〜初夏〜冷菓を味わう

  • 2019年05月02日
#商標

目に青葉山ほととぎす初鰹。
初夏ですねぇ。
気温が高くなると、とたんにアイスクリームを食べたくなります。

先日ドラッグストアでアイスクリームのショーケースを覗いてみたところ、いつもは各商品均等に並べられているところを、この日はケースの1/3ほどのスペースを写真の商品に占められていました。「カカオ72%」の表示もさることながら、この商品を勧める店側のムードに推され購入してしまいました。

グリコ「ジャイアントコーン 大人のチョコレート」です。
今回の商品は、2019/03/25にリニューアルされ、4種類のバリエーション中最新のものでした。
長年親しまれている商品ですが、立体商標登録されているのですね。

第4181891号
登録日:平成10年(1998)8月28日

お味は、チョコが多め甘さ控えめの、表示通り”大人のチョコレート”でした。(タイム)

ららぽーと名古屋みなとアクルス

  • 2019年03月22日
#商標

 2018年9月28日に名古屋市港区にオープンしたショッピングモール「ららぽーと名古屋みなとアクルス」、オープンから半年が経過した今でも安定した人気が続いています。ところでこの店の名前には2つの商標が入っています。1つ目は三井不動産株式会社の出願による「ららぽーと」。ショッピングモールの指定役務(第35類)としては、平仮名の「ららぽーと(商標登録第5906031号)」の他、英字の「LaLaport(商標登録第5906032号)」やロゴ(商標登録第5164529号)が登録されています。2つ目は東邦瓦斯株式会社による「みなとアクルス」。ショッピングモールの指定役務としては、商願2018-026076が登録査定を受けています(2019年3月10日現在、登録公報未発行)。なお、「アクルス(AQULS)」は、まちづくりを象徴する「AQUA」「LINK」「SMART」の3つのワードから名付けられた言葉だそうです。人と環境の地域のつながりを育むまちとして期待されています。(コナン)

(参考リンク)みなとアクルス:http://minatoaquls.com/

旭川の地酒

  • 2019年03月12日
#商標

休みを利用して2月上旬に北海道の札幌と旭川へ行ってきました。札幌の雪まつりや旭川の旭山動物園などの観光はもちろん、北海道ならではのグルメも楽しんできましたが、特に気に入ったのは旭川の地酒です。友人宅で男山や国士無双といった旭川の地酒を初めて飲んでみましたが、普段日本酒を飲まない私でも飲みやすくておいしく頂けるお酒でした。歴史のある地酒なので、商標登録されていないか調べてみると男山は商標第2558230号、国士無双は商標1967170号で登録されていました。

上の写真は旭川駅前の風景ですが、駅までも広大な風景が広がるこの旭川で造られた地酒が飲めたのは感慨深い体験でした(ポテト)

“Made in TSUBAME”のカトラリー

  • 2019年03月01日
#商標

先日、買い物の途中、とてもスタイリッシュなカトラリーが並んでいるのが目に留まり、思わず手にとって見てみました。
まずスプーンを持ってみたところ、想像以上に薄くて軽く、持ちやすいものでした。
ひっくり返して裏を見てみると、そこには”Made in TSUBAME”の文字が。
“Made in Japan”ではないところが斬新で気になり、調べてみました。
すると、金属洋食器の生産やステンレス加工の高い技術で広く知られるものづくりの街、新潟県燕市の商工会議所が、燕市、またはその周辺地区で製造された優れた品質の商品に対して、”Made in TSUBAME”の認証を行っていることがわかりました。地域ブランドを前面に押し出したこの”Made in TSUBAME”のマークから、職人さんたちの高い技術で作られた商品としての誇りや自信を感じます。またこちらのロゴマークは平成23年に商標登録されており、”燕”の漢字がモチーフとなっているそうで、とても目を惹く素敵なデザインです。
この日はスプーンとフォークを購入して帰りましたが、今後も”Made in TSUBAME”の商品に注目していきたいと思います。(レモン)

商標登録第5400384号
登録日:平成23年3月25日

さつまいもキャラメル

  • 2019年01月21日
#商標

昨年、大河ドラマ“西郷どん”のご当地、鹿児島へ行ってきました。
さすがに、薩摩というだけあり、薩摩芋関係のお土産が数多く並んでいました.
その中で一番気になったものは、“さつまいもキャラメル”です。
皆さんご存知“ボンタンアメ”のメーカー「セイカ食品株式会社」の製品で、“ボンタンアメ”同様もっちりとしたあの何とも言えない食感で、やさしいおいしさと素朴さに満ち溢れたキャラメルでした。
全国的に知られているのは“ボンタンアメ”ですが、“さつまいもキャラメル”は、箱に「第二十二回(1998年)全国菓子大博覧会 名誉総裁賞 受賞」と明記もされており、そういう意味でもお勧めです。(タイム)

