ロールフィルム

  • 2019年07月12日

#今日の発明

7月12日は、アメリカの実業家でイーストマン・コダック創業者である「ジョージ・イーストマン」の誕生日です。
写真撮影に使用する「ロールフィルム」を彼が発明したことにより、カメラへの1回の装填で複数枚の撮影が可能になり、写真フィルムの主流となりました。

近年では、写真撮影はデジタル化が進み、カメラはとても身近な存在になっています。その反面、フィルム式カメラは少なくなりましたが、主にフィルム式カメラを知らない世代によるレンズ付きフィルム(いわゆる使い捨てカメラ)での撮影ブームが起きるなど、フィルムならではの独特の味わいから、根強い人気もあるようです。(シスぞう)


帰属表示:Wolfgang EckertによるPixabayからの画像

Wikipedia:ジョージ・イーストマン

今日の発明~水銀温度計

  • 2019年05月14日

#今日の発明

 今日(5月14日)と関連の深い発明について紹介します。今回紹介するのは、水銀温度計です。

 一昔前は、体温計や温度計といえば、家庭でも学校でも、水銀温度計を使っていたものです。皆さんのご家庭でも、まだ使われているかもしれません。この水銀温度計を発明したのが、ドイツ人の物理学者、ファーレンハイトです。これにちなんで5月14日は「温度計の日」となっています。

 ガブリエル・ダニエル・ファーレンハイト(Gabriel Daniel Fahrenheit)は、333年前(1686年)の今日、ポーランド・リトアニア共和国のポーランド王領プロイセンのグダニスク(現在ポーランド領)で生まれました。
 ファーレンハイトは、1724年、精度が低かった当時の温度計を改良し、高純度水銀を使用することによって精度を高めました。さらに、液体の種類によって沸点が異なること、沸点が大気圧によって変動することなどを発見したほか、温度単位の華氏(ファーレンハイト度)に名を残したことでも有名です。

 有機水銀による健康被害が広く知られるようになってからは、世界的に水銀に対する規制が強化され(注)、また電子体温計などの代替技術が普及するなどした結果、水銀温度計は徐々に使われなくなってきており、歴史的役割を終えつつあるといえそうです。とはいえ、発表されてから優に300年近くも、科学の発展に貢献した重要な技術であることはいうまでもありません。

注:2013年、国際条約「水銀に関する水俣条約」が成立し、水銀製品は2020年以降、製造・輸出入が禁止となります。日本は提唱国でもあり、2016年に批准を完了しています。現在使用中のものは引き続き使用できますが、廃棄する際は注意が必要です。

詳しくは、以下のリンク等を参照して下さい。
1)ファーレンハイトについて:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%88
2)水銀に関する水俣条約:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%8A%80%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E6%9D%A1%E7%B4%84

飛行機の父

  • 2019年04月02日

#今日の発明

4月2日は、発明家クレマン・アデールの誕生日です。クレマン・アデールは、1841年4月2日、フランスで生まれました。

日本では馴染みがないかも知れませんが、蒸気機関を積んだ飛行機を製作し、1890年10月9日には、約50mの飛行に成功したとされています。これは、1903年12月17日のライト兄弟による有人飛行記録より13年も前のことです。

このことから、フランスでは飛行機の父と呼ばれているそうで、「飛行機」を意味するフランス語の「avion(アヴィヨン)」は、彼の試作機の名に由来します。(シスぞう)

Avion III 20050711

写真はアヴィオンIII号(Wikipediaより)
Wikipedia(クレマン・アデール):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%AB

グッドイヤー

  • 2018年12月29日

#今日の発明

12月29日は、発明家チャールズ・グッドイヤーの誕生日です。チャールズ・グッドイヤーは、1800年12月29日、アメリカ合衆国で生まれました。

彼の名前から察しがつきますが、ゴムの加硫法を発明したことで知られています。ただし、タイヤメーカーのグッドイヤー社は、彼にちなんで命名されていいますが、グッドイヤー本人や一族と、法的・資本的な関係はないそうです。

当時、新素材だったゴムを用いた製品は、冬は硬くなり、夏は柔らかくなるように、温度に影響されやすい性質がありました。彼が、ゴムに硫黄などを加えて加熱する工程により、耐熱性を持たせる加硫法を発見したのは1839年のことですが、資金不足による極貧生活や、有毒ガスによる健康被害、度重なる特許侵害に対する裁判など、波乱の人生だったようです。

今では、産業用素材として大変便利に利用されていますが、自動車タイヤはもちろんのこと、当たり前のように身の回りに多くのゴム製品が溢れているのは、加硫法によりゴム産業の発展が始まったからなのです。(シスぞう)

