【#特許】
クレームブリュレとは、フランス語で「焦がしたクリーム」という意味で、プリンと似たデザートです。一般的なプリンとの違いは、表面に焦がした硬いカラメルが乗っている点です。
オハヨー乳業の「BRULEE」は、本物のクレームブリュレのように表面にパリパリのカラメル層があるアイスクリームです。
特許番号(特許第6732945号)が載っていたので調べてみると、発明の名称は「表面焼成食品およびその製造方法」で、物の発明と方法発明で権利化されていました。概要としては、アイスクリーム(第一の食品)とカラメル層(糖の加熱生成物の層)との間に、チョコレートなどの油脂を含む層(第二の食品)があることで、カラメル層のパリパリ感が維持されるようです。原材料表示を見ると、「チョコレートコーチング」が入っていましたので、これが特許請求の範囲にある「第二の食品」に相当すると考えられます。チョコレートが入っていてもチョコレート味にはならず、あくまでも「ブリュレ」であって、味を邪魔していないところに食品加工の技術力を感じながら、パリパリほろ苦のカラメルを噛みしめました。
お値段はちょっとお高め(セブンイレブンで400円程度)ですが、これから暑くなる季節、頑張ったときのご褒美デザートに、また食べたいと思います。(マロン)