●セイカ食品株式会社のロゴ(キャラメルの箱の右上に明記)
商標登録第1681254号
登録日:1984年4月20日

お菓子のネーミング

  • 2019年01月15日
#商標

先日、六花亭のお菓子詰め合わせセットを購入しました。
9種のお菓子が1つずつ入っているものだったのですが、定番のバターサンド以外、初めて食べるお菓子ばかりで、六花亭のお菓子の種類の豊富さにびっくりしました。
味はもちろん全て美味しかったのですが、「大平原」や「北加伊道」など、ネーミングにもこだわりが感じられ、「きっと商標登録されているのでは?」と考え、j-PlatPatを覗いてみました。
出願人「六花亭製菓株式会社」で検索してみたところ、227件ヒットしました。
思った以上にたくさんの登録商標や、出願済みの商標があり、「どんなお菓子なんだろう」と、名前からお菓子を想像するのが楽しかったです。

写真は、お菓子の詰め合わせが入っていた箱です。このお花の柄も商標登録されていました。(さくらもち)

地域ブランド総選挙

  • 2018年11月20日
#商標

みなさん、「東海・北陸 地域ブランド総選挙」をご存じですか? この総選挙では、各地域の大学生と地域団体商標権者がチームを組み、地域の商品の魅力を「Instagram®」上で発信します。そして勝ち進んだ10チーム程度が決勝戦で新商品や新ビジネスのアイデアのプレゼンテーションを行い、最優秀賞を目指します。決勝戦の日時は12月12日(水)13:00~17:30、場所は名古屋国際センター別棟ホールです。是非ご注目ください!(ランナー)
https://www.chiiki-brand.com/

災害用簡易トイレ

  • 2018年11月09日
#商標】 【#特許

西日本豪雨の発生から100日となる10月14日、倉敷市真備町では犠牲者を追悼する催しが行われたそうです。今でも不便な暮らしを強いられている方がいらっしゃる現実に胸が痛みます。

今年は自然災害が多く、弊所でも防災グッズの備蓄をするなど防災意識を高めています。
水、食品の備蓄など欠かせないことはたくさんありますが、個人的にはトイレの問題が一番気になります。建物が倒壊して仮設トイレが設置されるまでどう凌ぐのか・・。

調べてみました。たくさんの種類のものが販売されているなか、気になるものを見つけました。「ゆうぺーる」という簡易洋式トイレです。蓋付きのバケツのような形状なので、部屋や玄関などに置いて椅子や物入れとして日常生活で使用することもできます。特許取得済、日本製ということで期待できます。(発明の名称:簡易トイレ、特許第4931906号)
同梱されている消臭吸収剤の「ヒノキパック」は登録商標です。(商標登録第5869830号)

自宅に備蓄して不安材料を1つでも減らしておきたいと思います。(すーママ)

参考サイト:http://www.yamato-nb.com/items/u-pail-toilet/up53

タグ付きガニ

  • 2018年10月18日
#商標

こんにちはタイムです。
厳しかった夏も終わりましたが、日中はまだまだ暑いですが、夕方以降は秋らしく気温も低く過ごしやすくなりましたね。

涼しくなると恋しくなるのは温泉です。そして、温泉のパンフレットに載っている各地方の地元料理の写真に目を奪われます。
とくにこの時期になると、“タグ付き〇〇ガニ”というコピーの温泉パンフレットが見受けられます。

“タグ付きガニ”とは地元の漁港で獲れたカニを他と識別するために付けられた、プラスチック製のタグが付けられたカニのことです。
種類としては、「越前ガニ(黄)」、「加能ガニ(水色)」、「香住ガニ(緑)」他多数あります。
カニは、生息地が異なると同じ種類であっても味覚が異なるため、水揚げされる漁港により味覚に差が出るようです。
例えば、同じ松葉ガニであっても、香住漁港で水揚げされる香住ガニの場合は、他のものと違い、深海ミネラル豊富な水深500~2500mで育っているため、甘味が強く瑞々しいのが特徴とのことです。

この秋は、“タグ付き〇〇ガニ”をはじめとした、自然の恵みを食し心身ともにゆったり過ごし英気を養いたいものです。

●上記に挙げたかにの種類中「越前ガニ」は商標登録されています。
登録番号:第5089307号
登録日 :平成19年(2007)11月9日
権利者 氏名又は名称:福井県漁業協同組合連合会

コミコンという名前

  • 2018年09月26日
#商標

スイマーです。
先月、アメリカのサンディエゴ・コミコンがソルトレイク・コミコンに商標権をめぐる裁判で勝訴したという記事を読みました。 “Comic Con”と”Comic-Con”の名称使用の差止めを命じられたソルトレイク側は名称の変更をしたとのことです。
地名+コミコンの名前が付いたイベントは他にも世界中にあり、東京でも開催されています。今後各地のイベント名がどうなっていくのか、成り行きを見ていきたいと思います。

ウィキペディアより
コミコン・インターナショナル