今日の発明 ~圧力釜~

  • 2019年08月22日

#今日の発明

 今日(8月22日)と関連の深い発明について紹介します。今回紹介するのは、圧力釜(圧力鍋、Pressure cooker)です。

 圧力釜というと、私が子供の頃、母がよく、玄米を炊くのに使っていたことを思い出します。この圧力鍋を発明したのが、フランスの物理学者であり発明家のドニ・パパンです。パパンは圧力調理器の発明者ですが、蒸気機関の先駆者としても知られています。

 ドニ・パパン(Denis Papin)は1647年の今日(8月22日)、フランス中部の都市ブロワで生まれました。いったんは医者になったものの、数学や力学への興味が捨てきれず研究生活に入ります。その後はイギリスにわたり、1679年(今から340年前)、蒸気圧を利用した調理器を発明しました。

 もっともこれは、調理器というよりも調理設備というべき大きなものだったようです。以後250年間、圧力調理器は、このような業務用サイズのままだったのです。
 その後、1938年になって、アメリカのアルフレッド・ビッシャー(Alfred Vischer)が家庭用の圧力釜を特許出願し、大戦後はアメリカのライフスタイルとともに全世界に普及しました。
 一方、日本では、これとは全く別の流れで圧力釜が普及したようです。というのも、日本では戦前から玄米食が推奨され、玄米を柔らかく炊ける圧力釜が国産化されていたからです。

 大戦時は戦火を交えた両国ですが、経緯は異なっても、同じように圧力釜が普及したというのが興味深いところです。(blink)

詳しくは、以下のリンク等を参照して下さい。
1)ドニ・パパン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%91%E3%83%B3
2)圧力鍋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A7%E5%8A%9B%E9%8D%8B

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