働き者の土偶

  • 2018年07月05日
#商標

 昨年のことになりますが、岡山県備前市日生町にある「BIZEN中南米美術館」に行ってきました。この美術館には古代アメリカ大陸で作られた大変貴重な土器・土偶等が展示されているのですが、その展示物が愛嬌のあるものばかりなのです。
 カカオ豆柄の服を着た土偶、不思議なポーズのヘソイノシシの土偶などなど。
 古代の人々と「面白い」「かわいい」という感覚を共有した気分になり、ぐっと展示に引き込まれていきました。

 さてこちらの美術館は、展示物の一つであるヘソイノシシの土偶(エクアドル出土)をキャラクター化し、日生の町おこしや、エクアドルと日本をつなぐ活動をしています。
 J-PlatPatで調べてみると、このキャラクターの名前である「ペッカリー」という標準文字商標(商標登録第5622917号)と、図形商標(商標登録第5641062号)が登録されていました。町おこしと国おこしを一手に担うとはなんとも働き者の土偶です。


 写真はヘソイノシシの土偶です。これがどのようにキャラクター化されているのか気になった方は下記リンク先(J-PlatPat)で検索してみてはいかがでしょうか。(さくらもち)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

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