「エレキソルト」は、減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させるスプーン型、お椀型のデバイスで、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明先生の研究室とキリンホールディングス株式会社による共同研究で開発されたものです。現在は、実証実験中、2023年の発売を目指しているそうです。
エレキソルトは、独自の電流波形の電気味覚技術を搭載し、スプーンやお椀に微弱な電流が流れることで効果を発揮するものです。年末年始にテレビを見ていたところ、いくつかの番組で取り上げられていて、注目しています。
特許がありそうだな、と思い調べてみたところ、出願人が学校法人明治大学、宮下芳明先生が発明者になっている電気味覚関連の出願が2件ありました。(特開2021-045399、特開2019-212799)
また、「エレキソルト」の商標が、キリンホールディングス株式会社から出願されており、現在審査中のようです。(商願2022-088846)
塩分摂取過多と言われる日本人。最初は医療、介護分野からの導入になりそうですが、手頃な価格で買えるようになったら、ぜひ試してみたいと思います。(マロン)
参考記事:明治大学 2022年度プレスリリース