イヤホンを探して

  • 2022年02月16日

#商標】 【#意匠】 【#特許

先日、以前から使用していたイヤホンが壊れたため、新しいものを購入することにしました。前から気になっていたコードレスのものにしようと、はりきって家電量販店にいったところ、品数のあまりの多さと価格の幅に圧倒されてしまいました。あれこれ悩んだ末に、前とデザインが似ているものを購入したのですが、初期不良なのかBluetooth機能がうまく作動せず、電車内で音が漏れるという恥ずかしい思いをしました。それがトラウマとなり、結局コードが付いたものに買い換えたのですが、これが耳のサイズに合わず、何度も外れるので思い切ってまた新たにコードレスのものを購入しました。それが、こちら。

イヤホン

今回はあえて安価なものを選びましたが、大満足しています。音漏れもなく、耳にもフィットし、大変快適です。高価なものはもっと音が良いのかも知れませんが、慣れればそこまで気になりません。ワイヤレスの便利さに驚いています。

J-plat patで「ワイヤレス イヤホン」と検索したところ特許が194件と意匠が200件、商標が1件ありました。私が購入したものはありませんでしたが、こんな便利なものを発明した人に感謝して大事に使っていきたいと思います。(マリーゴールド)

ガルボ

  • 2022年02月09日

#商標

先日、チョコレート「ガルボ」(株式会社明治)を購入しました。
最初に発売(1996年発売)されたときの形は棒状で、チョコの染み込み具合が絶妙だったことを思い出しました。
時が過ぎ現代になると、かつては箱に並んで入っていたものが、パウチに入ったコロッとした形状に変身していました。

明治チョコレート ガルボ

通勤通学で食べやすく、コロナ禍にあってはリモートワークのお供として気に入っています。コーティングで指が汚れない形状です。
チョコレートの含浸製法が核となるこの商品は、核は変わらず、まとう衣を変化させつつ長きにわたり人々に親しまれ続けています。(タイム)

●登録商標
商標(標準文字):ガルボ
登録番号    :第5431592号
登録日     :平成23(2011)年 8月 12日

讃岐うどん

  • 2022年02月02日

#商標

 こんにちは、ヒロです。
 先日、義妹夫婦が帰省先の香川県で買ってきた讃岐うどんをお土産に貰いました。

讃岐うどん

 職業柄、パッケージの商標は登録されているのかどうなのかが気になります。
 裏面に記載されている製造者「石丸製麺株式会社」をキーワードに調べてみると、パッケージ上部の「石を丸で囲んだ図形」(第5064997号)と下部の「讃岐伝統の味/石丸」(第5061692号)が登録されていました。

讃岐うどん商標 讃岐うどん石丸製麺

 2つの商標が商標権によって守られています。今後もこれらの商標に同社の信用が蓄積されていくことでしょう。

 本場の讃岐うどんだけあって、もっちりとした強いコシのある食感でとてもおいしかったです。
 いつか香川県に行ってうどん屋巡りをしてみたい、という思いが高まりました。

のどのケア

  • 2022年01月27日

#意匠

 先日、龍角散(粉末タイプののど薬)を購入しました。これまで、喉が乾燥し、いがらっぽくなった時は、のど飴を舐めていましたが、喉の不調にはこの薬がよいという話を聞き、早速試してみました。確かに、のど飴以上に喉のスッキリ感が持続し快適です。この冬は、うがいに加えて、龍角散で喉を健康に保ちたいと思います。

龍角散

 こののど薬は粉末タイプであるため、商品には粉を掬うスプーンが付いています。スプーンには、掬った粉が口の中にさっと落ちるよう、穴が3つ設けられており、このデザインは意匠登録されています(意匠登録第1573114号、意匠登録第1574669号)。
(さくらもち)

龍角散スプーン

ポカヨケ ~ うっかりミスを防ぐ工夫

  • 2022年01月20日

#商標】 【#実用新案】 【#特許

よく見るテレビ番組に、Eテレで放送されている「0655」と「2355」があります。
内容は日によって違うのですが、「ポカヨケ」について紹介されることがあります。「ポカヨケ」とは、工場などの製造ラインに設置される、作業ミスを防止する仕組みや装置のことです(Wikipediaより)。
うっかりミスをさす「ポカ」を防止するための、絶対に気付く仕組みである「ポカヨケ」は、トヨタ生産方式の基本概念のひとつとして有名かも知れません。日本国外でもそのまま「Poka-Yoke」と呼ばれることがあるそうです。

番組では、大きなタンクの中を掃除するために、デッキブラシを持って中に入る際、デッキブラシに紐をつなぎ、その紐をタンクの外に出しておくことで、デッキブラシの出し忘れを防ぐ「ポカヨケ」などが紹介されています。このようなちょっとした工夫で、大きなミスを防げるのです。

J-PlatPatで「ポカヨケ」を検索すると、34件の特許・実用新案と、10件の商標がヒットします。
工場の製造ラインに限らず、どんな仕事にもミスはつきものです。私も「ポカヨケ」で工夫しながら、日々の仕事をこなしたいと思います。(シスぞう)

ポカヨケ – Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%AB%E3%83%A8%E3%82%B1
Eテレ0655:https://www.nhk.jp/p/e0655/
Eテレ2355:https://www.nhk.jp/p/e2355/