Wikipedia:チャールズ・グッドイヤー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC

今日の発明~邦文(和文)タイプライター

  • 2018年09月20日

#今日の発明

今日(9月20日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「邦文(和文)タイプライター」です。

邦文(和文)タイプライターを発明した発明家・実業家の杉本京太氏は、1882年の今日、岡山県で生まれ、1915年(大正4年)に邦文(和文)タイプライターを発明し、「特許第27877号タイプライター」を取得しています。
1917年には、日本タイプライター株式会社(現キヤノンセミコンダクターエクィップメント株式会社)を大谷仁兵衛氏、杉本甚之助氏とともに創立しています。

英文タイプライターでは、QWERTY配列のキーを打鍵することで活字を紙に打ち付けます。この配列は、今日のコンピューターのキーボードに採用されているものと同じです。
しかし、日本語の文字数は膨大なため、使用頻度を考慮して選んだ2,400字の活字を独自の配列で並べ、前後左右に稼働するバーで選択してつまみ上げ、紙に打ち付ける機構を開発しています。

1980年代に日本語ワードプロセッサーが普及するまで使用されていましたが、日本語独特の特徴から、開発するのは大変なことだったでしょうし、印字できる文字が限られたり、高速でタイプすることが難しかったり、当時のいろいろな苦労が容易に想像できます。同時に、現在使われている日本語変換のありがたみも感じます。

杉本京太氏は、1985年に特許制度制定百周年を記念して選出された、日本の十大発明家の一人になっています。(シスぞう)


By miyamiya‘s file, CC 表示 3.0, Link
※画像はWikipediaより「小型邦文タイプライターSH-280」(日本タイプライター株式会社製造)

・杉本京太:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E6%9C%AC%E4%BA%AC%E5%A4%AA
・十大発明家:https://www.jpo.go.jp/seido/rekishi/judai.htm

今日の発明~ATM

  • 2018年06月23日

#今日の発明

今日(6月23日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「ATM」(automatic teller machine=現金自動預け払い機)です。

ATMを発明したスコットランド人発明家のジョン・エイドリアン・シェパード=バロン(John Adrian Shepherd-Barron)は、1925年の今日、インドで生まれました。
彼は、チョコレートの自動販売機を見て、いつでも紙幣をおろせるセルフサービスの機械を思いついたそうです。
ATMの1号機が設置されたのは1967年6月27日だそうで、今から50年以上も前だということに驚きます。

その後、ATMには預け入れや引き出し以外にも様々な機能が付加され、利用者認証で4桁の暗証番号と共に利用する磁気カードが、ICカードになりつつあるだけでなく、手のひらや指の静脈による生体認証を用いるものが登場するなど、進化を遂げています。

買い物で現金を扱う機会は減る方向にありますが、ATMは銀行だけでなく、駅やコンビニなどにも設置されていることもあり、便利なATMにはまだまだお世話になりそうです。(シスぞう)

・ジョン・シェパード=バロン:http://bit.ly/2JmH7Ge

今日の発明~電卓

  • 2018年03月18日

#今日の発明

今日(3月18日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「電卓」です。
1964年の今日、早川電機(現シャープ)から、世界初となるオールトランジスタ式卓上計算機「CS-10A」が発表されました。
それまで机ほどの大きさであった計算機が卓上型になったことで、小型・軽量化の流れに弾みを付けるインパクトのある製品でしたが、重量は25kgもあり、価格は535,000円と自動車が買えるほど高額でした。現在の電卓と比較すると、想像しがたいかも知れません。
その後、トランジスタに替わってICやLSIが採用されるようになり、電卓は小型化・高付加価値化されていき、パソコンや携帯電話が電卓機能を備えるようになりました。
東京オリンピックが開催された年1964年(昭和39年)は、日本の電卓元年とも言われています。また、「CS-10A」は日本の情報処理技術の発展を示す歴史的文物として、2011年に情報処理技術遺産に認定されています。
・Wikipedia – 電卓:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%8D%93
・情報処理技術遺産 – CS-10A:http://museum.ipsj.or.jp/heritage/CS-10A.html
・Google – 電卓:https://goo.gl/xJ9bKM

蓄音機

  • 2017年12月06日

#今日の発明

今日(12月6日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「蓄音機」です。
1877年の今日、アメリカの発明家として知られるトーマス・エジソンは、自身が発明した蓄音機「フォノグラフ」で録音・再生することに成功しました。つまり、今日はオーディオの誕生日と言えます。

リンク先(Wikipedia)では、初めて録音された「メリーさんのひつじ」を聞くことができます。トーマス・エジソン:https://goo.gl/jZIWDc
日本では、これを記念して「音の日」として制定されています。(シスぞう)