ハッと一息!
弁理士、特許技術者、商標実務者、図面作成者、業務管理者が書き込みます
テレビを発明した人々
テレビ技術と関連の深い発明家について、ご紹介します。
一人目は、ロシア系アメリカ人の発明家、ウラジミール・ツヴォルキン(Vladimir Zworykin、1888-1982)。彼は、ブラウン管によるテレビ送受信システムや、電子顕微鏡を発明したことで知られています。サンクトペテルブルクの工業大学で学んだ後、ロシア革命後にアメリカに移民し、その後ウェスティングハウスやRCAなどで働きながら、長くテレビ技術の開発に携わりました。引退後、アメリカ国家科学賞を受賞しています。
二人目は、アメリカ人のフィロ・ファーンズワース(Philo Farnsworth、1906-1971)です。ファーンズワースは、電子顕微鏡開発を手掛けるなどし、300もの特許を国内外に保有していた著名な発明家です。
二人のテレビ技術は、ともに1936年のベルリンオリンピックで使用されるほど完成度は高かったようです。
この他にもたくさんの発明家の努力があって、今日の高品質テレビ技術が製品化していることに共感します。 (blink)
詳細は以下リンク先(Wikipedia)をご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウラジミール・ツヴォルキン
https://ja.wikipedia.org/wiki/フィロ・ファーンズワース
二重構造の陶磁器カップ
先月の事になりますが、今年の父の日も家族で食事&何かプチギフトを用意しようと雑貨屋さんへ足を運んだところ、父の日ギフトコーナーで気になる陶磁器のカップを見つけました。
外箱の説明によると、二重(中空)構造のため保冷、保温に優れていて結露しにくく、電子レンジOK、食洗機OKとのこと。そして「製造特許取得商品」「清山窯」とあり、カップの底には商標らしき「キーポ」「清山」という文字が。
非常に気になります。(特許事務所員あるある)
おなじみJ-PlatPatで調べてみました。
「キーポ」は登録商標(第4291591号)で、登録日は平成11年7月9日。権利者は株式会社清山でした。この権利者名で特許検索をしたところ、二重構造の焼物容器に関する特許出願が2件ヒットしました。20年ほど前に出願されていましたが、いずれも拒絶査定となっていました。特許にはなりませんでしたが、製法は普及して多様なカップが作られ定番商品となっているようです。日本の技術を垣間見られる良い商品に出会えました。
父から使用感など特にコメントはありませんが、晩酌や食後のお茶にと出番が多いようなので、そこそこ気に入ってもらえたのかなぁと思っています♪(すーママ)
夏時間
こんにちは、タイムです。
梅雨も明け、いよいよ夏が始まりましたが、ここ名古屋では梅雨明け後すぐに盛夏かと思われる気温が続いています。
先日、早起きをし、活動開始時間を早めたところ、気温も低く出勤する人の数が少なく地下鉄もゆったり乗ることができ、とても快適でした。
欧米では、現在夏時間ということで、国際出願(特許、意匠、商標)に関する問合せ先である世界知的所有権機関(スイス)への電話による問合せ時間も、先月は日本時間17時以降でしたが、今月7月に入ってからは16時以降になりました。
季節により国全体で時間が変わるという事は、日常生活と業務上で一体どういった影響があるのだろうか、と思いを馳せつつ個人レベルで夏時間で行動をすることで心身ともにより快適な夏が過ごせるような気がします。
呼吸する靴:GEOX
いよいよ暑い夏がやってきました。みなさんは、暑い日に履く靴の中の熱気や蒸れを不快に感じたことはありませんか?何か良い靴はないか探していたところ、この不快感を軽減できそうな靴をネットで見つけ、購入してみました。GEOXという、イタリアの靴メーカーのスニーカーです。

靴底のつま先側部分に50~60個の穴が開いています。この穴を通じて靴内外で換気され、靴の中の蒸れが軽減されます。また、防水透湿機能をもつ膜(メンブレン)が靴底と中敷きの間に設けられており、靴底の穴を通じて靴の中の熱気を蒸気とともに外へ逃がしつつ、外からの水の侵入を防ぐことができるそうです。GEOXのWebページでは「呼吸する靴」と紹介されています。

この靴の靴底を見ていて、かかと部分に「WORLD P.C.T. PATENT」の文字があることに気づきました。中敷きには、「ITALIAN PATENT」の文字も見えます。


