Colemanをご存じでしょうか。キャンプを楽しむ人たちの間では昔から知られているアメリカのアウトドアブランド(会社)です。私が子供のころ家族と行ったキャンプでColemanのガソリン式ランタンを使っていたことを覚えています。そのランタンは暗闇を昼間のように明るく照らしてくれました。それから数十年経ち、自分の子供たちと行くようになったキャンプでも、テーブルや調理コンロ等のColeman製品が活躍しています。写真は調理コンロやガス式ランタンに使用するLPガス缶。赤地に白のColemanロゴが目立ちます。
調べてみると、Colemanは、1900年頃にウィリアム・コフィン・コールマン(William Coffin Coleman)によってオクラホマ州で創業された会社です。当初はガソリン式ランプを専門に扱っていましたが、電灯が普及するようになると、屋外でも使えるガソリン式ランタンを開発し、1914年に「アークランタン」として販売を開始しました。(Wikipedia -コールマン(キャンプ用品)-)。今ではテントを含む様々な種類のColeman製品がキャンプ用品店やホームセンター、オンラインショップ等で販売されています。
J-PlatPatで商標検索すると、権利者が「ザ コールマン カンパニー インコーポレイテッド」(以下、「Coleman社」)の登録商標が136件ありました。日本で最初(1950年)に登録された登録387738号(画像参照)には、太陽のイラストとColemanのロゴ文字との間に「THE SUNSHINE OF THE NIGHT」(夜の太陽)と書かれています。ランタンのことを意味しているのでしょうか。
136件の登録商標の中に、「Coleman」、「コールマン」の文字を含むものは約60件ありました。また、出願人/権利者がColeman社の特許出願は約100件、登録意匠は約110件ありました。多数の知的財産権によりColeman製品・サービスが保護されています(ヒロ)。