自動運転の無人タクシーがあることをご存じでしょうか?
それは日本ではありませんが、アメリカのサンフランシスコやロサンゼルスといった都市部で実際にGoogleと同じAlphabet社傘下のWaymoという会社が自動運転タクシーを事業化しています。日本でもすっかり浸透しているUberタクシーと同じように、アプリをダウンロードし、自分の乗車場所と目的地を入力するだけで、Waymoが通常のタクシーのように迎えに来てくれます。アプリの登録でクレジットカード情報も紐づけされるため、決済は乗車後に自動的に行われ、支払いの手間もありません。
先日、友人が実際に乗車したのですが、運転席に人がいないことが不思議だが、通常のタクシーと変わらず目的地まで安全にたどり着き、アメリカでは必須のチップが不要で運転手に気を遣う必要もなく快適と言っていました。通常のタクシーと異なる点は、ドアの開閉をアプリ上で行い、シートベルトを締めると自動で動き出し、乗車してから自分の好きなジャンルの音楽を設定でき、到着予定時間を把握できる点で、より便利に利用できるようです。
Waymo社は世界でも自動運転の先駆けのようで、特許についても第7712751号(自動運転車向けサーマルイメージング)や第6985523号(車両の内部状態の判別と応答)などの数多く取得しています。
日本でも、東京での試験運転が始まっていますが、観光地だけでなく、過疎地での高齢者向けタクシーや、個人所有して足の不自由な人でも運転でき、子供の送迎に利用できるようになると便利だと思いました。自動運転技術がますます進化することに期待したいです。(カモミール)
Waymo – Self-Driving Cars – Autonomous Vehicles – Ride-Hail
Waymo 日本版



