の日は、写真や動画などで朝から晩までいつも以上に色々な猫を目にすることができる大変ありがたい一日です。

今年は猫の日にちなみ、こんなお菓子を買ってみました。

稲豊園 招福猫子まんじゅう

稲豊園 招福猫子まんじゅう

岐阜県高山市にお店を構える、稲豊園さんの「招福猫子まんじゅう」です。

稲豊園 招福猫子まんじゅう

稲豊園 招福猫子まんじゅう

この見た目のインパクト。
一度見たらなかなか忘れられないのではないでしょうか?
「招福」の名のとおり、ご利益がありそうです。

ちなみに紙袋にも猫が描かれています。

稲豊園 招福猫子まんじゅう

稲豊園 招福猫子まんじゅう

数年前にその存在を知ってから、ずっと食べたいと思っていたおまんじゅうを食べることができ、大満足な2025年の猫の日でした。

「招福猫子まんじゅう」の「猫子」は、「和菓子」等を指定商品として2022年6月15日付で商標登録されています(登録第6572445号)。

貴社も大事な商品・サービス名を商標登録しませんか?
商標登録に関するご相談、ご依頼は、こちらからお気軽にどうぞ。
もちろん個人のお客様も大歓迎です。(さくらもち)

YOINED

  • 2025年03月05日
#商標

 普段何気なく目にする商標について紹介します。今回紹介するのは、UCC上島珈琲株式会社の「食べる」コーヒー、YOINED(ヨインド)です。

 少し前になりますが、特許庁の広報誌「とっきょ」Vol.63にも紹介記事が載っていました。別の記事も参考に付けておきます。今回はリニューアル再販のようです。

 ちょっといいお値段なので(6枚入り2700円(税込)→1枚450円!)しばらく躊躇していましたが(笑)、自宅でUCCのカプセル式コーヒーマシンを利用していることもあり、試しに購入してみました。

UCC上島珈琲「食べる」コーヒーYOINED (ヨインド)

 外装は、みたところ板チョコのようなパッケージです。開封して実物をかじってみると、中身もやはり一枚ものの板チョコのような感じになっています。左がMELLOW BROWN(コーヒー豆配合量15%)、右がCRAZY BLACK(40%)です。

UCC上島珈琲「食べる」コーヒーYOINED (ヨインド)

 MELLOW BROWNの方はそれほどコーヒー豆っぽさを感じなかったのですが、CRAZY BLACKの方はコーヒー豆の味わいが強く感じられました。付属のパンフには「余韻に包まれるから、その名はヨインド」とありますが、しばらくの間、確かにコーヒーの余韻に浸ることができました。

 ちなみに、特許庁の広報誌に載るくらいなので当然かもしれませんが、YOINEDには特許技術が生かされています(特許6849552)。「手軽にコーヒーの香りや味を楽しむことのできる、コーヒーを用いた食品」を世に出すために、なんと20年もの月日が費やされたとのこと。いつもの飲むコーヒーとはまた違った感覚を味わってみてはいかがでしょうか。
(blink)