特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)で調べてみると、「GEOX S.p.A.」名義で、通気性の高い靴に関する数十件の特許が日本で取得されていることがわかりました。そのうちの多くが、特許協力条約(PCT:Patent Cooperation Treaty)に基づく国際出願制度を利用したものでした。
このスニーカーを数日履いてみましたが、確かにつま先周りが涼しく感じられました。今年の夏は、快適に過ごせそうです。(ヒロ)
働き者の土偶
昨年のことになりますが、岡山県備前市日生町にある「BIZEN中南米美術館」に行ってきました。この美術館には古代アメリカ大陸で作られた大変貴重な土器・土偶等が展示されているのですが、その展示物が愛嬌のあるものばかりなのです。
カカオ豆柄の服を着た土偶、不思議なポーズのヘソイノシシの土偶などなど。
古代の人々と「面白い」「かわいい」という感覚を共有した気分になり、ぐっと展示に引き込まれていきました。
さてこちらの美術館は、展示物の一つであるヘソイノシシの土偶(エクアドル出土)をキャラクター化し、日生の町おこしや、エクアドルと日本をつなぐ活動をしています。
J-PlatPatで調べてみると、このキャラクターの名前である「ペッカリー」という標準文字商標(商標登録第5622917号)と、図形商標(商標登録第5641062号)が登録されていました。町おこしと国おこしを一手に担うとはなんとも働き者の土偶です。

写真はヘソイノシシの土偶です。これがどのようにキャラクター化されているのか気になった方は下記リンク先(J-PlatPat)で検索してみてはいかがでしょうか。(さくらもち)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
サッカーロシアW杯開幕!
4年に一度のサッカーW杯が開幕しました!今回の大会にはW杯史上初、正確な判定のためのビデオ判定システム(ビデオ・アシスタント・レフリー)が導入されています。ビデオ・アシスタント・レフリー(VAR)とは、映像を見る限り明らかに間違っていると思われる判定があった場合は、無線を通じて主審にそれを知らせることができる審判のことです。将来的には、複数のカメラを駆使してIT技術+人工知能(AI)による完全ロボット審判も可能なのでは?なんて思いますが、いかがでしょうか?(^^;) これについては開発されているかは不明ですが、最新のIT技術を取り入れたサッカー関連の特許出願は昨今増えているとのことです。何はともあれ、がんばれ日本!
(バレリーナ)
今日の発明~ATM
今日(6月23日)と関連の深い発明についてご紹介するこのシリーズ。今回は「ATM」(automatic teller machine=現金自動預け払い機)です。
ATMを発明したスコットランド人発明家のジョン・エイドリアン・シェパード=バロン(John Adrian Shepherd-Barron)は、1925年の今日、インドで生まれました。
彼は、チョコレートの自動販売機を見て、いつでも紙幣をおろせるセルフサービスの機械を思いついたそうです。
ATMの1号機が設置されたのは1967年6月27日だそうで、今から50年以上も前だということに驚きます。
その後、ATMには預け入れや引き出し以外にも様々な機能が付加され、利用者認証で4桁の暗証番号と共に利用する磁気カードが、ICカードになりつつあるだけでなく、手のひらや指の静脈による生体認証を用いるものが登場するなど、進化を遂げています。
買い物で現金を扱う機会は減る方向にありますが、ATMは銀行だけでなく、駅やコンビニなどにも設置されていることもあり、便利なATMにはまだまだお世話になりそうです。(シスぞう)
・ジョン・シェパード=バロン:http://bit.ly/2JmH7Ge
すり切れた刻印
スイマーです。
20年以上使い込んできた道具箱の留め金にこんなものを見つけました。
小さくてわかりにくいのですがちゃんと番号が読み取れます。
滅多に使わない箱とはいえ、今までこんな刻印があることに気が付きませんでした。
日常生活の中で目に飛び込んでくる知的財産の証。
古い物から新しい物まで、探せばまだまだたくさんありますね。
堂島ロール
今回は、ある商標権侵害訴訟について書きます。洋菓子などの製造販売を行う「モンシェール」(大阪市)が2007年に「堂島ロール」を商標登録し販売を展開していましたが、その商標権を侵害したとして「堂島プレミアム」にロゴマークの使用差止と損害賠償を求めていた訴訟についてです。2018年4月17日、大阪地裁は、堂島プレミアムロールのロゴは堂島ロールの高品質版という印象を消費者に与え、混同を生じさせるものであるとして差止と販売利益分3426万円の支払いを命じました。堂島ロールファンとしては、ほっとしました。
ブログを書いていたら、また食べたくなりました。(YA)