書き初めの思い出

  • 2022年01月12日

#特許

スイマーです。
幼い頃通った書道教室では、書き初めには市販の墨汁ではなく墨を擦って墨液をつくっていました。
磨っても磨っても水っぽく、なかなか理想の濃度と粘りにはならず苦労をした憶えがあります。
容器から硯に注ぎすぐ使える墨汁の手軽さ有り難さ、毎年正月を迎えると感じていました。
その墨汁は1893年に特許がとられています。

墨 – Wikipedia
J-PlatPat 特明2108

商標登録へのアプローチ ~異端児の多様な考え方~

  • 2021年12月27日

#商標

一般に、新しい商品あるいはサービスを開発したら、どんな名前にしようかと、いろんな商標の名前(ネーミング)を検討することになる。
ところが逆に、この名前(商標)を使いたいのだが、どんな商品あるいはサービスを提供する事業を行うかを考える変わった人がいる。

総本山妙満寺

先日、京都旅行に行って神社仏閣を見て回ったとき、「金閣寺」という商標を使いたい、ついてはこの名前をどんな商品に使ったら儲かるか、嬉しいかを考えたいという人に出会った。「金閣寺味噌」、「金閣寺のお茶」、「金閣酒」などである。その名前のイメージにふさわしい商品を販売していきたいとのこと。商標+商品で稼げる事業を決めたいというわけだ。
このような商標へのアプローチもこれからの時代はありであろうと思う。まずは検索、調査から始めよう。(おにぎり)

アキレススティック

  • 2021年12月22日

#商標

 無添加良品「アキレススティック」は、私の家の犬が大好きな、鳥すじ肉を原材料とするスティック状のドッグフードです。商品の説明書きによると、(1)噛む力を鍛え、健康を守る、(2)天然タンパク質で健康を維持、(3)楽しく噛んでストレス発散、という効能があります。私は犬に、毎日、朝と夜、他の総合栄養食やジャーキー類と混ぜて与えるのですが、最初にアキレススティックをくわえて少し離れた場所に運び、自分のスペースを確保してから一生懸命に噛みます。天然素材のため大きさや形にばらつきがあります。大きいピースと小さいピースとでは数倍の差があり、特に大きいピースのときには時間をかけて楽しんでいます。

アキレススティック

 今年(2021年)の秋頃に商品がリニューアルされ、パッケージのロゴが従来の「無添加良品/アキレススティック」から「無添加良品/アキレススティック+(プラス)」に代わりました。それに先立ち、販売者であるドギーマンハヤシ株式会社は、従来の図形文字商標(商標登録第5147261号)に加えて、標準文字の「アキレススティック」(指定商品=ペットフード、飼料)を商標登録出願し、拒絶理由通知の応答を経て登録されました(商標登録第6285888号、令和2年8月28日登録)。「アキレススティック」が全体で一連一体の商標として需要者・取引者に知られていることが審査官に認められたようです。(コナン)

生麺うまいまま製法

  • 2021年12月15日

#特許

 東洋水産株式会社の「マルちゃん正麺」は、麺が美味しくてお気に入りのインスタントラーメンの一つです。

マルちゃん正麺

 パッケージには「生麺うまいまま製法」と書かれており、裏面には特許番号が載っていました。

生麺うまいまま製法

 調べてみると、この特許は、早期審査で特許査定となっています。特許査定後、日清食品ホールディングス株式会社が請求人となり無効審判が請求されており、請求項1が無効、請求項2~10については審判請求が成り立たず権利確定となっています。また、本件に基づく分割出願が第4世代まで行われており、いずれも登録されています。さらに、日本出願を基礎出願としてPCT出願にて国際出願もされています。

 日頃なにげなく食べていたラーメンが、特許制度をフル活用して守られている技術に支えられていたと知ると、今まで以上に美味しく感じられるような気がしました。(マロン)

キャッシュレス決済

  • 2021年12月08日

#商標

みなさんは現金派ですか?キャッシュレス派ですか?
私は今年本格的にキャッシュレスデビューをしました。今までクレジットカードは使っていましたが、高額な買い物やオンラインショッピングの時だけでした。

キャッシュレスはクレジットカードだけで無く、交通系ICカードやモバイル決済など様々な方法があります。その中で私が主に使っているのがクイックペイ(QUICPay)です。

クイックペイ

クイックペイを選んだ理由の1つはスマートフォンで決済が出来るからです。
設定も簡単でiPhoneにあるApple Walletにクレジットカード情報を登録するだけで使えます。
常にiPhoneを持ち歩いている私にとってスマートフォン決済が可能なクイックペイが好条件でした。

クイックペイや他のキャッシュレス決済にもあるのですが、支払が完了した際に音がなる仕組みになっています。例えば、交通系ICカードで改札を通る際「ピッ」と音がしますよね。それと同じようにクイックペイを使うと「クイックペイ」と音声が流れます。

クイックペイを使うたびに耳にすることと、知的財産に係わる仕事をしていることから「もしかして音商標で出願又は登録されているかもしれない」と思いJ Plat-Patで調べてみました。
すると、株式会社ジェーシービーが今年の7月に出願していました。(商願2021-85332)
商標名記事が「本商標は、「クイックペイ」という電子的な\音声が聞こえる構成となっており、全体で\約1秒間の長さである。」となっています。

キャッシュレスも時代にあった支払い方法なのかと思いながら今後も使用したいと思います。(うさぎ)

電子マネー【QUICPay(クイックペイ)】|QUICPay
QUICPayの使い方|QUICPay
J Plat-Pat 商願2021-085332