地域の知的財産を保護する地理的表示(GIマーク)

  • 2026年01月28日
#GIマーク】 【#地理的表示

お土産にいただいた個包装の「いぶりがっこ」をよく見たら、「地理的表示GI 農林水産大臣登録 第79号」と記載されていました(写真のパッケージ右下)。

いぶりがっこ

地理的表示保護制度とは、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。(地理的表示(GI)保護制度:農林水産省

地理的表示「いぶりがっこ」の登録の公示によると、『「いぶりがっこ」は、大根の乾燥工程を燻製で行うという秋田県独自の製法で造られたたくあん漬けで、原料は国内産の大根を用い、仕込みにあたって使用する食品添加物は自然由来のものを基本とし、甘味料としてサッカリンおよびその塩類、着色料として食用黄色4号および食用黄色4号アルミニウムレーキ、保存料としてソルビン酸およびその塩類は用いないもの』とのことです。(いぶりがっこ|産品紹介|地理的表示産品情報発信サイト
消費者としては、似た商品の中からより品質の高い商品を選びたいとき、GIマークの表示が役立ちます。原材料や添加物に関する規定が明確であれば、安心して食べられますね。

以前取り上げた「岩手切炭」の記事にある通り、地理的表示(GI)保護制度下では、登録内容を満たす産品にのみ「地理的表示(GIマーク)」の使用が可能なため、品質を守る産品(商品)のみが市場に流通することになります。
地理的表示は、産品が一定の品質を満たしているという国のお墨付きであり、他商品との差別化が図れることで、生産者やブランド価値を守ることができます。

ちなみに、愛知県産品では、「八丁味噌」「豊橋なんぶとうがん」「豊橋花穂」が、地理的表示産品として登録されています。(シスぞう)
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ジブリと温泉街

  • 2026年01月21日
#商標

2025年最後の国内旅行先は長野県にある「渋温泉」でした。
名古屋からJRしなので約3時間、長野駅から長野電鉄の特急で45分。

行く前に「渋温泉」をネットで検索したところ、「千と千尋」とセットの検索候補があることに気が付きました。
なぜ千と千尋?と思って検索したところ、渋温泉にある金具屋という宿が「千と千尋の神隠し」のモデルになったとされているためだとか。
確かに実物はジブリの世界観を感じるような建物でした。

今回金具屋の予約は取れなかったため別の宿に泊まりましたが、渋温泉でやりたいことが1つありました。「九湯めぐり」です。
渋温泉に宿泊した人のみが利用できる9つの外湯があり、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながら巡るものです。
宿で祈願手ぬぐいを購入すると見覚えのある文字が目に留まりました。

巡浴祈願

右下の「商標登録第1565863号」がどうしても気になり、部屋に荷物を置いてすぐにJ-Plat Patで検索していました(笑)。商標は1979年に出願された「巡浴祈願」でした。

歴史的温泉街で商標と出会えるとは思いもせずビックリしたとともに少し嬉しい気持ちになりました。(うさぎ)

「熊」とわたし

  • 2026年01月07日
#商標

12月12日に、2025年の「今年の漢字」が発表されました。
2025年は「熊」。
確かに、特に下半期は、熊に関するニュースを聞かない日はないほどでしたね。

「熊に関する思い出は何かあったかな?」と自分の一年を振り返ってみたところ、夏の終わりに「奥飛騨クマ牧場」に行ったことを思い出しました。

奥飛騨クマ牧場は、岐阜県の新平湯温泉にある、クマの動物園です。

奥飛騨クマ牧場

園内にはたくさんのツキノワグマがおり、エサをあげることができます。
「わたしにください」と手を挙げてアピールするクマ、
ただ口を開けて、口にエサが投げ入れられるのを待つクマ、
柵の真下で、おこぼれを待つクマ、
エサに興味が無く、足を掻いているクマなど、個性が溢れていました。

奥飛騨クマ牧場

奥飛騨クマ牧場

奥飛騨クマ牧場

こちらは、上のほのぼの姿とは一転、鋭い爪がよくわかる野性味を感じる姿です。

奥飛騨クマ牧場

2026年は、熊にとっても人間にとっても、不幸な事件・事故が少しでも減ることを願います。

「今年の漢字」は、第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授」等を指定役務として、2009年7月10日付で商標登録されています(権利者:公益財団法人日本漢字能力検定協会、登録第5247080号)。
(さくらもち)