「知財ビジネスマッチング」という言葉を聞かれたことはありますか。
自社の知的財産権は、必ずしも自社がオリジナルで作り出すとは限りません。他社の開放特許を利用して新たな商品を開発するという可能性もあります。使われていない休眠特許を保有している企業のシーズと、自社の商品開発に利用できる特許技術を求めている企業のニーズとを引き合わせて新たな知財ビジネスを創出することが知財ビジネスマッチングです。
例えば中部経済産業局のホームページに、知財ビジネスマッチングのガイドブックが掲載されています。
https://www.chubu.meti.go.jp/b36tokkyo/sesaku/chizai_businessmatching/matching_toppage.html
以前、CBCテレビ(中部地方の放送局)の番組「ゴゴスマッチングTV」でも、知財ビジネスマッチングの事例が紹介されました。
https://hicbc.com/tv/gogosumatchingtv/
使われる企業によって、同じ開放特許の基礎技術が全く別の商品に利用される可能性があります。基礎技術と別の技術とを組み合わせて新たな発明が生まれることもあるようです。最近、知財ビジネスマッチングは、知財戦略の一つの形として注目されています。
ご検討の際には弊所にご相談ください。(コナン)